2014

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

DSA 空間デザイン賞 2014 & SDA賞 2014

日本空間デザイン協会が主催している空間デザインのアワード「DSA 空間デザイン賞2014」の発表と日本サインデザイン協会が主催しているサインデザインのアワード「第48回SDA賞」の発表があり、DSA 空間デザイン賞2014は弊社にてデザインを担当させて頂いた空間デザインとエキシビションデザインの計5作品が、第48回SDA賞は1作品が入賞・入選しました。受賞作は下記の通りです。

DSA 空間デザイン賞 2014
RMK Spring & Summer Collection 2014 “PLAY ON PINK”(会場構成)
グローバル住販 人形町仲介センター(空間デザイン)
JDDW 2013(国際内視鏡学会) FUJIFILM(エキシビションデザイン)
国際モダンホスピタルショウ2013 FUJIFILM(エキシビションデザイン)
JAPANTEX2013 TOSO(エキシビションデザイン)

第48回SDA賞
RMK Spring & Summer Collection 2014 “PLAY ON PINK”

DSA空間デザイン賞は、一般社団法人日本空間デザイン協会が主催する、世界最大規模の空間環境系のデザイン賞で、この1年間の空間環境系の優秀な作品を評価、公表し、新しいクリエイターの発掘とデザイン活動の向上、領域拡大を目指し顕彰するものです。 SDA賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発をはかることを目的として、1966年以来続けられてきた日本で唯一のサインデザインに関する顕彰事業です。

これに伴い、年末に発刊される「年鑑日本の空間デザイン2015」に入賞作が掲載されます。改めてクライアントの皆様、エージェンシー&プロダクション関係者の皆様、ありがとうございました。

ITEM in JRC 2014 “FUJIFILM” booth

Category: Exhibition Stand / Exhibition Booth Design
Location: Yokohama/JAPAN
Client: FUJIFILM
Creative Direction: Designcafe
Design: Designcafe
Produce: HAKUHODO
Product Direction: HAKUSUISHA
Production: HAKUHODO-PRODUCTS
Photo: OBUCHI YOSHIYUKI

今回のITEM2014における出展テーマは「FUJIFILM INFINITY」 80周年を迎えた富士フイルムの歴史の中で、積み重ねてきた技術の力(真価)と伝統から生まれる新たな力(進化)の伝達を軸とし、富士フイルムの無限の可能性を発信する事がブーステーマとして掲げられた。そこで、80周年の『8』と無限のアイコン『∞』の類似性に着目。積み重ねてきた歴史とこれからの可能性を表す両義的な表現として、『8』と『∞』をモチーフとした形状を創出しブース全体に散りばめた。アドバンスグリーンを伴いブース上空を這う天蓋造形はその象徴である。後方壁面から一繋がりに伸びゆく力強い造形は、連綿と続く進化の歴史と、富士フイルムの技術の力(真価)を表し、これからの医療現場における無限の可能性を表象化している。

2014年4月開催。860sqm、96小間

カテゴリー _ 展示会ブースデザイン・イベントブース・展示会装飾・トレードショー
ロケーション _ パシフィコ横浜
クライアント _ FUJIFILM
クリエイティブディレクション _ Designcafe-Inc.
アートディレクション・ブースデザイン _ Designcafe-Inc.
プロデュース _ 博報堂
ディレクション_ 博報堂プロダクツ
プロダクトディレクション _ 白水社
撮影 _ 小渕喜幸

Hong Kong 2014 Vol.5|好吃的吃飯(A delicious meal)

今回は、香港の食事の事。旅行の楽しみの一つに食事がありますが、香港の飲茶が大好きで、これだけは何回行っても変わりません。ただ、野菜が少ない香港で、炭水化物ばかり取ってしまうと確実におデブちゃんになってしまう訳で、香港渡航前後の摂生が不可欠です w そんな感じで今回の食事をご紹介。

 
一點心  One Dim Sum
旺角運動場道15號京華大廈地舖1-2號 →Map A
Shop 1 & 2, G/F, Kenwood Mansion, 15 Playing Field Road, Prince Edward
Phone 2789 2280
10:00-0:00

日本語で書くなら「一点心」となりますが、そのまま点心のお店です。今回ホテルの朝食はとらず、すべて香港の朝食を普通に食べに行ったのですが、トリップアドバイザーで調べたこのお店は最高。場所は太子駅(Prince Edward st)から歩いて5分くらい。僕らはMon Kok east St.から歩いて行きましたが10分掛からないくらいで着きました。 朝でも並ぶ事必須なので、オープン前に着いて並ぶのが無難。並ぶ前にお店の人に声をかけて順番票を貰ってから並ぶと、自分の番になったときに呼び出してくれます。順番票を貰わないと永遠に順番が回って来ないので w 確実に貰いましょう。

今回の香港で頂いた点心ではここが抜群に美味しかったです。腸粉(右の写真)もちもちの皮にぷりぷりの海老が入ったものとポットライスが抜群に美味しかった。二人で行っても5品あればお腹いっぱいなので、良く吟味して、廻りで先に頂いている人を観察しながら真似て選ぶのもいいかも(これ、僕はよくやります。)どちらかと言うと、日本人含めた海外の人でも堪能出来る味付けと言うか、無難な感じだけど何食べてもはずれ無しでリーズナブルなのでお薦めですよ。


