ショールーム、オフィスのインテリアデザインと設計について

日本ペイント・オートモーティブコーティングス本社ショールーム。エントランスのウェルカムウオール。

メインエリアのインテリア

マンションディベロッパーであるグローバルエルシードのマンションシリーズ”Willrose””Willrena”のモデルルームを展開する統合マンションギャラリーとショールーム

久米繊維工業本社ショールームのファサード

ブランドコミュニケーションを手がける環境デザイン会社が考えるショールームやオフィスのインテリアデザイン。ショールームに求められるブランドの接点、オフィスに求められるコラボレーション性を考慮した空間づくりを一緒に、シンプルに考えます

ショールームやオフィス空間で大切な事は、ヒトとモノ、ヒトとヒトといった接点を有意義なもの、豊かなモノにしていくかだと思っています。ショールームであれば商品や企業そのものの見え方や捉え方を誤解無く伝達して、よりイメージを高めていく事であり、良い印象を残す事。 虚飾の無い印象を正しく伝える事が大切ではないかと考えています。 オフィスであれば、そこで働くヒトたちのモチベーションを高めるのみならず、働くスタッフのヒトたち同士のコラボレーション、取引先とのコラボレーション、インフォメーションセキュリティを考慮した安全性が求められています。 私たちDesigncafe™️は、時間をかけてこれらの与件を洞察し、スタディしながら、ショールームのデザインと設計を通じて皆様と一緒に最適解を探していきます。

ショールームデザイン事例|久米繊維工業本社ショールーム

Tシャツを企画から制作するメーカー、久米繊維工業本社ショールームのファサード。企業のヘリテージと製品展示を目的としたショールーム兼ファクトリーショップ。

マンションディベロッパーであるグローバルエルシードのマンションシリーズ"Willrose""Willrena"の統合マンションギャラリーとショールーム

マンションディベロッパーであるグローバルエルシードのマンションシリーズ”Willrose””Willrena”の統合マンションギャラリーとショールーム。エントランスにはライフスタイルコーディネートを展開

ハウスビルダーであるグローバルキャスト町田支店のショールーム。エントランスのしつらえ

注文戸建て住宅のハウスビルダー「グローバル・キャスト」町田支店のショールームエントランス。集成材をランダムに設えたエントランスカウンターが来訪者を出迎えます。

Designcafe™️が考えるショールームについて

ショールームの歴史はとても古く、18世紀にはヨーロッパで登場したと言われ、商業行為の中でも店舗の次に現れた商空間です。属性としては、大きく6つに分かれます。

ショールームの属性

  • 企業の製品展示を目的としたショールーム
  • 企業のブランドアイデンティティーを体感してもらうためのショールーム
  • 企業のヘリテージ(歴史と遺産)を目的としたショールーム
  • 製品提案を目的とし、B2Bにおけるコミュニケーションを掛け合わせた
    コミュニケーション型のショールーム
  • 注文住宅やマンションなどのコーディネートを提案する場として、
    ライフスタイルから住まいを提案するギャラリー型ショールーム
  • ネットチャネルの活用を前提としたショールーミング型のショールーム

自動車ショールームや家具ショールームなどは東京都において、都市施設の分類では「展示場」に該当し、その場での物品販売が主である場合には「物品販売業を営む店舗等」に該当します。よって物品の内容によっては関連法規の規制が入り、また計画エリアの条例対応が必要になります。特に飲食が伴うケースの場合、仕入れたものを販売し、イートインするケースでも保健所への許可申請が必要です。

ショールームの多様化、多角化

インターネットによる販売の多角化、ショールーミングによるオムニチャネル の登場などによるショールームのあり方にも変化が出ており、eコマースや自社のコマースサイトの利用などネットチャネルの活用を前提としたショールーミング型のショールームも登場しています。(※オムニチャネルの店舗デザイン、ショールーミングについてはこちらで詳しく解説しています)。この多様化の流れは、多分に製品の販売形態、啓蒙する為の施策から成り立っており、ショールームにおける空間デザインのあり方も多分に左右されます。特に「モノを販売する」形態や「衣料」製品の場合、物販店を展開せずネットチャネルとショールーミングで完結できる為、今後主流の流れになってくると思われます。

