カオルーン・シャングリラ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Macau / Hong Kong 2014 Vol.9|好吃的吃飯(A delicious meal)

前回訪問した時も書きましたが、香港の食で飲茶が特に好きで油断すると飽きるまで飲茶づくしになってしまいます。今回は、そういう事がないようにバランスをとってお店を選びました。やっぱり食は大切ですからね。

 “カオルーン・シャングリラ(九龍香格里拉酒店)の 朝食&ビュッフェ

和・洋・中での食で構成された朝食ビュッフェ。香港のホテルの場合、朝食はオプションである事が多い(その代わりになる飲茶や朝食が取れる外食店が多い)のですが、一點心  One Dim Sumのようなお店だと一時間位待たされてしまいます。今回は時間の制約もあったので、朝食だけは宿泊したシャングリラのビュッフェで済ましました。済ましたとはいっても、クオリティは満足いくもので、その日の体調に合わせて自由に選べるのはやっぱりいいですしね。個人的には飲茶と中国粥がメインで、サラダや付け合わせを色々チョイスして頂きました。

カオルーン・シャングリラ  九龍香格里拉酒店
ADD :  香港九龍麼地道64號
Phone:  2721-2111

名都酒楼(飲茶・レストラン)

名都酒家は、コーズウェイベイの統一中心(United Centre)の4階にある有名な飲茶老舗レストラン。今風の派手さはありませんが、オーセンティックな飲茶を楽しむのにちょうど良いお店です。この手のローカルな飲茶店に行くと衛生面というか、結構面食らう状況に遭遇したりするのですが(僕は大丈夫ですが女性はね)ここなら安心です。ランチタイムは、真ん中に炊き出しコーナーが現れて、そこで纏めて中身を見ながら注文する事ができます。味も安定していて美味しいですし、年配の方にも優しい味付けじゃないかなって思いました。9品頂いて288HKドル。

名都酒楼
ADD :  香港中環金鐘道95號統一中心4樓
Phone:  2865-1988

SOHOFAMA ( @PMQ )  

PMQの中にある、オーガニック(有機無農薬)のみで作られた果物や食物をベースに提供しているカジュアルレストラン。僕らは、PMQの見学途中に立ち寄りアルコールを少し頂いた程度ですが、しっかり創り込まれている印象。ちなみにPMQの中にはカジュアルに食事がとれるイートインやレストランが他にもあるので、お腹がすいても移動しなくて安心。ちなみにこの界隈、ハリウッドロード沿いは飲食店(バー、スパニッシュバル、イタリアン、お粥屋さんなど)が多いので、予め決めないと悩みますよ。

SOHOFAMA ( @PMQ )  
ADD :  香港中環鴨巴甸街35號 35 Aberdeen Street, Central, Hong Kong
Phone:  2870-2335
www.pmq.org.hk 

BOA MESA (マカオ・ポルトガル料理)

大堂の近くにある、ポルトガル料理のお店。ここはランチ時に利用したのですが、割とざっくりとしたポルトガル料理です。リゾット(これ美味しかったです)やフィッシュフィレット、海老のオムレツを頂いたのですが、付け合わせのフライドポテトが多くて(笑)お腹いっぱいになります。なんとなくアメリカンな感じもしますが、観光地の中にあるので致し方ないのかなと。値段も高くはないですが観光地価格といった感じです。後で知ったのですが、ここのオーナーはドイツ人だそうです(笑)ちょっと拍子抜けしました。

BOA MESA 屋企美食 (マカオ・ポルトガル料理)

ADD :  Travessa de S.Domingo,N”16A  MACAU
Phone: (853) 2838-9453
お店のFacebook

 

 O Porto Interior 内港餐廳 (マカオ・マカニーズ&ポルトガル料理)

マカニーズのオーナーによって1995年に創業したマカニーズの老舗レストラン。ポルトガル料理がベースですが、チャイニーズのエッセンスが入っているのがマカニーズ。地球の歩き方やトリップアドバイザーでも「はずれ無し」と書かれている名店です。メニューもトリアングル対応で日本語も表記されています。僕らが頂いたのは、鱸のスパイシー焼、蟹と海老と肉のカレー煮込み、それとバカリャウ・ア・ブラス(写真)。取り分けて丁度いい量でどれも美味しかったです。マカオビ−ルとライスやパン、コーヒ、カスタードプリンを含めて656パタカ(HKドルとレートは一緒)でした。リーズナブルだし、お薦めです。

