Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Helsinki / Porvoo 2017 Vol.05 | Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築

アカデミア書店の吹き抜け上のトップライト

アカデミア書店の2階のカフェ・アアルト(Cafe Aalto)

ヘルシンキ中央駅

ヘルシンキ中央駅は、フィンランドの鉄道VRや地下鉄、トラムの駅、バスターミナルなどが集まり、ヘルシンキの交通の玄関口として、一日に約20万人もの人々がこの駅を利用されているフィンランドで最も利用客のある建物の1つです。

ヘルシンキ中央駅の外観。フィンランドの鉄道VRや地下鉄、トラムの駅、バスターミナルなどが集まるヘルシンキの交通の玄関口

1860年に開業。初代駅舎の設計はスウェーデン人のカール・A・エデルフェルトの手によって完成しました。後年徐々に手狭になっていき、1904年に新駅舎のデザイン・コンペが行われ、エリエル・サーリネン(エーロ・サーリネンのお父様)の新駅舎案が採用されます。サーリネンの駅舎案はナショナル・ロマニティズムと呼ばれるフィンランドのナショナル・ロマンティシズムを前面に出したデザインで、当時から見てもかなり古典的な様相から批判が殺到したようです。

この当時のフィンランドは、ロシアとの対外的な干渉から立ち上がってきた時期ですから、ロシア帝領時代に教育を受けたサーリネンとしては複雑な気持ちだったのでしょうね。

その後同業の建築家達からの批判を聞き入れたうえで、徹底的な計画変更を行い鉄筋コンクリートを使用した現在の駅舎案を1909年に完了、これを元に建設が行われ10年後の1919年に新駅舎が完成します。その面影が現在の外観になります。

ヘルシンキ中央駅のプラットフォーム

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (6)

ヘルシンキ中央駅のプラットフォーム

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (8)

ヘルシンキ中央駅のホールの内部の様子

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (9)

ヘルシンキ中央駅のホールの内部の様子

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (10)

ヘルシンキ中央駅のプラットフォームに向かうホールの様子

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (11)

ヘルシンキ中央駅のプラットフォームに向かうホールの様子

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (12)

ヘルシンキ中央駅のプラットフォームに向かうホールの様子

サーリネンにとっては、初期の出世作とも言える近世フィンランドを代表する名建築なのですが、サーリネン本人は、このヘルシンキ中央駅の完成でナショナル・ロマンティシズムから脱却し、モダニズム様式に傾倒していきます。そういう意味でも非常に貴重な建築とも言えますね。

marimekko aleksinkulma

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (14)

Marimekko Aleksinkulma。マリメッコの路面店では最も大きな店舗

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (15)

Marimekko Aleksinkulma。ヘルシンキ中央駅からストックマン(Stockmann)方面に歩いてくるとこんな感じで見えてきます。

フィンランドといえはmarimekko。街の主要な場所、ショッピングモールには必ずと言っていいほどお店があり、観光客を中心に賑わっています。ヘルシンキは比較的古い建物が多いため、リノベーション&コンバージョンによってお店にしているところが多いように見受けられます。ちなみに向こうではファブリックからアパレル、カトラリーまでなんでも揃っていて見ていて飽きません。ちなみに僕たちも買い物を楽しみましたが、この店ではありませんでした。笑

Marimekko Aleksinkulma
所在地: Aleksanterinkatu 50, 00100 Helsinki, フィンランド
時間:営業終了時間: 20:00
電話: +358 44 7194834

 

Akateeminen Kirjakauppa(アカデミア書店)

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (19)

アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)が1969年に設計したアカデミア書店(Akateeminen Kirjakauppa)

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (21)

アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)が1969年に設計したアカデミア書店(Akateeminen Kirjakauppa)

フィンランド、そして20世紀を代表するモダニズム建築家アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)が、1969年に設計したアカデミア書店(Akateeminen Kirjakauppa)。この国内最大の書店は、エスプラナーディ通りの老舗デパートであるストックマンの隣にあり、アアルトの建築めぐりのスタートとして最適な場所です。 

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (20)

訪問したのは週末。目の前では各々が料理を持ち寄りストリートパーティーが開かれようとしていました。

建築家アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)が、1969年に設計したアカデミア書店の吹き抜け部分

アカデミア書店の吹き抜け上のトップライト

アカデミア書店の吹き抜け上のトップライト

内部はビアンコの壁で覆われ、コリドールの三層吹き抜けの開放的な空間。天井には、彫刻のようなトップライトが並んでおり、この空間を印象付けます。光に腐心したアアルトらしい演出です。天井は波のようにゆるやかなカーブの造形があり、正面入口のドアには波が重なり合ったようなハンドルがついています。この辺の遊び心(波はアアルトのアナグラム)を失っていないところがアアルトの魅力だったりします。

アカデミア書店の2階のカフェ・アアルト(Cafe Aalto)

アカデミア書店の2階のカフェ・アアルト(Cafe Aalto)

アカデミア書店の2階奥には、アアルトの名前がついたカフェ、カフェ・アアルト(Cafe Aalto)があります。小さいお店ですが、大理石のテーブルやブラックのレザーのアントチェア、artekの名作”GOLDEN BELL”など、アアルトゆかりのプロダクトが使用されています。ちなみに映画『かもめ食堂』で、サチエ(小林聡美)さんがミドリ(片桐はいり)さんと出会って「ガッチャマンの歌」を歌ったカフェとしても有名(笑)です。

Akateeminen Kirjakauppa
所在地: Pohjoisesplanadi 39, 00101 Helsinki, フィンランド
時間: 開店時間: 土 9:00
電話: +358 20 7608999

 

KAMPIN KAPPELI(静寂の礼拝堂)

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (26)

ナリンッカ広場にあるKAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)

ワールド・デザイン・キャピタル ヘルシンキ(WDC)」を記念して2012年に完成。日々の忙しさから静粛を求めるために造られた礼拝堂で、フィンランドのローカルアーキテクトであるK2S 設計事務所が設計しています。もみの木を積層させた大きな酒樽のような外観が印象的な建築で、カンピ・ショッピングセンター前のナリンッカ広場という賑やかなにカンピ地区に計画されました。

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (33)

KAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)見る角度によってフォルムが異なるユニークなデザイン

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (28)

KAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)開口部のディティール。外壁部の積層材の厚みがあり痺れるディティール

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (31)

KAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)の内部。もみの積層材のテクスチャーコーブ照明のようなトップライトの柔らかい光が印象的

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (30)

KAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)のろうそく。祈りにろうそくは欠かせません

第一印象はとてもフィンランドらしい着想の建築。「光が感知できない暗闇」と「無音の静粛」は現代を生きる殆どの人が日常生活で経験できないと言われている中で、ヘルシンキのような都会の中で静粛を求めるためにこのような優しい建築を建てることは意味がありますからね。心の平穏といってもいいかもしれない。そうなると丸っこい優しい形状も頷けますよね。

KAMPIN KAPPELI(カンピ静粛の礼拝堂)
所在地: Simonkatu 7, 00100 Helsinki, フィンランド 
電話: +358 9 23402018

 

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (36)

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)の外観。別名「ロックチャーチ」中の様子がうかがい知れない建築です

フィンランドは、豊かな森と氷河期から形成された湖、そして岩山が自然の象徴とされていて、このテンペリアウキオ教会は「可能な限り自然の岩を残す」をコンセプトに設計されています。設計したのはティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟で、1969年に完成しました。

グランドラインがいく部下がったところにあるのは、自然の岩山を掘削しているためで、円形状に抜かれた上にガラスとスチールで組み上げられたドーム型の天井が被されています。

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)

テンペリアウキオ教会の1F部分。岩を掘削している跡が残っています

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (39)

テンペリアウキオ教会。エントランスから直線上の先にステージがあり、この日はピアノの演奏が行われていました

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (44)

テンペリアウキオ教会の天蓋。ダイナミックで岩との対比が印象的

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (41)

テンペリアウキオ教会2階席から天蓋を眺める

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (43)

テンペリアウキオ教会の2階席からステージを眺める

フィンランドの人々は自分たちの国にある豊かな自然をとてもリスペクトしていて、その豊かな自然を再生可能で持続性を伴った形で、寄り添いながら暮らしています。特に冬の夜が長いフィンランドでは、日中の光の取り込み方に腐心している建築が多く、結果として人工的な照明に頼らなくても十分に明るい内部空間が実現されています。この建築は自然に対しての危機感があまりなかった時代に建てられていますが、無理がなく、アノニマスだけど堅実な設計でとても印象に残りました。

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukion kirkko)
所在地
: 
Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, フィンランド

 

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (47)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)の外観

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (55)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)の展示室につながるスロープとトップライト

1992年に建築設計コンペによってタイポロジーを駆使したアメリカ人建築家スティーヴン・ホールの設計案『chiasma』がえらばれ、実現した現代美術館です。chiasmaとは視神経の中枢で交差する場所のこと。当初、フィンランドなどスカンジナビアゆかりの建築家の勝利が期待され、周辺環境やフィンランドの風土にマッチした美術館が要請されていましたが、現代美術館という大きな観光資源としての要請が勝ったのかもしれません。実際、スティーヴン・ホールの代表作として、僕らも見に来ているわけですからね。笑

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (48)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)の展示室につながるスロープとトップライト

