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デザインカフェ・ブログ
株式会社デザインカフェの代表・主宰者の
平澤太のブログです。デザインワークの
現場のことから趣味の事まで、思ったこと、
考えた事などを書いています。

写真は先月28日にオープンした「ダイニングバーとしません」のエントランス写真。見ての通り非常に混沌とした環境の中に入口がある訳ですが、設計を開始する前(クライアントと一緒に現場調査したとき)に同時に店名のグラフィックをどう処理するか?この仕事では大きなテーマだったのですが、僕が思いついたのは「サインそのものに輝度を持たせてシンプルに処理する事」でした。発光させるだけでなく輝度を持たせるとなると自ずと手段が限られてくるのですが、今回使用したのはネオン。昔ながらのオーソドックスなサインマテリアルですが、今年に入って結構多用しています・・・続きはmoreで
ネオンを使う最大のメリットはコストです。LEDより安価で加工が容易な事、そして色数が豊富な事です。ネオンは広く知られている通り、管径が8~15mmくらいで選べる上、着色管(ガラスに塗られた塗料で色分け)から従来の透明管(発光体で色を変える)トランスもインバーターの小型のタイプもあって用途に応じて使いやすいのが特徴です。今回のロゴタイプはネオン使用を前提としたグラフィックを試みようと考えました。

グラフィックデザインは、今回もcosydesignの佐藤浩二くんに依頼しました。彼にはネオンの特性を伝えた上で、グラフィックとしてみたときに「3Dと2Dに差異が出ないデザイン」をオーダーしています。ちなみに「ダイニングバーとしません」はカジュアルなダイニングバーで「海賊船」をテーマに空間やグラフィックのデザインをおこしているので、このグラフィックも「波間に浮かぶ海賊船」を「キャッチーに読める」デザインとしています。カタカナとひらがなでデザインする事は個人的には多分初めて。
商空間におけるグラフィックデザインの難しさは、多分「サインに置き換えるときにサインでつくれるデザインになっているかどうか」だと思うのですがグラフィックデザイナーの多くはサインマテリアルをよく知りません。2Dで表現する事が前提ですから、どういう素材で処理するかどうかまで考えてくれるデザイナーは少ないんですね。幸い、今回お願いした佐藤くんはオーダーする際に細かく聴いてくれるので、ずれは殆どないのですが今回はあらかじめ使う素材を限定してデザインを起こした訳です。通常とは逆の行程でデザインしているのですが、置き換えの際もデザインやバランスを崩さなくいけましたし、面白いものがつくれたかなと思っています。。

この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。
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