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デザインカフェ・ブログ
株式会社デザインカフェの代表・主宰者の
平澤太のブログです。デザインワークの
現場のことから趣味の事まで、思ったこと、
考えた事などを書いています。

先月MNPを使って機種交換したMedia Skinの事を書きます。購入して1ヶ月弱になりますが、リリースが決まってからほぼこれにしようと決めてMNPに踏み切ったので、キャリアの違いからくる違和感はともかく、プロダクトとしては概ね気に入っています。写真の通り色はブラックをチョイスした訳ですが、これは僕の持ち物とのバランスを考え質感的にも一番ソフトだったことが決め手になりました。
僕はワンセグやお財布ケータイも必要としていませんでしたが、デザイン意図を貫く為にこれだけ外部要素を削っていると普段は気がつかない不便さに気ついてしまいます。販売前から周知の事実でしたが、フリップを開かないと何も出来ないこと。カメラを撮影するときも然りですが、フリップを開けたままカメラを撮影しなければならず、インターフェイス的にお世辞でもアクセシビリティが良いとは思えません。また、時刻の確認(スリープモードからの)や着信/メール有無の確認も然りで、フリップアクションを起こさないと何も出来ない訳です。
二つ折りが主流である現在の携帯電話のデザインの中で、ストレート型を除けば殆どの二つ折り携帯はこのアクセシビリティの解決を図らないといけない訳ですけど、それらの多くはショートカット的なボタンを設けたり、何らかしらのスイッチが付いていますよね?このMedia Skinの場合デザインの初期段階からフリップ式だったそうですが、デザイナーの強い意志でアクセシビリティを多少犠牲にするのであれば、盛りだくさんに詰め込みすぎた機能を限定させるべきだと思います。特にカメラは、横に構えるにもフリップが邪魔でこれ一台でカメラとケータイを兼用するユーザーが気の毒です。(ちなみに僕はこのカメラは殆ど使いません)あと、ボタン。これはメールをヘビーに使うユーザーには致命的でしょう。僕が過去愛用していた小型ケータイpreminiよりも遥かに押しにくい・・・
・・とネガティブな部分を並べてみましたが、今の携帯電話はこのぐらい割り切ってデザインしないダメなのでしょうね。使いにくいか、機能が限定されるか?高次元にデザインを成立させて機能と両立させるということは凄く難しいような気がします。全て表の部分に(物理的に)出て来てしまう。Media Skinを購入している人は、多分この物理的なスイッチが表に出て来ていないスマートな部分を気に入って購入していると思うのです。先に書いたネガティブな部分と天秤かけてデザインを選んでいると思いますし、auのデザインプロジェクトとしてリリースしている訳ですから、このぐらい割り切っていいと思うのです。
携帯電話はこれから多様化していくでしょうね。デザインの優れたものやインターフェイスが優れたもの(誰でも使える)はメーカーも差別化してリリースしていますが、これ以上に細分化されていくんだと思うのです。1台で多機能にするのが今までの主流(ケータイに限らずデデジカメでも言えますが)でしたが、デザインでいえばこのMedia Skinくらい強い意志で優劣を決めてデザインしないといけないのでしょうね。。
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