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (49)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)の展示室につながる通路

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (54)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)のチケットカウンター

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (51)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)のサインと壁面の装飾

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (52)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)の展示室につながる階段

比較的規模が小さい美術館でもあるのですが、開かれた美術館という印象で開放的な造りですが、計画当初は周辺環境に馴染めず、俗物的な建築としてフィンランドの人には映ったのかもしれません。アアルトやサーリネンのような派手さはないけれど、堅実な建築を求めていたわけですから。最終的には、観光資源としての期待が勝りスティーヴン・ホールの設計案を受け入れたような気がします。実際、スティーヴン・ホールの代表作とされていますし、こうやって遠路はるばる僕らも見にいっている訳ですからね。笑

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (57)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)ミュージアムショップ

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (58)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)ミュージアムショップとカフェの間にあるレストスペース。

Helsinki Architecture / ヘルシンキの建築写真 (59)

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)のミュージアムカフェ”Cafe Kiasma”。

KIASMA(国立現代美術館キアズマ)
在地: Mannerheiminaukio 2, 00100 Helsinki, フィンランド
開店時間: 10:00
電話: +358 29 4500501

 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Reported by Futoshi Hirasawa 
 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Vol.04 | Alvar Aalto STUDIO

アアルトスタジオの正面外観

アアルトスタジオの正面外観

アアルトスタジオの裏側

アアルトスタジオ、中庭からのビュー

アアルトスタジオ、食堂を外から眺める。

アアルトスタジオの中庭から眺める

アアルトスタジオの中庭から眺める。

アアルトスタジオの隣地

アアルトスタジオのサインプレート

1Fトイレの建具

1F食堂へ向かう廊下の照明

2Fのワークスペース(製図室)。往年の状態で残されており、製図板や各種定規などの道具と当時のドローイングを見ることができます。

天井が傾斜して片流れの屋根になっているのは、ハイサイドから差し込む太陽の光を天井に反射させて、室内を明るくするため。

2Fのアアルトの仕事部屋。作品展示と膨大なドローイングの原本が保管されています。

アアルトの仕事部屋の棚にある膨大なドローイングのアーカイブ

アトリエスペース。アアルトの石像や建築模型、スツール60をはじめとするartekのチェアやテーブルやパイオミチェアがずらりと並んでいます。

アトリエスペースから中庭を眺める

アトリエスペースから中庭越しに食堂がある棟を眺める

アトリエスペースのサッシュとカーテンレールのディティール

アトリエスペース中庭側の開口部

アトリエスペースは、照明器具の検証や家具のサイズ感、所員のミーティングなどに活用されていたそうです

アアルトの仕事部屋を別角度で

ワークスペースと階段

ワークスペースより中庭を眺める

1Fの食堂。

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸からスタジオ・アアルトへ

自邸からスタジオへは徒歩で5分くらい。とても近所にあります。アアルトの自邸の竣工から20年後の1955年、自邸から歩いて10分ほどの場所に新しいスタジオをつくりました。ヘルシンキ工科大学やフィンランド国民年協会などの大規模プロジェクトを手がけはじめ、自邸の仕事場では手狭となってしまったためで、敷地の傾斜を活かしてつくられた中庭が広がるアトリエスペースには、パイミオチェアやスツール60、アルテックの名作椅子やテーブルがずらりと並んでおり、アアルトがデザインした照明や、曲げ木のサンプル、建築模型や貴重な図面も展示されています。 

アアルトスタジオの正面外観

アアルトスタジオの裏側

アアルトスタジオ、中庭からのビュー

アアルトスタジオ、食堂を外から眺める。

アアルトスタジオの中庭から眺める。左がワークスペース。

アアルトスタジオの中庭から眺める。正面がワークスペース

アアルトスタジオの隣地

 アアルトのスタジオの建築形状は、コの字型をしており1Fにアアルト財団のオフィス(昔はMTGスペース)と食堂、車庫、トイレがあり、スタジオの中枢であるワークスペースは全て2Fにあります。RCと組積と木造のハイブリッド構造です。傾斜地を巧みに活用して計画されていることもあり、中庭からだと1F部分が埋没して見えます。このランドスケープとの関係性がアアルトスタジオの魅力の一つになっています。

アアルトスタジオのサインプレート

1Fトイレの建具

1F食堂へ向かう廊下の照明

1Fの食堂。ここで食事をまかなっていたそうです。帆布がシェードになっていて美しい照明になっています。

2Fのワークスペース(製図室)。往年の状態で残されており、製図板や各種定規などの道具と当時の模型やドローイングを見ることができます。

天井が傾斜して片流屋根になっているのは、ハイサイドから差し込む太陽の光を天井に反射させて、室内を明るくするため。

2Fのアアルトの仕事部屋。作品展示と膨大なドローイングの原本が保管されています。

アアルトの仕事部屋の棚にある膨大なドローイングのアーカイブ

アトリエスペース。アアルトの石像や建築模型、スツール60をはじめとするartekのチェアやテーブルやパイオミチェアがずらりと並んでいます。

アトリエスペースから中庭を眺める

アトリエスペースから中庭越しに食堂がある棟を眺める

アトリエスペースのサッシュとカーテンレールのディティール

アトリエスペース中庭側の開口部

アトリエスペースは、照明器具の検証や家具のサイズ感、所員のミーティングなどに活用されていたそうです

アアルトの仕事部屋を別角度で

ワークスペースと階段

ワークスペースよりエントランス側を眺める

とても機能的で、働きやすい環境を腐心して創ったことがディティールからも見えてきます。このスタジオも自邸もフィンランド湾にほど近い場所にあり、ヘルシンキの中心地へも20分程度で行くことができます。この周りの環境と静粛さが相まって、このスタジオの魅力を生み出している部分も見逃せません。

 アアルトのアトリエ(スタジオ・アアルト)はガイドツアー(英語/€17)でのみ見学ができます。(火〜土曜/5月〜9月 11:30〜と12:30〜の2回/10月〜4月 11:30〜の1回)所要時間は約40分。ガイドツアーのあと、写真撮影や自由見学ができます。個人で見学する場合は予約は不要。

 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Reported by Futoshi Hirasawa 
 

 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Vol.03 | Alvar Aalto House

ヘルシンキ中心街から4番トラムに乗ります

4番トラムの車窓の風景。

4番トラムの車窓の風景。

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸正面

アアルト自邸の作業スペース。もともと自宅兼スタジオとして活用していたので、奥にライブラリースペースがあります。

アアルト自邸の作業スペースからダイニングへアクセスする引き戸。日本の建築からインスピレーションされたそう。

アアルト自邸。作業スペースから二階へのアクセスは暖炉を格納した階段で。その奥にライブラリーがあります。

アアルト自邸のダイニングエリア。

アアルト自邸のダイニングにあるピアノ。奥さんで同じ建築家のアイノ・マルシオのデザイン。自分のデザインのピアノがあるなんて素敵だなあと。

アアルト自邸のダイニング。スタジオスペースの反対側からのビュー。

アアルト自邸のダイニング。スタジオスペースの反対側から視点を変えて。

アアルト自邸のダイニングの書棚。

アアルト自邸のキッチンダイニング。意外と狭いですがとても機能的。

アアルト自邸のキッチン。ここは進入禁止エリアでした。

アアルト自邸の2階の子供部屋。

アアルト自邸の2階の寝室。

アアルト自邸の二階にあるラウンジ。冬の長い夜はここで過ごすことが多かったそうです。

アアルト自邸の二階にある、アアルト夫妻の寝室。

アアルト自邸の二階の窓。豊かな自然が広がっています。

アアルト自邸のライブラリースペース。

アアルト自邸のスタジオスペースにあるアアルトのデスク。ワーカーホリックではなかったようですが、近所にスタジオを移した後もここで仕事をすることが少なくなっかたようです。

スタジオスペースの別ビュー

アアルト自邸の収納。

アアルト自邸のラウンジエリア。座るとこんな感じ。

裏庭からの外観。木造と組積造のハイブリッドで粗い仕上がり。

アアルト自邸。裏庭からの外観。

アアルト自邸の外観。蔦で覆われてしまった壁。

アアルト自邸の正面側の外観。壁に隔てられており、勝手口といった感じ。

アアルト自邸ファサード面。

バーチ材の外壁のディティール。下端まで返しがあって丁寧な納まり。

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)を足跡を辿る

翌日は、Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸とスタジオを見学にヘルシンキ郊外へ向かいました。モダニズムの巨匠の一人であるアルヴァーアアルトは、フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家、都市計画家、デザイナーであり、その活動は建築から家具、ガラス食器などの日用品のデザイン、絵画までと多岐に渡リます。 また、建築家、デザイナーとしての立ち位置に止まらず、プロダクトマニファクチャーである artek (アルテック) をパトロンや元所員と一緒に立ち上げたデザインプロデューサーとしての足跡も残しています。

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸とスタジオを見学

アアルトの自邸は1935-36、アアルトが37歳の年に計画、建設されました。大学卒業後はしばらくユヴァスキュラやトゥルクなど地方都市を拠点として活動していましたが、仕事や家族に恵まれるようになり、ヘルシンキへの移住を考えるようになったそうです。アールトは、仕事に便利で自然環境にも恵まれた場所を探し、ヘルシンキ郊外のムンッキニエミという閑静なベイエリアに自邸を建てました。ヘルシンキの中心街からムンッキニエミ地区までは、4番トラムが直通しており停留所から歩いて2分くらいの場所にあります。