O Porto Interior 内港餐廳 (マカオ・マカニーズ&ポルトガル料理)
ADD : 河邊新街259號B (259B Rue do Almirante Sérgio)
Phone: 2896-7770
営業時間 12:00~23:30

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Macau & HongKong 2014 Reported by Futoshi Hirasawa

Hong Kong 2014 Vol.1|九龍香格里拉酒店(Shangri-La Hotel Kowloon)
Hong Kong 2014 Vol.2|尖沙咀 (Tsim Sha Tsui)〜油麻地 (Yau Ma Tei)〜Peninsula HK
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Hong Kong 2014 Vol.4|朗豪坊(Langham Place)〜力寶中心(Rippo Center)
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Macau / Hong Kong 2014  Vol.9|好吃的吃飯(A delicious meal)

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Hong Kong 2014 Vol.1| 九龍香格里拉酒店(Shangri-La Hotel Kowloon)

2014年の定例研修先は、マカオ&香港。例年に引き続き、海外の都市に赴き”感じ取ってくる”事と共有知を高める為におこなっている、Designcafeの研修旅行。それは写真やインターネットの情報で解ったつもりでも、スケール感やボリューム感、空気感、香りなど、五感を働かせて体感しないと理解出来ない事が事が多いからです。 今回の香港は、個人的には通算8回目、今年2度目の訪問だったのですが、それなりに海外旅行しているはずのうちのメンバーが、僕以外、香港&マカオに行った事が無い事が発覚して(笑)今年の研修旅行先と相成りました。

香港とマカオ、この二つの都市は租借地としての歴史を持っていますが、建築家の競演のような状態になっているスカイスクレイパーとハイエンドで高密度な商業施設&文化施設が林立し洗練された世界都市を目指している香港。そして世界遺産とカジノといった一見合いまみれない都市資産をリゾートと観光で繋げようとしているマカオ。この旧宗主国が異なる二つの都市には、人と環境の繋がりの視点で観ると高密度故にユニークで、昨年行ったシンガポールとはまた違った人の営みと環境感が見てとれます。

一応研修旅行なので(笑)、事前にプログラムを組むのですが、香港サイドでは市井の暮らしぶりや様子(尖沙咀〜油麻地、旺角)を感じながら、高密度環境下での新旧建築&空間見学(ダニエル・リベスキンド設計の香港城市大学メディアセンターザハ・ハディット設計の香港イノベーションタワーのデコンストラクティビズム二連発、ポール・ルドルフ設計のリッポセンター、ジョン・ジャーニー設計のランガムプレイス、ノーマン・フォスター設計の香港上海銀行本店ビル、孫文の通った中央書院をリノベーションした複合施設PMQや欧中が入り混ざったSOHOエリアの散策、マカオサイドでは世界遺産巡り(セントポール天主堂のファサードからナーチャ廟、メナド広場)など観たい場所が目白押しで、これらの見学や体感から得た情報を”引き出し”として、今後の仕事に役立てられればと。

今回のベースとなるホテルは、九龍(Kowloon)にある定番老舗ホテル “カオルーン・シャングリラ(九龍香格里拉酒店)”にしました。このホテルは尖沙咀の東側にあり、駅から地下道でアクセス出来るだけでなく、今回訪問するエリアの中心にあるので、タクシーで廻っても近距離で行けるロケーションにあります。地元資本のホテルですが、2010年に改装しており素晴らしい設え。王道系のホテルで、豪華絢爛でジム&プールも自由に使えます(←個人的にこれ結構重要)。空間としては見所満載と言う感じではないのですが、この価格感を感じ取る事とバジェットラインのホテルではないので、そのホスピタリティに接してみる事も大切な要素でした。細かい配慮が至る所に見られ、意識しないと気がつかない事も多いのです。あと、このホテルの素晴らしい所はコンシェルジュ。今回はデモが真っ盛りだったということもあり、行き先のアドバイスやルートを確認してもらったりとかなり安心して相談できました。

 単純に部屋がきれいで清潔だけであれば他を探す事も出来ますが、やはり価格なりのサービスを経験するとなるとこのクラスのホテルを選ばざるを得ないし、なぜ日本のアクティブシニアに圧倒的な支持を受けているのか?理由が解ったような気がします。あと朝食(香港のホテルの食事は全てオプション)のクオリティーも素晴らしかったのですが、これは後ほどレポートします。お楽しみに。。

Photo: Futoshi HIrasawa / Rie Sakuma

 

 

Macau & HongKong 2014 Reported by Futoshi Hirasawa

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