コスメブランド”RMK“による2014spring&summer collectionの会場構成である。クリエイティブディレクターが交代し、初のコレクションである今回のプロダクトコンセプトは「PLAY ON PINK」。ニュアンスの異なるピンクの掛け合わせによって生まれる、万華鏡のような変幻自在で遊び心にあふれるメイクアップを提案している。
本会場構成ではアクリルレイヤーのオブジェやエフェクトライティングを纏わせた光柱など、プロダクトを想起させる形状に切り取ったピンクを透明感、透け感を持ったマテリアルや光と掛け合わせて使用し、変幻するPINKと輝きの世界・・プリズミックな表現を試みている。
単体では2次元的な表現でしかない色彩が、重ね合わせる事、光と組み合わせる事により立体的な表情を持ち、情感豊かな階調を生み出してくれる。様々なマテリアルと光を伴なったPINKは、一瞬一瞬で色調を変え、柔らかく、しとやかで、瑞々しく輝きながら多様な表情を空間に生み出し、色と光の掛け合わせにより移り変わるエモーショナルな情景=「PLAY ON PINK」の世界観を創りだしている。
※ 18th CS Design Award 中川ケミカル賞 受賞
※ 第48回 SDA賞:入選
※ DSA Design Award 2014:入選・優秀賞ノミネート
カテゴリー _ コレクション発表会・イベント会場構成・各種ディスプレイプロダクトデザイン
ロケーション _ 東京都・港区
アートディレクション / デザイン_ Designcafe Inc.
監修 _ エキップ
プロダクトディレクション _ CBK
ライティングエフェクト _ MGS 照明設計事務所
サウンドデザイン _ リトミック
会場演出 _ SUNデザイン研究所
クライアント _ エキップ
撮影 _ 小渕喜幸
2013年10月、表参道ヒルズSPACE-Oにて開催。