ヘルシンキ中心街から4番トラムに乗ります

4番トラムの車窓の風景。

停留所おり、歩いてアアルトの自邸へ

Alvar Aalto(アルヴァーアアルト)の自邸正面

アアルト自邸のスタジオスペース。もともと自宅兼スタジオとして活用していたので、奥にライブラリースペースがあります。

アアルト自邸のスタジオスペースからダイニングへアクセスする引き戸。日本の建築からインスピレーションされたそう。T型定規がオブジェのごとく飾られています。

アアルト自邸。スタジオスペースから二階へのアクセスは暖炉を格納した階段で。その奥にライブラリーがあります。

アアルトの自邸は、元々自宅兼スタジオとして建設されたので、エントランスから二手に分かれる動線になっており、一つはスタジオの前室へ、もう一つは自宅のダイニング&ラウンジの廊下へ繋がっています。非常に機能的。自宅兼スタジオは今でもデザイナーが独立するときのスタイルとして定番ですけど、大御所も御多分に洩れず、だったんですね。 

アアルト自邸のラウンジエリア。ガイドさんに説明してもらっています。

アアルト自邸のラウンジにあるピアノ。奥さんで同じ建築家のアイノ・マルシオのデザイン。自分のデザインのピアノがあるなんて素敵だなあと。

アアルト自邸のラウンジ。スタジオスペースの反対側からのビュー。

アアルト自邸のラウンジ。スタジオスペースの反対側から、別の角度のビュー。

アアルト自邸のラウンジ。スタジオスペースの反対側から視点を変えて。

アアルト自邸のラウンジの書棚。ダイニングスペースの間仕切り壁になっています。

アアルト自邸のキッチンダイニング。意外と狭いですがとても機能的。

アアルト自邸のキッチン。ここは進入禁止エリアでした。良いコンディションに保たれています。

アアルト自邸の2階の子供部屋。ベットの下は収納になっています。

アアルト自邸の2階の寝室。

アアルト自邸の二階にあるラウンジ。冬の長い夜はここで過ごすことが多かったそうです。

アアルト自邸の二階にある、アアルト夫妻の寝室。モダンなリビング。

アアルト自邸の二階の窓。

アアルト自邸のライブラリースペース。

アアルト自邸のスタジオスペースにあるアアルトのデスク。ワーカーホリックではなかったようですが、近所にスタジオを移した後もここで仕事をすることが少なくなっかたようです。

スタジオスペースの別ビュー。こじんまりとしたスタジオ。

アアルト自邸の収納。

アアルト自邸のラウンジエリア。座るとこんな感じ。

アアルト自邸のインテリアは、仕事が軌道に乗ってきた頃のアアルトの情熱を感じることができ、それまでの新古典主義的な作風から、モダニズムにシフトし、さらにモダニズムの空間に相反するフィンランドの伝統的材料である木材を用いることで、アールト独自のモダニズムのあり方を模索している感じが色濃く出ています。この後の作品は、ラウンドやアーチが多用されますが、これはサブネーム(偽名)であるアアルトの名前の意味(アアルトはSuomiで波という意味)から着想されているようです。

裏庭からの外観。木造と組積造のハイブリッドで粗い仕上がり。

アアルト自邸。裏庭からの外観。ブリックとバーチ材の外壁のコントラストが美しい家。

アアルト自邸の外観。蔦で覆われてしまった壁。

アアルト自邸の正面側の外観。壁に隔てられており、勝手口といった感じ。

アアルト自邸ファサード面。右側がスタジオスペース、左側が自宅スペースで自宅側は壁でプライバシーを考慮しています

バーチ材の外壁のディティール。軒下はトタンの波板。ランプシェードは住居表示のようです。

建築のデザインも空間同様、後のアアルトの作風を決定づけるモダニズムのアアルト的な解釈が随所に見て取れます。1935年当時の限られた建材を工夫して活用しており、端正なデザインだけど随所に工夫が詰まっていて情熱を感じます。ランドスケープとの連携、緩やかなプライバシーの確保など秀逸なプランニングから生み出される風景は、建築と空間が持つ根源的な価値を改めて感じ取ることができ、アアルトの偉大さが見て取れる住宅です。

Alvar Arlto kotitalo(アルヴァル・アアルト・コティタロ/アアルトの自邸)
住所:Riihitie 20, 00330 Helsinki
TEL:+358 9 481 350
メール予約先:riihitie (at) alvaraalto.fi
アクセス:アールトのアトリエから徒歩約15分/
トラム4「Laajalahden aukio」下車徒歩約5分
ガイド開始時間:火~土曜13:00~、14:00~、15:00~
(5~9月は16:00~も、さらに8月は17:00~も)
休館日:月曜(8月は無休、1月は土曜のみ催行)、12月
入場料:17ユーロ(学生8ユーロ)
※同日にアールト自邸も見学する場合のセット券は30ユーロ(学生14ユーロ)
※2017.8.30時点の情報です

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Reported by Futoshi Hirasawa 
 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Vol.02 | Helsinki Design District / ヘルシンキの街

Design districtと呼ばれるエリア

GLO ART HOTEL近くの街並み

バーやクラブなど、五感を刺激する店が軒を連ねます。

1920年代の建物。中身はデザインスタジオ。

デザイン ディストリクトの車道の風景。

トラムの標識

デザイン ディストリクトの夕景

 ヘルシンキ・デザインディストリクト

Design districtと呼ばれるエリア

デザイン・ディストリクトは、クリエイティブなお店を全て同じエリアに集結させようというアイデアで、2005年に地元の人々が率先して始めたのがスタート。デザイン・フォーラムを中心に、ギャラリー、ファッション、レストランなどアート性に長けた店舗が軒を連ねるエリアで、現在では25の通り、200のお店やデザインスタジが点在します。具体的にはにはジュエリー工房、デザイン・アンティークのお店、ファッションのお店、博物館、アート・ギャラリー、レストラン、ホテル、ショールームなどがあり、「デザイン」をテーマに北欧ならではの切り口で発信しています。

バーやクラブなど、五感を刺激する店が軒を連ねます。

デザイン・ディストリクトの中心はディアナプイスト公園です。ここからカールティンカウプンキ地区、カンッピ地区、プナブオリ地区、ウッランリンナ地区のエリアまで広がっています。自然発生的な運動とはいえ、ヘルシンキの中心地にこのようなエリアが出来、政府が後押しし助成しながら育んでいるのは、ヘルシンキの観光資源が限られているからです。限られた観光資源を最大限に活用する姿勢が、政府支援のヘルシンキガイドの解説にも現れています。

ヘルシンキのデザインディストリクトは、活気あるクリエイティビティの中心で、ヘルシンキの街のまさに中心にあります。フィンランドの首都では、偶然でも意図的でも至る所でデザインの歓迎を受けます。デザインディストリクトは、プナヴオリ、カールティンカウプンキ、クルーヌハカ、カンッピ、ウッランリンナなどのダウンタウンのいくつかの地区に広がり、デザインディストリクトを訪れることで街の探索も楽しめます。

トラムの標識

1920年代の建物。中身はデザインスタジオ。

デザイン ディストリクトの車道の風景。

デザイン ディストリクトの夕景

GLO ART HOTEL近くの街並み

このようなスタジオショップが多く点在。

 デザインディストリクトは、ヘルシンキの一番美しい地区を含んでいます。石畳の通りにユーゲント様式の建物が並び、多くの若いクリエイティブたちが拠点としています。最近のトレンドは、オープンスタジオ。アーティストやローカルに会うこともできます。作業場がそのままショップやギャラリー、カフェになっていて、お店を見ながらコーヒーやワインが楽しめるところもあります。割とこの辺の流れは、カチクラ(御徒町ー蔵前)に点在するショップ、職人、デザイナーの流れに似ていて親近感が湧きますね。

ただヘルシンキが進んでいるのは、街の中心地にこのようなディストリクトがあること。普通、クリエイティブなディストリクトは、ニューヨークでもロンドンでもミラノでもバルセロナでも東京も例外ではないですが、中心地ではなく地価が落ち着いたエリア‥大抵は中心地よりやや外れに点在するのが常です。街の規模がコンパクトなことも起因しているのかもしれませんが、とても羨ましく感じました。

 

Helsinki / Porvoo 2017 Reported by Futoshi Hirasawa 
 

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Vol.01 | ヘルシンキヴァンター空港・GLO Art Hotel

