BMW3シリーズが生まれ変わりましたね。BMW AGのデザインディレクターであるクリストファー・バングルが手がける3シリーズということもあって、注目していたのですが格好いいですね。今まで一番好きかも知れない。3は昔乗っていたこともあって思い入れのある車種なのですが、1シリーズの登場で昔担っていたポジションから少しプレミアムな方向にシフトした感じが伺えます。6気筒シリーズもあるわけですし。

クリストファー・バングルが就任してから初めて手がけた7シリーズは、今までの系統からおおよそ想像の付かない大胆なデザインを施したことで、本国ドイツはもとより世界中の自動車評論家の間で物議を醸したのですが、BMW共通のデザイン言語「フレイムサーフェシング」を掲げ、車種毎に「造形言語」をつくりあげていく手法は、カーデザインのその後のあり方に多大なる影響を与えたようです。

Z4や5、6シリーズを見ても顕著に現れていますが、この3シリーズのエクステリアは熟慮を要した(というよりトップジャッジが慎重だったのかもしれませんが)感じがします。一番の売れ筋ですし。この新しい3シリーズを真横から見るとショートオーバーハングでルーフからトランクグリッドへと流れるラインなんかは現行の3シリーズにも通じる感じがするのですが、エントリーモデルとしてのポジションを1シリーズに譲ったことで、全体的にサイズアップしていて、それがデザインにもインテリアの質感や装備のグレードにも如実に現れていると思います。

最近プレミアムな車(BMWの場合ブランドそのものがプレミアムな部分あるのですが)、例えばトヨタのクラウン、マークX、日産のフーガ、AudiのA6なんかも共通して言える(僕はそう思った)のですがスポーティなイメージを大なり小なり打ち出していますよね。。

個人的にはあと1年は買い換えする予定はないですが、他に魅力的な車がなかったら候補に挙がるかな?凄くバランスが取れていて、良い車ですね。。