「ヘリテージ」と「リユース」。掛け合わせた二つの視点を発信する。
高い開発力で介護浴槽や自助具を提供している”SAKAImed(酒井医療)”のスタンドモジュール。2015年より年間を通じて出展する展示会のブランド・プレゼンス向上を狙いながらも、4小間~7小間の展示会に対応・リユース出来る、柔軟なスタンドデザインが求められた。
デザインコンセプトは「S-Heritage」。社名である“SAKAI”と長年向き合ってきた介護を意味する”SUPPORT”・・この二つの「S」を表装に刻みながら、134年の歴史と介護医療の蓄積を携えた造形を目指し、ブース高さを134寸(4422mm)と日本のモジュールに置き換え、抽象化している。また、環境への配慮から木工によるモノコック化したパーツをブースサイズによって組み替える事で4小間、6小間、7小間の異なる出展面積へ対応可能とした。
このプロジェクトは、SAKAImedの持つ「ヘリテージ = 無形の資産」と展示特性でもある「リユース」という視点を併せ持つ事でSAKAImedの企業姿勢そのものを発信する”場”としての企てである。
実施展示会:バリアフリー展2015(大阪)、ウェルフェア2015(名古屋)、アジアメディカルショー2015(福岡)
Category: Exhibition Stand / Exhibition Booth Design / STAND MODULE
Location: INTEX OSAKA・PORT MESSE NAGOYA /JAPAN
Client: SAKAImed
Produce: Designcafe
Art Direction / Design: HIRASAWA FUTOSHI / Designcafe
Product Direction: YAMANAKA RYOSUKE / Threelight-Inc.
Production: Threelight-Inc.
2015年4月・5月開催。63sqm、7小間・6小間
カテゴリー _ 展示会ブースデザイン・イベントブース・展示会装飾・トレードショー
ロケーション _ インテックス大阪・ポートメッセ名古屋
クライアント _ 酒井医療株式会社
プロデュース_ Designcafe
アートディレクション _ 平澤 太(Designcafe)
ブースデザイン _ 平澤 太・佐久間りえ(Designcafe)
プロダクトディレクション _ _ 山中亮介(Threelight)