ヴァンター空港のトランジットエリア。大変な賑わい。

列車の内部

列車の内部。折りたたみの椅子。車椅子や自転車が車内に持ち込めるように配慮されています。

列車の入り口

ヴァンター空港駅のプラットホーム

ヴァンター空港駅のプラットホーム

ヴァンター空港のピクト表記

ヴァンター空港のエアポートエクスプレスの入り口

ヘルシンキ・ヴァンター空港

ヘルシンキ ヴァンター空港

FINAIRの往路の機内食。普通に美味しいです。

FINAIRといえばマリメッコ。エコノミーコンフォート以上ではマリメッコとコラボしたアメニティーが貰えます。

フィンエアーの機内

GLO ART HOTELのラウンジの壁飾

GLO ART HOTELのラウンジのライブラリ

GLO ART HOTELに併設されているレストラン。朝食はここで。

GLO ART HOTELに併設されているレストラン。朝食はここで。

今回の定宿、GLO ART。その名の通り地元のアーティストが手がけたアートピースがあちこちにあります。

今回の定宿、GLO ART。ヘルシンキ中央駅から歩いて15分。中世の城を改修したホテル。

部屋の内部

GLO ART HOTELのラウンジ

2017年の定例研修先は、フィンランド・ヘルシンキ&ポルヴォー。

例年に引き続き、海外の都市に赴き”インプットしながら感じ取ってくる”事と”共有知を高める”為におこなっているDesigncafeの研修旅行。それは写真やインターネットの情報で解ったつもりでも、スケール感やボリューム感、空気感、香りなど、五感を働かせて体感しないと理解出来ない事が事が多いからです。今回のテーマは「デザインシティ・ヘルシンキ&世界が注目するノルディック・キュイジーヌを満喫すること」。

アルヴァ・アアルト、エリエル&エーロのサーリネン親子、エーロ・アールニオ、ハッリ・コスキネン、ヘイニ・リータフフタなど建築家やデザイナーを輩出し、artek(アルテック=家具)Marimekko(マリメッコ=テキスタイル)iittala(イッタラ=食器)Arabia(アラビア=食器)jopo(ヨポ=自転車)sunto(スント=アウトドア向け時計)などの個性的なメーカーが育まれるデザインの街、ヘルシンキ。

ノーマ(コペンハーゲン)Lilla Ego(ストックホルム)と並んで注目されているヘルシンキのレストラン。フィンランド料理が美味しいとあまり聞いたことがないだけに、調べに調べて今回はディナーでヘルシンキを代表するレストラン二軒をリザーブし、最終日は二軒の雰囲気と異なるレストランをチョイス。フィンランドの食事を満喫しました。食べることだけは現地に行って体感しないと何もわからないですからね。

FINAIRとヘルシンキ・ヴァンター空港

ヘルシンキ・ヴァンター空港

ヘルシンキ ヴァンター空港

 今回の旅行は、ロケ優先でスケジュールを組んだため、行きは羽田→福岡へ飛び、福岡からFINAIRでヘルシンキへ向かう便、帰りはヘルシンキから成田へ直行する便と変則的なフライトでした。福岡では大変なハプニングがあったのですが、これは最後に。笑

フィンエアーの機内

FINAIRの往路便は、紆余曲折ありエコノミーコンフォート(フィンエアー独自の長距離便に設定されているビジネスとエコノミーの中間クラス。シート間隔が若干広い)で10時間30分のフライト。10時間のフライトを長く感じる方も多いかもしれませんが、極東の日本から10時間でいける場所となると結構限られます。成田〜ドバイでも10時間かかりますし、そう考えると北欧は意外と近いのです。

FINAIRの往路の機内食。普通に美味しいです。

FINAIRといえばマリメッコ。エコノミーコンフォート以上ではマリメッコとコラボしたアメニティーが貰えます。

今回登場した機体は、残念ながらマリメッコデザインの機体ではありませんでしたが、エコノミーコンフォートにアップグレードしたおかげで上記のようなアメニティが貰えました。ブランケットもマリメッコ。CAさんも落ち着いた服装で好感が持てました。

機内食は、特別な感じはありませんでしたが普通に美味しく、フィンランドの食に対する先入観(サーモンばかりで美味しくない)を払拭するイメージでした。

ヴァンター空港のエアポートエクスプレスの入り口

ヴァンター空港のピクト表記

ヘルシンキ空港駅のプラットホーム

ヴァンター空港駅のプラットホーム

列車の入り口

列車の内部。折りたたみの椅子。車椅子や自転車が車内に持ち込めるように配慮されています。

列車の内部

ヴァンター空港のトランジットエリア。大変な賑わい。

ヨーロッパの北の玄関で、北欧最大の空港、ヴァンター。東アジアからのアクセスでヨーロッパにもっとも近いハブ空港です。空港の設えもグレー基調で調和されており、フィンランドらしさが出ています。空港のデザインは、その国に訪れ最初に目にするものですからデザインが大切。色々な国に行くたびに思うことです。フィンランドは北欧唯一のユーロ圏なので、トランジットもユーロ圏とその他で別れており、出国の場合は機械センサーによる自動手続き。ユーロ圏の人は審査がないので、かなり快適な乗り換えができるわけです。

ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までは約40分。途中の風景はさながら北海道みたいで、牧歌的な光景でした。

GLO ART HOTEL 

今回の定宿、GLO ART。ヘルシンキ中央駅から歩いて15分。中世の城を改修したホテル。

今回の定宿、GLO ART。その名の通り地元のアーティストが手がけたアートピースがあちこちにあります。

今回の定宿はGLO ART HOTEL。ヘルシンキを代表するバジェットラインのホテルです。ホテルのランクでは、二年前のバルセロナでお世話になったH10と似ていて、華美なサービスはない代わりに機能的な作りになっています。部屋も綺麗でしたが、かなり狭かったのが残念。 

GLO ART HOTELのラウンジ

部屋の内部

GLO ART HOTELに併設されているレストラン。朝食はここで。

GLO ART HOTELに併設されているレストラン。朝食はここで。

朝食はビュッフェスタイルで、フィンランドの食卓に乗っていそうなものが中心でした。ご飯ものが皆無で、唯一雑穀のお粥がありましたが、見た目よりも美味しかったです。バリエーションも豊富で先入観があっただけにとにかくびっくり、ヨーロッパではバジェットラインのホテルしかほぼ泊まらない僕の中でも三肢に入る充実さでした。旅の時の朝ごはんは大切ですからね。。笑

GLO ART HOTELのラウンジの壁飾

GLO ART HOTELのラウンジのライブラリ

ホテルのバランスとしては、決して悪くなかったのですが北欧特有の税率の高さ(消費税の最高税率は24%!)もあり、割高感を感じました。その印象のほとんどは部屋の広さからくるものでしたが、パブリックもレストランも良くまとまっていて過ごしやすかったので、もう少し部屋の割付が広ければ印象も良くなるのかなと思いました。 

GLO Hotel Art
Loennrotinkatu 29, Helsinki, 00180, Finland
+358 10 3444100

 

 

Helsinki / Porvoo 2017 Reported by Futoshi Hirasawa 
 

 

 

Morocco 2017 Vol.08|Moroccan cuisine مطبخ المغرب モロッコの食

 イスラムの影響の中にスペイン&ポルトガルにも通じるモロッコの食について。

地中海に面したモロッコは、アトラス山脈の湿潤な雨が降ることで良質な水が豊富です。大西洋、地中海と海産物も豊富なので、砂漠や山間エリアとの地域差が見えます。今回はカサブランカを除くとフェズ、シャウエン、メクネスとアトラス山脈の麓を巡ったので食の変化はあまり感じられませんでしたが、どこも美味しくて安く、一週間居ても飽きませんでした。

 

 Brasserie La Tour  “Casablanca”

モロッコ・カサブランカの食事

夜は、トリップアドバイザーで評判の良かった多国籍料理レストランBrasserie La Tourに出かけました。 フレンチ、オリエンタル(タイ、ベトナムなど)モロッカンが店内のシーンの異なる席でもてなすようなレストランです。インテリアにも力を入れており、レストランアワードでも入賞している実力店。確かにインテリアもそれを意識した設えに成っています。

モロッコ・カサブランカの食事

モロッコ・カサブランカの食事

モロッコ・カサブランカの食事

モロッコ・カサブランカの食事

モロッコ・カサブランカの食事

 色々な国の料理が食べられるという事で、カサブランカの食通にも愛されているお店との事でしたが、不通にモロッコ料理をチョイスしました。王道のモロッカンですが、全般的に見た目はモダンで味もスパイス押さえ気味。他の国の料理とのバランスを考えてのことなのでしょうね。ポーションも、この後頂くモロッコ料理と比べても若干減らされている感じでしたが、タジンはボリュームがあり美味。

通常、イスラム圏ではお酒は御法度。シーア派のイラクなどは外国人でも強制されますが、モロッコでは大都市の外国客が良く通う様なレストランに限り、お酒が出されています。ここではビールからスピリッツ、ワインまで大抵のお酒がメニューに並びますが、今回はメクネスワインをチョイス。すっきりとした飲み口で、モロッコの料理にもとても合います。モロッコではこの後もワインを楽しみましたが、マルシェで40DHくらい。お店でも60DH~から出されていて、手頃な価格(日本人には)で楽しめます。

このお店、店名そのものが旅を意識していますが、モダンで美味しい事を考慮してもそこそこの値段なのでこの値段払うなら、港近くのモロッカンにいったほうが旅人的には有り難いかもしれませんね。

Brasserie La Tour
Hotel Sofitel Tour Blanche | Rue Sidi Belyout, Casablanca, Morocco
+212 5224-56200

 

Chez Hakim “FES” 

Fes初日の夕食は、トリップアドバイザーで評判の良かったレストラン Chez Hakimにしました。リヤド、ダル・エル・バリから徒歩5分程度。Fesの旧市街では、モロッコ料理以外のレストランを探す方が酷なのですが(笑)僕的には旅行中ずーっとモロッコ料理でも飽きない自信があるので、迷わずこの店へ。 

