例年にもまして盛況だった今年のデザイナーズブロック。近年のデザインブームが追い風になっているおかげで今年のデザイナーズブロックはインディーズ系のデザイナーの参加が目立ちました。僕が注目したのは無名な人。特に日本のデザイナーががんばっていた印象があります。今年のデザイナーズブロックは出展数が多かったので全部廻るには時間が足りない!!っていった感じでしたが、そこは割り切って見たい物だけ見に行くスタンスで各会場を廻りました。初日はこのサイトの「PHOT」コーナーでも取り上げているアペタイジングデザイン・宮城君の展示を見に渋谷のROOMへ。照明器具と椅子を展示していた彼らの空間は和めて、オブジェと言うよりは実用に耐えうるデザインをしていて良かったです。ちなみに宮城君のLEDとアクリルのペンダントライトはROOMのオーナーであり、Kyoto Jazz Massiveのオーガナイザーである沖野修也さんにも気に入ってもらいROOMにおいてもらえるそうです。DJブースの上につけたらよさそう。良かったね、宮城君。
展示の後は、時間をおいてそのままクラブタイムへ。イベント的には和めて踊れてなかなか面白かったです。 2 日目は表参道中心にイデー、スプートニク、スパイラル周辺を見て回りました。とにかく人が多くて大変でしたけど、オブジェあり椅子あり、インスタレーションありで見応えはありました。今の時代、情報過多で椅子一つ選ぶにしてもとても迷いますが、デザイナーズブロックのように生活の一部のようにショップに自然に置いてあるような見せ方だと普通の人でも「これいいなあ」って感じで生活する中にデザイン物を取り入れやすいと思うんですね。そういう意味でこのイベントの存在価値ってとても大きいなって思います。