今回のシンガポールは、個人的には3回目の訪問だったのですが、前回が8年前ですから街の様相もだいぶ変わり、マリーナベイを中心としたリゾート開発(Marina Bay Sands, Gardens by the bayなど)はもちろん、開明的な環境保全プログラム(Southem Ridgesなど)、国民の90%が住宅所有者(マンション含む)であり、その根底を支えている住宅開発局”HDB”の最新事例(The Pinnacle@Duxtonなど)、世界最先端のバーチカル&スカイグリーンの事例(PARKROYAL on Pickering)、日本人建築家がマスタープランを計画した商業施設(VIVO CITY)など見学したいものが目白押しで、これらの見学や体感から得た情報を”引き出し”として、今後の仕事に役立てられればと。 また、単に見学だけでは面白くないので、ローカルフードのレストランやホーカーズ、Barなども時間を見つけては立ち寄り、その街のローカルな空気感みたいなものも感じながら、自分たちが楽しむことを忘れずに(笑) 廻ってきました。
ベースになるホテルですが、マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)に泊まりました。シンガポールで、今一番ホットなホテル&リゾートですが、後述するパークロイヤルオン・ピッカリング(PARKROYAL on Pickering)も素晴らしく、次回はこちらかなと w マリーナベイ・サンズは、ラスベガスのカジノオペレーターであるサンズが2010年に開業したカジノ&リゾート。設計は、ルイスカーンのお弟子さんでもある Moshe Safdie。「世界で最も高いところ(地上200m)にあるプール=Infinity Pool」で一躍有名になったホテルで、日本でもSMAPがCMのロケ場所として使ったので有名ですね。この名物プールに入場するには「宿泊しないと入れない」事と裏庭にあたる「ガーデン・バイ ザ ベイ Gardens by the bay」も見学目的だったこともあり迷わずこちらにしました。