今年に入って思い出深いcafeが2つ立て続けて閉店してしまいました。一つは元祖「ゆるカフェ(勝手に命名)」の中目黒のorganic cafe。そしてもう一つがブロードバンドカフェのマスターピースとも言うべき渋谷新南口のPlanet3rd。organic cafeは、東京のクリエイターがこぞって通った名店でしたね。ご飯も美味しいし、今のカフェの流れを最初に作った記念碑的なお店でした。イームズ等ミッドセンチュリーのファニチャーやガジェットで彩られた空間は、居るだけでハッピーになれたものです。個人的には20代に良く通い、ここ数年は少し落ち着いたお店(特に食の指向が変わったことが大きい)にシフトしたこともあって、閉店したのも友人からの話で知りました。せめて最後くらい立ち会えればよかったなと、後悔しています。
もう一つのお店、Planet3rdも週末よく利用したお店で、Barとクラブが複合した展開と、新南口という「穴場立地」と、Macが常備されていてちょっとした時間つぶしにもってこいということが気に入って、開店した当初は殆ど毎日行っていました(笑)。そのころはお客さんも疎らですごく良かったけど、閉店間際は食事時は混雑していて、外人の利用率も高かったから時間を外さないと、Mac席に座れないことも度々ありました。食事はとびきり美味しいカフェ飯・・と言うわけではなかったけれど、店員の接客も良くて居心地が良かった。今やCDのコンピレーションもリリースしたり、全国区になりつつある Planet3rdですけど、元をただせば、渋谷新南口高架下から全てが始まったわけですから何か寂しさを感じます。役目が終わったということなのでしょうかね。。