また、Designcafe™️でも特に問い合わせの多い、ショールームデザインと展示会ブースデザインのクロスファンクションデザインは、ショールームにおける多角化の最たる事例で、ショールームの常設性と展示会のイベント特性&対外アピールといった異なる顧客接点をいかに結びつけるかに腐心しており、商材の特徴やサービス特性を十分理解した上で体系化を図り、ローンチする必要があります。

Withコロナにおけるショールームのあり方

非接触、非対面が求められたコロナ禍における緊急事態宣言下でのショールームは、バーチャルショールームの隆盛が目立ちましたが、ほとんどのケースではリアル空間とサイバー空間の共存に腐心していたと思われます。私たちDesigncafe™️に対しても、バーチャルショールームのご相談を数多くいただきましたが、その中で感じた事は、リアル空間でのショールームは体感が中心であり、サイバー空間でのショールームは”Experience=経験”が中心であるということです。そのため、ショールームの目的によってはバーチャルでも置き換えができるものもあれば、リアル空間でないと難しいケースも生まれてきます。覚、触覚、嗅覚といった五感に関わってくるものや、ホスピタリティに関わってくるものなどはバーチャルでは難しく、サービス体系やシステムなどインフォグラフィックを活用し視覚で訴求できるコンテンツが中心の場合はバーチャル化しやすいといえ、取捨選択が必要になっていきます。

また、リクルートやCSRの観点などブランドアイデンティティーを訴求する場としてのショールームの場合、バーチャルとの親和性が高く、リアル空間を模した3Dコンテンツ(VRやXRなど)を駆使してリアルでは体感できない自社サービスなどを訴求しているケースもあります。このケースの場合、最も重要なことはショールームにお越しいただきにくい遠隔地や海外在住の方にも気軽に自社のアイデンティティーやサービスに触れてもらえるということであり、リアル空間と同じ経験ができることが重要になっていきます。当然コロナ禍で推奨された非接触、非対面にも対応できることもあり、今後導入が急伸していくと思われます。

以上のことから、Designcafe™️ではリアルとバーチャルの特性を踏まえた上で効果的な提案を心がけており、バーチャル併用のリアルショールーム、既存のリアルショールームを改修しながらバーチャルショールームの開設、クロスプラットフォームでのショールーミングの開発を行っています。

Tシャツを企画から制作するメーカー、久米繊維工業本社ショールームのTシャツ展示

Tシャツを企画から制作するメーカー、久米繊維工業本社ショールームのTシャツ展示。Tシャツの品質訴求のみならずTシャツをプリントメディアとして捉え、アーティストへの表現の場としても開放している

ショールームデザインの事例|日本ペイント・オートモーティブコーテチィングス

日本ペイント・オートモーティブコーティングス本社ショールーム。メインエリアのインテリア。自動車の外装塗料を開発提案する為の拠点に計画。製品提案の場として活用。

ショールームデザインの事例|日本ペイント・オートモーティブコーテチィングス

日本ペイント・オートモーティブコーティングス本社ショールーム。エントランスのウェルカムウオール。提案用外装パネルを3色のブランドカラーで彩色し施設のイメージを訴求。

Designcafe™️が考えるオフィスについて

多くの人が長い時間を過ごすオフィスは2000年以降、労働生産性の向上や福利厚生、リクルート強化の観点でウェルビーイングに重きを置いた空間デザインが主流になっており、外資系やテック系企業に見られる「遊び心」を散りばめ、出社するのが楽しい空間を志向する企業が増えました。また、行政の”働き方改革”の扇動もあり社内の仕組みと連携して効果的に運用するケースも散見するようになりました。

コロナ渦で顕在化したオフィスのあり方

コロナ渦で働き方や行動様式が一変し、オフィスの様式が大きく変わろうとしています。ある大手メーカーでは、社員の大半をテレワークに切り替え、オフィスの賃料コストと通勤コストを軽減し、その余剰コストを社員のテレワーク助成(自宅の電光熱費など)といった形に振り分けていたり、その反対に大手IT企業は、テレワークからシフトワークに切り替え、テレワークを推奨しながらもオフィスを維持し、将来的な増員分で発生するオフィス面積増加分をテレワークの併用によって現状面積で維持する方針を打ち出しています。感染を予防する観点で言えばどちらも大胆なシフトチェンジです。