欲張りすぎて頼んでしまった事もあり、食べきれず少し残してしまったのですが、 どれもこれも安定の美味しさ。モロッコは野菜も豊富で海産物も肉(豚や肉食動物以外)も豊富なので、自ずとレシピのバリエーションも豊富。今回の旅全体で言えますが、食で外す事は無かったです。美味しいものを食べると印象に残るし、良い思い出になりますからね。ちなみにこれだけ食べて180MAD(=2020円。2017年2月)。

 レストラン Chez Hakim
n 12 El Batha, Rue de la Poste | Fes, Fes 30030
+212 5357-40816

 

The Ruined Garden(ルインド・ガーデン)”FES”

 少し遅い昼ご飯は、The Ruined Garden(ルインド・ガーデン)で摂ることにしました。トリップアドバイザーの評価も良く、またFesのど真ん中にあるにもかかわらず、美しいガーデンに囲まれた中で食事ができます。 

ランチはセットメニューでの提供のみの様ですが、スモールポーションのタパスセットでどれも美味しいです。外で食べるタパスは最高。特にひよこ豆(と何とか豆)のスープは絶品でした。このセットとガス入り水込みで125MAD。

WiFiも完備なので、休憩がてら次の行き先のチェックなんかもできます。常時繋がらないだけに、これがとてもありがたく、迷宮のオアシスのように感じました。笑

The Ruined Garden(ルインド・ガーデン
15 Derb Idrissy Sidi Ahmed Chaoui Medina 30110, Siaj, Fes, モロッコ
riadidrissy.com
営業:  13時00分~21時30分 

  

Chez Racid “FES”

Fes最後の晩餐は Chez Racidにしました。Bab Boujloud “The Blue Gate”から徒歩2分くらい、レストランが並んでいる中の一軒。店毎にテーマカラーが決まっているようで(笑)このお店はブルー。ブルーのお皿が目印です。ゲート近くで人通りが賑やかな場所にあるので、非常に混んでいますが店自体の回転率がとても良いのでそんなに待たずに入れます。

モロッコの夜はカサブランカからFesに至るまで、2月の夜間は結構冷え込むので暖かい料理がなによりありがたく、毎日ハリラ(モロッコのスープ)を頂いていました。ひよこ豆を中心とした具沢山スープなので腹持ちもします。

 出てくる料理は、一見Chez Hakimと同じ伝統的なモロッカンなのですが、こちらの方が大味で少しがっかり。トリップアドバイザーではこちらの方が評価が高いのですが、多分にコストパフォーマンスでの評価なのかなと。個人的には昨晩のChez Hakimの方が美味しかったです。オープンエアーで賑わいのある中で食事が楽しめるので、Fezの空気感を味わうという評価なのでしょうね。さくっと入ってお腹を満たす様な感じの(失礼!)レストランです。ボリュームが多い割にお安く一人60MADあればお腹いっぱいになります。

Chez Rachid

Talaa Seghuira, Fes, Morocco
+212 662-577987

 

Restaurant Beldi Bab Ssour “Chefchaouen”

ちょっと遅めのランチは、日本語ぺらぺらのオーナーが居る不思議なレストランBeldi Bab Ssourで。レストランが少ないシャウエンのメディナで最も観光客を集めるレストランだと思います。伝統的なモロッコ料理の他、イタリア(パスタ)なども提供しています。

全般的に素朴だけど、味のメリハリがあって美味しかったです。店員も皆気が効くしフレンドリー。これにミントティー(無糖)を付けて一人70MAD。リーズナブルで美味しいし、トリップアドバイザーでシャウエン一位なのも納得出来ました。

Restaurant Beldi Bab Ssour
No 5 Rue El Kharrazin, Chefchaouen 91000

 

 

Ryad Bahia (リヤド・バヒヤ)”MEKNES”

シャウエンを発ったのが15:00でFes〜メクネスに到着したのが22:00過ぎでしたが、メクネスの宿は、シャウエンで予約した Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)にお世話になりました。ホテルやリヤドに関して、シャウエンまでは日本で予め予約していたのですが、シャウエンへの往復は交通事情が読めない(CTMのバスは乗車数に限りがあるので、ターミナルで空いている時間のバスチケットを手にするまで、到着時間が読めない)事もあり、現地で予約することにしていました。そんな感じでFes~シャウエンのバスからギリギリ列車に乗り込んで来たので夕飯が摂れず、お腹がすいていたのですが、事情を話すとオーナーさんが「タジンとハリラなら直ぐ出せるよ」と。ありがたく頂きました。後で知った事なのですが、ここはレストランもやっていて、オーナーさん自ら料理。モロッコの家庭料理が味わえます。

 

 

Restaurant YA HALA Meknes “MEKNES”

Restaurant YA HALA Meknesで昼ご飯をとりました。トリップアドバイザーでメクネス最高の評価のレストランです。この日の予定は午後にはカサブランカに戻る予定でしたので、このランチがメクネスでの最後の食事。

僕の旅の経験で水が美味しいということは食事も期待出来、実際そうでした。 ここの料理は全ておいしく衝撃的。オリーブとワインの産地だけあって、今回の旅の中でも(昨晩のBahiaの食事も含めて)食事の印象ではMeknesが一番印象に残りました。

Restaurant YA HALA Meknes
住所: 10 Sidi Amar Bouaouada Sebaghine, Meknes 50030, Morocco
電話番号: +212 649-988816

 

Morocco 2017 Reported by Futoshi Hirasawa

Morocco 2017 Vol.07|Meknès شمكناس メクネスへ

シャウエンからFesへ戻る車窓の風景

シャウエンからFesへ戻るバスの休憩で立ち寄ったターミナルの露天商。焼き鳥好きにはたまらない。

シャウエンからFesへ戻るバスの休憩で立ち寄ったターミナルの露天商。トイレ休憩でこれを買う人が居るのかと。。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。テキスタイルをコーディネートした窓周りはオーナーさんが自ら設えたそう

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。モロッコのスツール”プフ”はFesで同じものを買い求めました

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のハリラ。沁み入る美味しさ

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のチキンとジャガイモのタジン。余りに美味しくて感動しました。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドール。典型的なモロッコの建築様式(中庭がある)

典型的なモロッコの建築様式(中庭がある)Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドール。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面した居室。この部屋に泊まりました。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面した居室。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面した居室。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジ

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジから屋上へ上る階段

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジから屋上へ上る階段

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジの建具

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fのコリドールに面したラウンジ

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fからコリドールを見上げる。この上の階の左側の部屋に泊まりました。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fのコリドールに面したラウンジ

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fの階段。上ります。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。何部屋あるんだ?

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。幾つもの離れが点在している造り

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。

Meknes(メクネス)のメディナの路地。朱色の壁が点在するのが印象的

メクネスのメディナの路地。Bahiaの近く。

El Hedim Square(ヘディム広場)の露天商

El Hedim Square(ヘディム広場)。向こう側に有名なマンスール門があります。

El Hedim Square(ヘディム広場)近くの路地

Restaurant Yahala (レストラン・ヤハラ)の店内

Restaurant YA HALA Meknesのエッグプラント。衝撃の美味しさ。

Restaurant YA HALA Meknesの野菜のタジン。これも美味。

Restaurant YA HALA Meknesの料理

マンスール門。アラベスクのモザイクと象嵌、彫刻が織りなす美しい門です。

マンスール門近くの街並

マンスール門の通用口

マンスール門の通用口

Prison de Kara

Prison de Kara

Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。

Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。

Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。

Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。

Prison de Karaの地下へ向かう階段の壁に彫り込まれた文字。ユダヤ教徒も隔離されていたんですね。

Prison de Karaの壁の一部

El Hedim Square(ヘディム広場)の露天商。ここでお土産のポットを購入

El Hedim Square(ヘディム広場)のカフェにて

El Hedim Square(ヘディム広場)のカフェからマンスール門を眺める

メクネスのメディナの路地。Bahiaの近く。

シャウエンを後にし、Fes経由でMeknes(メクネス)へ。行きと同じCTMのバスでFesに戻り、列車でMeknesへ向かいます。メクネスは城壁に囲まれた都市で、1675年から1728年までアラウィー朝の首都が置かれた古都でFesの西60kmに位置します。アラウィー朝の一連の遺跡やブー・イナニア・メデルサ(イスラム神学校)などで世界遺産に登録されています。 

シャウエンからFesへ戻るバスの車窓の風景


シャウエンからFesへ戻るバスの休憩で立ち寄ったターミナルの露天商。焼き鳥好きにはたまらない。


シャウエンからFesへ戻るバスの休憩で立ち寄ったターミナルの露天商。トイレ休憩でこれを買う人が居るのかと。。

Ryad Bahia (リヤド・バヒヤ)

シャウエンを発ったのが15:00でFes〜メクネスに到着したのが22:00過ぎでしたが、メクネスの宿は、シャウエンで予約した Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)にお世話になりました。ホテルやリヤドに関して、シャウエンまでは日本で予め予約していたのですが、シャウエンへの往復は交通事情が読めない(CTMのバスは乗車数に限りがあるので、ターミナルで空いている時間のバスチケットを手にするまで、到着時間が読めない)事もあり、現地で予約することにしていました。そんな感じでFes~シャウエンのバスからギリギリ列車に乗り込んで来たので夕飯が摂れず、お腹がすいていたのですが、事情を話すとオーナーさんが「タジンとハリラなら直ぐ出せるよ」と。ありがたく頂きました。後で知った事なのですが、ここはレストランもやっていて、オーナーさん自ら料理。モロッコの家庭料理が味わえます。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のハリラ。沁み入る美味しさ