強記鶏粥海鮮酒家 
ADD: 沙田大涌橋路20-30號河畔花園地 →Map B
Phone: 2646-0928
07:00-26:00

沙田のリーガルリバーサイドホテルの近くにある、有名なお粥店。といってもなぜか「地球に歩き方」には載っていないのですが w 現地情報で名物のお粥が美味しいと聞き、行ってきました。ちなみに僕が今回泊まったホテルからタクシーで5分くらい。公団のような団地街の中にあり、周辺には似たようなお店が沢山あるのですが、ここだけは混んでいました。名物は鮑と鶏肉のお粥で、4人くらいで取り分けるサイズと1人前単品サイズの二種類あって、僕らは単品で注文

名物のおかゆ「鮑と鶏肉のお粥」は→のこれ。このお店に限らず、メニューが漢字オンリーで日本語に無い漢字も多いので「鮑、鶏、粥」とか断片的に筆談で伝えるといいと思います。このお店に限って言うと英語はNGでした w このおかゆは、とても薄味で中に入っている鶏肉に塩分が入っているので交互に食べると良いみたいです。 このお粥と併せて、お店前方入り口側で派手に展開している飲茶キッチンへ、好きな点心やらを物色しておかずをゲットしました。 

これが飲茶キッチン。香港ではこういったスタイルの他に籠を積んでワゴン販売するお店もあったりしますが、何れにしても中身を確認して、お店のおばちゃんにチェックしてもらえばOK。大抵は伝票にチェックするスタイルなので安心ですね。漢字が読めればの話ですが・・w 10種類近い点心を料理していて、「これが欲しい」的なジェスチャーをすると、おばちゃんが出来上がりの良いものを選んで渡してくれます。とても親切。。

腸粉や海老の餃子などを頼みましたが、味は可もなく不可もなくで w おかゆ以外は特筆するものはないかもしれません w あと野菜料理が少ないです。香港の飲茶は基本朝食ですし、淡白な味付けなので仕方が無いかもしれませんね。でもローカルフード感がお店全体に漂っていて、筆談しながら笑顔で接客してくれたおばちゃんの印象(とても親切で優しく教えてくれましたよ)もあってとても満足でした。 


ClassiFied

香港 上環蘇豪荷李活道108號 →Map C
Shop 1, G/F 108 Hollywood Road Sheung Wan Hong Kong
Phone: +852 2525 3454 
classifiedfood.com‎

既に紹介済みですが、香港島のハリウッドロードにあるカフェ。デッシュが豊富で、様々なカフェ飯が頂けるお店で人気です。香港島は坂の連続で、上に上がるほど険しいので文武廟 (Man Mo Temple)のような山の中腹のお寺だと一度は休憩したくなります。このお店、見ての通り明らかに観光客が多くメニューも英語でわかり易いので、注文の難易度は飲茶よりも低いかもしれません。僕らはお茶しただけですが、エッグとベーコンのデッシュが美味しそうでした。パスタもあるし、ワインも並んでいたので、夜も使い勝手が良さそうですね。


意大利餐廳 Osteria Ristorante Italiano at Holiday Inn Golden Mile
M floor, Holiday Inn Golden Mile, 50 Nathan Road, Tsim Sha Tsui →Map D
Phone: 2369-1010

Holiday Inn Golden Mileに入っているイタリアンレストラン。連日の飲茶&香港料理にさすがに飽きてしまい、最終日の夜に行ったお店です。オステリアですが、空間の設えもユニークでカジュアル。お値段的にはそれなりですが、丁寧にアレンジされたおいしいイタリアンが頂けます。ここでは鴨肉のグリルと濃厚トマトソースのペンネなどを堪能しました。10年前とかだとこの手のお店が少なかったような気がするのですが、もう東京と遜色無いですね。

香港の場合、ローカルフードでは野菜が少ないので、野菜をおおめに採りたいとなるとイタリアンとか他の料理に求めるしか無い様です。連日炭水化物ばかりだと偏るし、さすがに飽きてしまいます。この辺は昔も今も変わらないですが、より多国籍でクオリティーの高い料理を提供するお店がここ十年で劇的に増えました。飲茶の合間には、国際都市ならではのフュージョン・キュイジーヌを探すのも楽しみが増えていいですね。。

 


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HongKong 2014 Reported by Futoshi Hirasawa

Hong Kong 2014 Vol.1|沙田 (Sha Tin)〜旺角 (Mong Kok)
Hong Kong 2014 Vol.2|荷李活道 (Hollywood Road )〜文武廟 (Man Mo Temple)
Hong Kong 2014 Vol.3|港景街〜山頂 (The Peak)
Hong Kong 2014 Vol.4|天水園 屏山文物徑 (Ping shan heritage trail)〜元郎 (yung long)
Hong Kong 2014 Vol.5|好吃的吃飯(A delicious meal)
Hong Kong 2014 Vol.6|番外編:旅グッズ