罹患率が諸外国に比べ低く、感染拡大が比較的緩やかだった日本の場合、ワクチンの急速接種も相まって落ち着きを見せていますが、これに並行して働き方の多様化、シフトワークの導入などオフィスのあり方も見直されています。特に二年近い緊急事態宣言化でのメンタルヘルスの維持や帰属意識の低下などの観点で、オフィスのあり方が見直されてきており首都圏のオフィス空室率も前年を下回り始めています(2021年12月現在。三鬼商事)。この統計が物語っていることは、オフィス回帰や新しい働き方に則したリロケーション、サテライトオフィスの開設が加速していることであり、オフィスに対する価値観がコロナ禍を経験して変化しているという事です。

働き方の多様性を認めるABW( Activity Based Working )

そんな中で、働き方の行動形態から分析しオフィスや働く場所のあり方として、Designcafeがオフィス空間のデザインで最も力を入れているのが、ABW( = Activity Based Working )と呼ばれる、オランダで誕生したワークフォーマットです。 

具体的には、固定された個人のスペースは設けず、物理的に専門的な作業や一人で集中して作業ができるスペースやスタンディングデスク、ソファなど様々なワークスペースが用意されている事。また、オフィス内という場所に限定せずに、自宅やカフェでのリモートワークやテレワークも認めるなど、個人が自分の最大パフォーマンスを発揮できる環境を選ぶことができます。一人での仕事(集中&専門的な作業)、コワーク(他のメンバーが同居している場所で行う一人仕事やウェブMTGや電話)、二人でのMTGやコワークや対話、3人以上のMTGやアイデアだし、知識共有、情報整理、そして息抜きのためのリフレッシュまで、仕事を行う上での行動形態に即した形でワークプレイスを計画、構築していきます。

ハートランド・データ社:ABWを念頭においたワークラウンジの計画

ABWを導入する上での課題

会社やスタジオ単位でABWを実践していくには、まず成果の設定と評価の機軸がしっかりしていないと難しく再設計が必要な事です。また、労働基準法や労災との整合性など日本ならではのハードル情報漏洩などのセキュアの仕組みなどが必要で、一つ一つクリアにしていく必要があります。これは、会社としての目的や目標から掘り下げながら、一人ひとりが有意義に参加している実感が備わっている必要があり、その中で安心して働けるという基本的な部分を兼ね備えていないといけません。

オフィスという空間でのメリットは、個席を用意しない形になるためオフィス面積の軽減が可能になり、その分多様な働く形態に即したファシリティを用意することになります。オフィス面積の軽減は家賃の低減に繋がり、テレワークの併用は通勤手当の低減にも繋がります。職場の仲間たちがチームとして時間を共にする必要性は、今後も仕事における極めて重要な要素であることに変わりありません。しかし、オフィスへの依存度が低減するチームもあれば、定期的な在宅勤務の継続を希望する従業員も出てくるでしょう。

また、ABWありきで進めるのではなく、自社のマインドや働き方にマッチしているかどうかを見極めることも重要です。例えば個席での在籍率が高い(集中した作業が中心)であれば、従来のワークプレイスの方が都合がよいケースも想定できます。プログラマーや共同作業の多い建築設計などは、ハードウェアのスペックの高いシステムとチームでの共有作業が多い、もしくは持ち出すことが難しいなどの制約があるため見極めが必要です。

ABWの前に段階的な検討を

日本の働く環境は、テレワークも然りですが商慣習に左右されている部分も大きく、部門や部署によっては導入できても書類や捺印などの業務の伴う部署は、結局社内で仕事をしないといけないなど、業務によって差別が生まれてしまう可能性もあります。その為、段階的な実施もしくは、社内のマインドの醸成などが不可欠だと言えます。

アクティビティーベースドワーキングを念頭においた、ハートランドデーター本社ソフトウェアセンター1階ワークラウンジ (5)