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のチキンとジャガイモのタジン。余りに美味しくて感動しました。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の天井の設え。伝統と格式を感じるインテリア


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。テキスタイルをコーディネートした窓周りはオーナーさんが自ら設えたそう


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。モロッコのスツール”プフ”はFesで同じものを買い求めました


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のレストルームの設え


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の部屋の設え。伝統と格式を感じるインテリア

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)は、今回の旅で泊ったリヤドの中では最も規模が大きく、豪邸を改修してます。あまりに素晴らしく、華美過ぎない設えと相まってムーレイ・イスマイルの情緒を感じる事ができるのですが、なんとオーナー夫妻(奥様の実家)を改修したとのこと。2Fにはオーナー夫妻が住まわれているのですが、設えの手入れ具合に愛着を感じるのは、小さい頃から住まわれていた事も理由なのでしょうね。

典型的なモロッコの建築様式(中庭がある)Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドール。


典型的なモロッコの建築様式(中庭がある)Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドール。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面した居室。この部屋に泊まりました。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面したレストスペース。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)のコリドールに面した居室。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジ。オーナー家族の昔の写真が飾られていたりします。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジから屋上へ上る階段


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジから屋上へ上る階段


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fのラウンジの建具。この向こう側がオーナー家族の居室


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fのコリドールに面したラウンジ


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fからコリドールを見上げる。この上の階の左側の部屋に泊まりました。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の1Fのコリドールに面したラウンジ


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の2Fの階段。上ります。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。何部屋あるんだ?


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。屋上にも部屋が取り囲んでいます。


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラス。幾つもの離れが点在している造り


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望


Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)の屋上のテラスから見たメクネスの眺望

 Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)は、世界遺産指定されているメクネスのメディナの中にあり、Fes同様行くのにかなり迷います(笑) 。中心部にあるので、屋上からの眺望は最高でこのアラウィー朝の古都の様子が良く解ります。今回泊ったリヤドの中では最も大規模ですが、元々は邸宅(オーナー奥様の実家)で比較的新しいということもあり、FesのDar el Baliあたりと比べても華美過ぎない現実的な暮しぶりが垣間みれます。使用人の部屋(屋上の部屋で客室として利用)が名残であったり、木製建具の象嵌の精密さをとってもただの家ではない事だけははっきりしていますが(笑)、フェズーシャウエンーメクネスと400kmくらいの距離感の中にそれぞれの辿った街の歴史や様式の違いを見て取れるのが印象深かったです。

ここのオーナーさんは、旅好きで今でも年に数回はアジアを中心に家族で出かけているそうです。その旅好きが興じて、廃墟になりかけていたこの建物を改修してリヤドを始めたそうですが、リヤドを始める時はこの旅での体験がとても役に立ったそう。コリドールに面したラウンジには、旅の行き先で撮った写真が飾られているのですが、この中に僕が以前行ったこの辺とかの写真もあり、共通の旅先の話で会話も弾みました。賞味24時間しか過ごせませんでしたが、素晴らしいリヤド。東京に来られたら連絡してくださいねとアドレスを渡して後にしました。

Ryad Bahia(リヤド・バヒヤ)
Tiberbarine, Ancienne Medina Meknes, Meknes, Morocco

 

 Meknes 街の風景(メディナ、マンスール門、ヘディム広場)

Meknes(メクネス)のメディナの路地。赤みの多い壁が点在するのが印象的

 メクネスは、ここに住んだアフリカ先住民のベルベル人・メクネッタ族に由来し、モロッコの歴史を語る上で外せない街です。マラケシュ、フェズ程有名ではないかもしれませんが、綺麗な軟水が豊富なのでメクネスワインやオリーブが特産品です。

メクネスのメディナの路地。Bahiaの近く。


メクネスのメディナの路地。Bahiaの近く。

 

El Hedim Square(ヘディム広場)のカフェ


El Hedim Square(ヘディム広場)。向こう側に有名なマンスール門があります。


El Hedim Square(ヘディム広場)近くの路地


マンスール門。アラベスクのモザイクと象嵌、彫刻が織りなす美しい門です。


マンスール門近くの街並


マンスール門の通用口

9世紀に軍事要塞として建設が始まったメクネスは、17世紀にイスラム教のアラウィー朝の首都になるのですが時の王様ムーレイ・イスマイルは地の利があるヨーロッパとの交流に力を入れます。特にルイ14世に深く傾倒したことは有名で、メクネスをヴェルサイユのような街にしたいと考え、大規模な改修を始めます。古い街並みを壊し、ヨーロッパ文化を取り入れた建物を造った訳です。この様式(イスラム+ヨーロッパ風)の建築はヒスパノ・モレスク様式と呼ばれ、街の至る所に見られるようになりました。

メクネスの食事

Restaurant Yahala (レストラン・ヤハラ)の店内

Restaurant YA HALA Meknesで昼ご飯をとりました。トリップアドバイザーでメクネス最高の評価のレストランです。この日の予定は午後にはカサブランカに戻る予定でしたので、このランチがメクネスでの最後の食事。

Restaurant YA HALA Meknesのエッグプラント。衝撃の美味しさ。


Restaurant YA HALA Meknesの野菜のタジン。これも美味。


Restaurant YA HALA Meknesの料理

僕の旅の経験で水が美味しいということは食事も期待出来、実際そうでした。 ここの料理は全ておいしく衝撃的。オリーブとワインの産地だけあって、今回の旅の中でも(昨晩のBahiaの食事も含めて)食事の印象ではMeknesが一番印象に残りました。

Restaurant YA HALA Meknes
住所: 10 Sidi Amar Bouaouada Sebaghine, Meknes 50030, Morocco
電話番号: +212 649-988816

Prison de Kara

Prison de Kara


Prison de Kara

Prison de Karaは異教徒であるキリスト教徒を隔離投獄した刑務所で、その後穀物倉庫として転用された施設です。この施設に数万人のキリスト教徒を投獄したとのこと。異教徒の争いは想像を絶します。 

Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。


Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。


Prison de Karaの地下。鬱蒼としています。


Prison de Karaの地下牢。吸気口から光が漏れます。後に穀物倉庫として活用した時に吸気口が空けられたようです。


Prison de Karaの地下へ向かう階段の壁に彫り込まれた文字。ユダヤ教徒も隔離されていたんですね。


Prison de Karaの壁の一部

 地下牢はがらんとしており、後年穀物倉庫として利用された時に取り付けられた給気口から溢れる光が印象的です。特筆するものはありませんが壁に投獄された人達の叫びの様な落書きが残っており、暗闇の中で閉じ込められた人達の苦しみが伝わってきます。この地下牢の雰囲気と似た場所をあえて上げるのならはアウシュビッツでしょうか。不気味な静粛さが無言の苦しみを与えて人を殺していく残酷さとオーバーラップします。

Prison de Kara
Palais de Moulay Ismail, Meknes, Morocco

メクネスの露天商(ヘディム広場)

El Hedim Square(ヘディム広場)の露天商。ここでお土産のポットを購入


El Hedim Square(ヘディム広場)のカフェにて


El Hedim Square(ヘディム広場)のカフェからマンスール門を眺める

メクネスは滞在時間が賞味一日無かったので、余り周辺まで散策する事ができませんでしたが、お土産の残りを買い求めヘディム広場の露天を見て廻りました。世界遺産を形成するエリアですが、写真の通り市井の生活が溢れ活気があります。素焼の陶器は5MADから売られており、纏めて買うと叩き売り状態になります(笑)。日本に持ち帰ったときに割れてしまうものも多かったので品質的にはFesのそれとはかけ離れていますが、買い物そのものが面白かったので良かったです。

いよいよメクネスを離れ、列車でカサブランカへ戻ります。この帰りの電車の時にちょっとした事件があったのですが、それは次回に。

 

Morocco 2017 Vol.06|Chefchaouen شفشاون/الشاون‎ シャウエン

ベルベル人の民族衣装ジェラバを織る機織り工場

シャウエンの典型的な玄関。

壁の全てが青く塗られている訳ではありません

壁の色も褪せてしまう為エリアによってバラツキがあります

左右の建物の色が異なる珍しいエリア

建物の上下階で塗り分けされているエリア

売り出し中の家はこんな感じで。笑

壁画やプランターで個性を発揮している家屋も。笑

シャウエンに限らずモロッコのメディナは猫が多いのです

腰で塗り分けされているエリア

夕暮れ時の街の雰囲気

かなり珍しい、デコラティブな塗り分けを施した家屋

かなり珍しい、デコラティブな塗り分けを施した家屋その2

メディナを取り囲む城壁の北側

メディナを取り囲む城壁の北側その2

露天で売っていた揚げドーナッツ。プレーンで素朴な甘さで病み付きに。4つで5MAD。20個くらい買っていたお爺さんもいました。笑

山岳地帯の街なので、階段が多いのです

素敵なリヤド。中はモダンな設え

シャウエンの街の夜

先ほどとは別のパン屋さん。ここでも揚げドーナッツが売っています。

玄関パターンその1

玄関パターンその1

シャウエンのキオスク

シャウエンの子供たちは、夜の礼拝の後も元気よく遊びます

シャウエンのモスクのミナレット。ライトアップされており美しいです。

シャウエンでは有名なカフェ

シャウエンの夜明け。

シャウエンのメディナを二日掛けて散策 

 歴史や自然の多様さが魅力の一つであるモロッコにおいて独特の雰囲気を放つシャウエン。シャウエンのメディナは既出の通り、とてもコンパクトなので一日で廻れます。シャウエン二日目も散策しながら写真撮影とお店巡りをしていました。

