10年前から事務所(と6年前からは住まいも)を人形町に移してから撮影している桜です。定点観測すると同じように見えても微妙に変化があったりします。この間撮影に使用したカメラもRICOH GR-Digital2から始まってCanon EOS7D、Olympus E-P2と代わり、今はFujifilmのX-Pro1とX-M1で撮影していて、カメラの個性がこの微妙な変化を生んでいる事も大きいです。

2013年に7DとE-P2を手放して手に入れたカメラX-Pro1は、Fujifilmが満を持してリリースしたXシリーズの最高機種で独自開発したAPS-Cサイズのセンサーを搭載するミラーレス機です。フィルムメーカーらしく往年のフィルムを再現したフィルムシュミレートが撮影する楽しさを与えてくれます。見た目もレンジファインダーライクなデザインなので所有欲も上がりますし。笑)この後にこのカメラとレンズ共有できるサブカメラ(コンパクト機の代わり)としてX-M1も購入するのですが、こちらは鞄の中に入れっぱなしにしていて、気づいた時にすぐ撮れるようにしています。iPhoneのカメラでも良いのですが、後々の記録とするのであればマニュアルで想いのままに撮れるカメラの方が、断然良いと思うからです。

今回の桜の撮影では、二台を併用しました。無理な体勢で撮影する時はライブビュー付きのX-M1を、じっくり味わって撮影する時はX-Pro1を(笑)それぞれ使い分けています。さらに夜桜で手持ち(ブレ易い)なので解放値の高い明るいレンズ標準レンズXF35mmF1.4と広角なXF18mmF2の二つのレンズを使い分けています。このくらい明るいレンズだと、手持ちでもシャッタースピードを上げられるので背景をぼかしながら手前の花びらをマクロで撮る事ができて楽しいです。

僕くらいの未熟なテクニックだとカメラの能力に負うところが大きくて、如実に結果が出ますね(笑)もっと腕を上げたいです。。

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