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FRONT -プロパガンダ・グラフ誌-

FRONT -戦時中のプロパガンダ・グラフ誌- photo: kamihira_log |Designcafe-Blog
Photo: 幻のグラフィックデザイン誌:FRONT -kamihira_log-より
Creatve Commons

写真は第二次大戦中の日本で制作された対外プロパガンダ・グラフ誌「FRONT」の表紙です。ブログで紹介したDESIGN=SOCIALの中にも、プロパガンダとデザインの関係が書かれているのですが、近代日本の政治とデザインの関わりを考えた時に、この「FRONT」が果たした役割は非常に大きかったと言えます。以前国会図書館で目にした事があるのですが、片面A3の大型誌で、装丁も含めてビックリするようなクオリティで、国(当時の陸軍が創刊に関わる)が採算度外視で日本の軍事力や国策を喧伝する為でだけに創られたとあって、70年も前によくこんな仕事をしたなと度肝を抜かれた記憶があります。「FRONT」について以下wikipediaより引用しますが・・

ソ連の対外宣伝誌『CCCP НА СТРОЙКЕ建設のソ連邦ソ連邦建設)』(1930年創刊)を参考に企画された(その「日本版」を目指した)写真グラフ雑誌。発行に係わった「東方社」とは1941年内閣情報部陸軍参謀本部(第八課)の意向で設立された対外宣伝プロダクションである。『FRONT』はその豊富な資金力により極めて上質な体裁で刊行された。レイアウト、紙質、印刷などグラフ雑誌としてのクオリティも極めて高く、日本の国威や軍事力を対外的に誇示する狙いから掲載写真作品にはフォトモンタージュなどの合成写真技法で飛行機の数を実際よりも増やしたり、エアブラシでの修正などを行った。これらの写真のクオリティは戦前における最高の技術レベルといえる。制作にかかわった主な者は、以下のとおり。

美術グラフィックデザイン)では、原弘、多川精一、小川寅次、今泉武吉、蓮池順太郎、高橋錦吉ら、写真では、木村伊兵衛渡辺義雄、菊池俊吉、濱谷浩渡辺勉、光墨弘、大木実、林重男、薗部澄、風野晴男、桂小四郎、関口満紀、西野和夫、坂口任弘、辻潤之助ら

蒼々たるメンバーですね。

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