ベルベル人の民族衣装ジェラバを織る機織り工場兼店


シャウエンの典型的な玄関。


壁の全てが青く塗られている訳ではありません


壁の色も褪せてしまう為エリアによってバラツキがあります


左右の建物の色が異なる珍しいエリア


建物の上下階で塗り分けされているエリア


売り出し中の家はこんな感じで。笑


壁画やプランターで個性を発揮している家屋も。笑


シャウエンに限らずモロッコのメディナは猫が多いのです


腰で塗り分けされているエリア

 

夕暮れ時の街の雰囲気


かなり珍しい、デコラティブな塗り分けを施した家屋


かなり珍しい、デコラティブな塗り分けを施した家屋その2


メディナを取り囲む城壁の北側


メディナを取り囲む城壁の北側その2


素敵なリヤド。中はモダンな設え


露天で売っていた揚げドーナッツをカフェに持ち込むことができます。プレーンで素朴な甘さで病み付きに。4つで5MAD。20個くらい買っていたお爺さんもいました。笑


山岳地帯の街なので、階段が多いのです


シャウエンの街の夜


先ほどとは別のパン屋さん。ここでも揚げドーナッツが売っています。


玄関パターンその1


シャウエンのキオスク。あちこちにあります


シャウエンの子供たちは、夜の礼拝の後も元気よく遊びます


シャウエンのモスクのミナレット。ライトアップされており美しいです。

モスクのミナレット(塔)。モロッコは四角い塔が殆どで、この形状は他のイスラムと一線を画します。アザーンとよばれる礼拝を告げる声は、この塔から聞こえてきます。ちなみにこの写真では判らないですが、ミナレットの先端にある少し曲がった棒がついていて、メッカの方向「東」を表しています。中に入らなくてもお祈りが出来る仕組みです。

シャウエンでは有名なカフェ


シャウエンの夜明け。

シャウエンは一泊二日(実質一日)の滞在でしたが、コンパクトな街故に十分堪能出来ました。フォトジェックで人も親切ですし。ちなみにFesやシャウエンのメディナのレストランは、ほぼ100%キャッシュオンリー。実際はカードの取り扱いが出来ても使うのをいやがられたりする事が多いです。なので現地通貨で現金が下ろせるカードを一枚準備して必要に応じて現金を持っておいた方が安心。ちなみにモロッコのATMは全てフランス語なので面食らいますが、なんとかなるものです。。

明日はFes経由でMeknes(メクネス)へ。この度もいよいよ終盤です。

Morocco 2017 Vol.05|Fez~Chefchaouen فـاس ~ شفشاون/الشاون‎ フェズ〜シャウエンへ

家屋の連なり。元々要塞が発祥の街という事もありシャウエンもFes同様、家屋が連なっていて大きなボリュームで見えます。

建築途中の家屋。軽量レンガの組積造。

建築途中?の家屋

イスラミックな玄関。街全体が似た様な雰囲気故に、その個性は玄関に向かいます。

路地には所どころに休憩出来るくぼみの様なベンチがあります。坂道でお年寄りには優しい配慮。

余りに有名な路地。塗り替え間近なのか壁の青味が抜けていました。ちょっと残念。

シャウエンのメディナにて。余りに有名な路地。この路地はRestaurant Beldi Bab Ssourのスタッフの男の子に案内してもらいました。とても親切!

シャウエンのメディナにて

シャウエンのメディナにて。

シャウエンのメディナの子供たち。

ベルベルのおばあちゃん。気さくに写真を撮らせてもらいました。

シャウエンのメディナにて

Restaurant Beldi Bab Ssourの入り口

Restaurant Beldi Bab Ssourの

Restaurant Beldi Bab Ssourのオムレツ。これも美味しかった。

Restaurant Beldi Bab Ssourの窓

Restaurant Beldi Bab Ssourのハリラ。酸味が特徴的で美味しかったです。余りに毎日食し過ぎて中身と特徴を掴めるレベルに達しました。笑

Restaurant Beldi Bab Ssourのアボガドシェーク。余りに美味しくてビックリ。

Restaurant Beldi Bab Ssourの先付

Restaurant Beldi Bab Ssourのテーブルトップのモザイクタイル

Place Outa el Hammam(ハマム広場)の裏路地

Place Outa el Hammam(ハマム広場)の露天

Place Outa el Hammam(ハマム広場)のレストラン

Place Outa el Hammam(ハマム広場)にあるお店にて

シャウエンのメディナ最大の広場、Place Outa el Hammam(ハマム広場)

シャウエンの陽光

街中でヤギを飼育している家も多いです。

シャウエンの人懐っこい子供たち。

シャウエンの

シャウエンの街角には鉱石を顔料にした色素を売っている露店があります。ここからあの壁の色を創っているそうです

シャウエンの午後の陽射し。

シャウエンの午後の陽射し。ブルーの壁は石灰にコバルトを顔料にした色素を混ぜて塗っています

シャウエンの午後の陽射し。全てのエリアがブルーではなく、テラコッタとモルセムダーのような塗り壁が織りなすエリアも散見します。

路地のあちこちに小さなお店があります。売っている物は様々

シャウエンの街並

シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋

シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋の中。水回りの隔壁がメルヘンです。

シャウエンの宿、CASA SAVILAから見下ろした通りの景色

シャウエンの宿、CASA SAVILAの屋上から見た街の風景

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエン

シャウエン。メディナの外楼

シャウエンを車窓から

シャウエンを車窓から

シャウエンを車窓から

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル。休憩中物売りのおじいちゃんがドーナッツを売りに来たりします。

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル

Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からChefchaouenへ

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ

Bab Boujloud “The Blue Gate付近のポスト通り

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Bab Boujloud “The Blue Gate”

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Chez Racidの外観。

Chez Racidのベジタブルタジン。出し方もユニークで美味しかったです。

Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。

Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。

Chez Racidの先付。スパイシーな味付けのオリーブ

Chez Racidのハリラ。毎日食べています。

Chez Racid。おかみさんが忙しく配膳しています。

Chez Racidのお皿。地元のセラミックブランドの皿で色はブルー。店毎にテーブルセットの色が異なります。

シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンの宿、CASA SAVILAのコリドール

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

Fes最後の晩餐:Chez Racid

Fes最後の晩餐は Chez Racidにしました。Bab Boujloud “The Blue Gate”から徒歩2分くらい、レストランが並んでいる中の一軒。店毎にテーマカラーが決まっているようで(笑)このお店はブルー。ブルーのお皿が目印です。ゲート近くで人通りが賑やかな場所にあるので、非常に混んでいますが店自体の回転率がとても良いのでそんなに待たずに入れます。

Chez Racidの看板


Chez Racidの外観。


Chez Racidのお皿。地元のセラミックブランドの皿で色はブルー。店毎にテーブルセットの色が異なります。


Chez Racid。おかみさんが忙しく配膳しています。


Chez Racidのハリラ。毎日食べています。

モロッコの夜はカサブランカからFesに至るまで、2月の夜間は結構冷え込むので暖かい料理がなによりありがたく、毎日ハリラ(モロッコのスープ)を頂いていました。ひよこ豆を中心とした具沢山スープなので腹持ちもします。

Chez Racidの先付。スパイシーな味付けのオリーブ


Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。


Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。


Chez Racidのベジタブルタジン。出し方もユニークで美味しかったです。

 出てくる料理は、一見Chez Hakimと同じ伝統的なモロッカンなのですが、こちらの方が大味で少しがっかり。トリップアドバイザーではこちらの方が評価が高いのですが、多分にコストパフォーマンスでの評価なのかなと。個人的には昨晩のChez Hakimの方が美味しかったです。オープンエアーで賑わいのある中で食事が楽しめるので、Fezの空気感を味わうという評価なのでしょうね。さくっと入ってお腹を満たす様な感じの(失礼!)レストランです。ボリュームが多い割にお安く一人60MADあればお腹いっぱいになります。

Chez Rachid

Talaa Seghuira, Fes, Morocco
+212 662-577987

 

 Bab Boujloud “The Blue Gate”の界隈

Bab Boujloud “The Blue Gate”

食事の後は、 Fes el baliの正門であるBab Boujloud “The Blue Gate“へ。3つの対称形の馬蹄形のムカルナス(イスラム建築のキャンティレバー構造のアーチ)から構成されたコンパクトなゲートです。幾何学的で、花の装飾とインタレースの多色画でつやを出したタイル装飾美しく、そのタイルがブルーであることからこの名前がついており、ハイケルビンのライトアップがこのゲートを際立たせています。