アクティビティーベースドワーキングを念頭においた、ハートランドデーター本社ソフトウェアセンター1階ワークラウンジ

アクティビティーベースドワーキングを念頭においた、ハートランドデーター本社ソフトウェアセンター1階ワークラウンジ (3)

ハートランドデーター本社ソフトウェアセンター1階ワークラウンジでは、4人以下のMTGスペース、高集中スペース、リラックススペースを併設。

ショールーム&オフィスデザインと設計の内容

ショールームやオフィスの設計で私たちが依頼されるケースで求められる業務内容を列記しました。また最近では、ストアデザインの要素(イートインや物販店のショールーミング行為など)を求められるケースも散見し、より多様化しています。

  • 目的とミッションを明確にしながら、デザインとして解決すべき問題点を整理します。
  • 事業計画から適正な内装コスト、デザインコストの割り出し。アドバイス。
  • 適正なゾーニングからのインテリアデザイン、エクステリアデザインのご提案、実施設計
  • 各種設備設計、ワイヤリング設計(オフィス併設の場合の情報回線設計)
  • VI(掲出物やリーフレットなどのツール)のデザイン、開発
  • 内装施工会社の見積入札設定
  • メンテナンスのアドバイス

A: 基本業務内容(規模や面積に関わらず必ず行う業務)

  1. ロケーション選定アドバイス、不動産交渉のアドバイス
  2. ロケーションや業態の特性を踏まえたショールーム&オフィスプランニング計画の検討
  3. 社員数や訪問者数を考慮し、適正なゾーニングの割り出し
  4. 設計図面一式の作成(平面図・立面図・厨房設計・各詳細図・照明演出図・サイン図 等)
  5. 提携施工会社のご紹介と施工会社数社による入札設定
  6. 施工会社の施工に関する設計監理業務
  7. 各種法規に関する役所折衝、事前協議
  8. 上記に関わる各種打合せ

B: 基本業務内容の費用(ショールーム・オフィス設計+プロデュース費用)

主に関東圏における費用の目安です。

● 30坪~  工事費用の12%〜 + 消費税

※ 内装総費用の目安の資料がありますので、お問い合わせ時にご相談ください。
※ 業態や相談の難易度(工数)によって若干変動します。
※ 詳しい費用については、プランニング後にお見積もり致します。
※ 東京都外の出店先、打合せ先の場合は、別途実費交通費が発生します。
※ スケジュールに関しては空間の面積や入居先のビルの条件によって異なります
※ 費用に関しても提案業務のみの場合でもお引き受けできるケースがございます。

C: 上記外の委託可能業務(お客様の希望によりプラス追加費用で行なえる業務です)

  1. 調度品、家具等の買い付け。特注品のデザイン&製作
  2. ロゴタイプ、VI等のグラフィックデザイン
  3. 遠隔地の業務(交通費+出張費)
  4. お客様支給品の設置、運送等の手配。
  5. 上記の基本業務以外の作業、デザイン。

D: ショールーム、オフィス移転改装費用、工事費用目安について

  1. 過去の実績データによる統計、目安の施工コストがございますのでお問い合わせください。
  2. クロスチャネル、ショールーム+展示会ブースといった複合案件も参考施工コストの目安をご提示できます。
  3. Designcafe™️はデザイン会社のため、施工に関しては弊社のパートナー企業に委託いたします。

Designcafeに任せるメリット

  • 商空間設計、展示会デザインのノウハウを多く持つ為、ルーチンに縛られない柔軟な提案。
  • 施工会社を入札で選定。同じ設計内容であれば施工コストが安価に押さえられます。
  • 初回の提案では2案~3案の提案を行なう為、プランの比較検討が早い段階で行なえます。
  • 多用なサイズ、業態での実績があり、メリットを生かしたプランニングが行なえます。
  • 空間、建築領域のCIVIの実績が豊富。
  • DDAJCDDFAAなど国内外のデザイン賞において受賞実績があります。
  • 運用効果を高め、印象の高いインテリアデザインを心がけています。

Designcafeへのお問い合わせ、初回のご相談は無料です。お気軽にご相談ください。お問い合わせフォームはこちらです。