JAPANSHOP 2018 CYUON

色の提案として「色彩の森」をイメージした展示会ブースデザイン

粉体塗装をクリエイティブに提案するペイントベンダー「CYUON」のJAPANSHOP2018の出展ブース。塗装の中でも粉体塗装でしかできないグラデーションによる「風景」をテーマにしたシリーズ「スケープカラー」を中心にした全ラインナップカラーを展開。「色彩の森」をブースデザインテーマに展示を展開した。

展示ブースは、建築足場パイプから着想し、再利用可能な「モクタンカン」のヤグラ組みとし、七夕のような短冊状のスケープカラーをつるすことで、軽やかな色の差異と変化が楽しめる事を意識している。また、モクタンカンのクランプは新たに開発したレモンスケープカラーで彩られ、再利用可能なアイテムの新たな見え方を提案している。

有機溶剤を使用せず、最低限の塗料材で強靭な塗膜を作れる「スケープカラー」とキット化する事で再利用可能な「モクタンカン」のコラボレーションは、繰り返し使える展示特性にもマッチし、新たなプロダクトの提案とこのプロダクトの可能性を合わせて暗示している。

※ 商店建築 2018年5月号掲載 
※ DSA Award 2018 / 日本空間デザイン協会 入選

プロデュース:杉原広昭(SIRIUS co.,ltd)
マネージメント:杉原弥生(SIRIUS co.,ltd)
ペイントディレクション:高橋佑太(SIRIUS co.,ltd)
ペインター:桒田拓哉(SIRIUS co.,ltd)桒田直哉(SIRIUS co.,ltd)

デザインディレクション:平澤太(Designcafe-Inc.)
カラーディレクション・プロダクトデザイン・会場構成:田中行(ISSUN)
ライティングデザイン:山下裕子(Y2 Lighting Design)
クリエイエティブディレクション:鈴木晋二(CONCENTWORKS-Inc.)
グラフィックデザイン(VI):横山徳
グラフィックデザイン(ツール):makimo(CONCENTWORKS-Inc.)
コピーライティング:柴崎卓郎

制作協力
MOKUTANKAN:アラキササキアーキテクツ
Z-LEG:協和技研株式会社
CARD-CASE:株式会社成和プレス
エキシビションブース製作:山中亮介(EXTRADREI.LLP)