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです


Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じでちょっとしたタクシープールになっています。


Bab Boujloud “The Blue Gate付近の屋台


Bab Boujloud “The Blue Gate付近のポスト通り


Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。商店が閉まり露天商が閑散と売っています。

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。

 Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からChefchaouenへ

Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)

リヤドDar el baliでフランスパンと果物、オレンジジュースの朝ご飯をテイクアウトさせてもらい、ブルーゲートからタクシーでバスターミナルへ。Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からシャウエン(Chefchaouen)へは、国営のバスCTMで向かいます。シャウエン行きのバスはMeknesや他所からも運行されていますが、観光の人気順でもFesからの訪問が多いようです。一人75MAD+バゲージ預け代が5MAD。4時間のバスの旅。日本でもバスで4時間の移動(乗用車ならいざ知らず)は遠足以来したことがないので、案の定車内では爆睡していました(笑) 

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル


休憩中物売りのおじいちゃんがドーナッツを売りに来たりします。


シャウエンを車窓から


シャウエンを車窓から


シャウエンを車窓から

 

Chefchaouen(シャウエン)

シャウエン


シャウエン。メディナの城壁

シャウエンは、リーフ地方の山中にありタンジェとテトゥアンから内陸に入ったところに位置する内陸の街です。15世紀にムーレイ アリ ベン ムーサ ベン ラチェッド エル アラミが、モロッコ北部のポルトガルの侵略と戦うための小さな要塞として創建されました。 シャウエンといえば、青い街で有名ですがこれは魔除け・虫除けなど諸説あります。神聖な色として崇められているこの色はプラスター(石膏)とコバルトで生成された顔料を混ぜて壁に塗っているそうで、この作業は女性の仕事だそうです。

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエンの宿、CASA SAVILA


シャウエンの宿、CASA SAVILAの階段


シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾


シャウエンの宿、CASA SAVILAのコリドール


シャウエンの宿、CASA SAVILAの屋上から見た街の風景


シャウエンの宿、CASA SAVILAから見下ろした通りの景色


シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾


シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋の中。水回りの隔壁がメルヘンです。


シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋


シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス


シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンではCASA SAVILAにお世話になりました。今回のモロッコの旅の中では一番コンパクトなリヤドです。シャウエンの建物全体で言える事ですが、スペインの影響化に長らく置かれていた影響もあるのか、茶色のテラコッタで葺かれた屋根は、アンダルシア地方の建物を彷彿とさせます。このSAVILAもベルベル人の様式とスペイン&イスラムが入り交じった様な不思議なメルヘンさがあります。

他のモロッコの都市の家屋同様、庭が無い代わりにルーフテラスがあり、ウェルカムティーで持て成してもらいました。朝食は、ブレッドと目玉焼き、フルーツにモッツァレラのようなヤギのチーズ、コーヒーの素朴ながら美味しかったです。

CASA SAVILA
Rue Ibn Askar Onssar, Chefchaouen 91000, Morocco

 

シャウエンのメディナ

シャウエンの街並。茶色のテラコッタで葺かれた屋根は、アンダルシア地方の建物を彷彿とさせます。


シャウエンの街並


路地のあちこちに小さなお店があります。売っている物は様々


シャウエンの午後の陽射し。全てのエリアがブルーではなく、テラコッタとモルセムダーのような塗り壁が織りなすエリアも散見します。


シャウエンの午後の陽射し。ブルーの壁は石灰にコバルトを顔料にした色素を混ぜて塗っています


シャウエンの午後の陽射し。


シャウエンの街角には鉱石を顔料にした色素を売っている露店があります。ここからあの壁の色を創っているそうです


シャウエンのムカルナス


シャウエンの人懐っこい子供たち。おやつを食べています。


街中でヤギを飼育している家も多いです。何匹も飛び出して来てビックリしました。笑


シャウエンの陽光


シャウエンのメディナ最大の広場、Place Outa el Hammam(ハマム広場)の器屋さん。全部売り物です。笑


Place Outa el Hammam(ハマム広場)にあるお店にて。猫が沢山。


Place Outa el Hammam(ハマム広場)のレストランとカスパ


Place Outa el Hammam(ハマム広場)の露天


Place Outa el Hammam(ハマム広場)の裏路地

Restaurant Beldi Bab Ssour

Restaurant Beldi Bab Ssourの入り口


Restaurant Beldi Bab Ssourのテーブルトップのモザイクタイル


Restaurant Beldi Bab Ssourの先付

ちょっと遅めのランチは、日本語ぺらぺらのオーナーが居る不思議なレストランBeldi Bab Ssourで。レストランが少ないシャウエンのメディナで最も観光客を集めるレストランだと思います。伝統的なモロッコ料理の他、イタリア(パスタ)なども提供しています。

Restaurant Beldi Bab Ssourのアボガドシェーク。余りに美味しくてビックリ。


Restaurant Beldi Bab Ssourのハリラ。タラがベース。余りに毎日食し過ぎて中身と特徴を掴めるレベルに達しました。笑


Restaurant Beldi Bab Ssourの窓


Restaurant Beldi Bab Ssourのシュリンプオムレツ。これも美味しかった。


Restaurant Beldi Bab Ssourのパスティラ。抜群の美味しさ。

全般的に素朴だけど、味のメリハリがあって美味しかったです。店員も皆気が効くしフレンドリー。これにミントティー(無糖)を付けて一人70MAD。リーズナブルで美味しいし、トリップアドバイザーでシャウエン一位なのも納得出来ました。

Restaurant Beldi Bab Ssour
No 5 Rue El Kharrazin, Chefchaouen 91000

シャウエンらしいの街並

シャウエンのメディナにて


ベルベルのおばあちゃん。気さくに写真を撮らせてもらいました。

 

シャウエンのメディナの子供たち。


シャウエンのメディナにて。ブルーの世界。


シャウエンのメディナにて。


シャウエンのメディナにて


シャウエンのメディナにて。余りに有名な路地。この路地はRestaurant Beldi Bab Ssourのスタッフの男の子に案内してもらいました。とても親切!


余りに有名な路地。塗り替え間近なのか壁の青味が抜けていました。ちょっと残念。


路地には所どころに休憩出来るくぼみの様なベンチがあります。坂道でお年寄りには優しい配慮。


イスラミックな玄関。街全体が似た様な雰囲気故に、その個性は玄関に向かいます。


建築途中?の家屋


建築途中の家屋。軽量レンガの組積造。


家屋の連なり。元々要塞が発祥の街という事もありシャウエンもFes同様、家屋が連なっていて大きなボリュームで見えます。

 この日は午後到着、16時頃に遅めの昼食を摂りましたが、シャウエンのメディナはコンパクトなので一泊二日あれば十分に見て廻れます。明日は夕方にFesへ戻って、そのままMeknes(メクネス)へ移動しますが、明日の午前中はここで買い物を楽しみ、もう少し街を見て廻るつもりです。

 

Morocco 2017 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン旅行記はこちらのページでご覧ください。

Morocco 2017 Vol.04|Fes el bali فـاس‎ フェズの旧市街 2

Bab Rcif付近にて

Bab Rcif付近

قنطرة الخراشفيين(読めない)橋より。笑

Mderssa Rascherratineから抜ける路地トンネル

通称レザーストリート付近。賑わいがとてもあります。

Mderssa Rascherratine 金属器を製作/販売しているエリアで製作している様子がライブで見れます

Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。

Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。

Mderssa Rascherratine付近の路地。こんな荷車やロバで荷物を運んでいます。

Rue nejjaarine付近の路地。路地ごとに作って(売っている)物がはっきりしているので面白いです

Fesの典型的な路地。Rue Talaa Kebira付近。

Fesの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地から空を見上げる。建物の密集感がわかると思います

路地から見上げる

路地のサイン。この小さなサインが行き先案内板

路地のミフラーブ風の玄関

The Ruined Gardenの庭

The Ruined Gardenの庭

The Ruined Gardenの先付。ここに関わらずモロッコのレストランではパンとオリーブオイルと香油がセットで付いてきます。

The Ruined Gardenのメニュー

The Ruined Gardenのエントランス

The Ruined Gardenのエントランスに吊るされた籠?

The Ruined Gardenのひよこ豆のお粥

The Ruined Garden

The Ruined Garden

The Ruined Garden

The Ruined Gardenのエントランス

Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケース

Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケースその2

街路にまたがった家屋。この形態も良く見掛けます

工事中の家屋

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗っている機械小屋

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

木工のエリア

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

世界遺産 フェズの旧市街 Fès el baliを探訪する

 Fesのメディナの中で、9世紀から建設が始まったエリアをフェズ・エル・バリと呼びます。ちなみに13世紀以降に開発が始まったエリアは、フェズ・エル・ジェディド。4日目はフェズ・エル・バリをできる限り見て廻りました。頼りになるのは、リヤドでもらったコピーの地図とiPhone7のGPS。iPhoneのGPSは回線が繋がっていなくても、グーグルマップである程度までは位置情報を得ることができます。

ちなみにFesのメディナでもフェズ・エル・バリはWifiはおろか3G回線も通じないエリアがあり(断線する)あてにならないのですが、固定回線からWifiを引いているカフェやレストランは問題ないため、困ったら駆け込むつもりで(笑)。

Fes el baliの典型的な路地から空を見上げる。建物の密集感がわかると思います


Fes el baliの典型的な路地


Fes el baliの典型的な路地


Fesの典型的な路地