Lisboa_Porto_Madrid 2018_Vol.03|Mercardo da Ribeira_Álvaro Siza_Alfa Pendular

バカリャウ ア ブラス

リベイラ・ノーヴァ市場の

リベイラ・ノーヴァ市場の

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fからフードコートを眺める。

リベイラ・ノーヴァ市場の2F

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fホリゾンタルから覗くとこんな感じ。

オリエンテ駅

オリエンテ駅

オリエンテ駅

Gare do Oriente

オリエンテ駅

オリエンテ駅

オリエンテ駅

オリエンテ駅

アルファンデガ通り。

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

アルファンデガ通りを西に

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード。

2014年にリニューアル・オープンし、

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード

のフードコート。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコート。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコート。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコート。

Pizza a Pezziのキッチン。

ポルトガルの伝統料理をモダンにアレンジしたレストラン、ミゲルカストロシルヴァ。

ポルトガルの伝統料理をモダンにアレンジしたレストラン

アルファンデガ通りを西に。リベイラ市場へ

リスボン二日目は、ホテルから徒歩でリベイラ市場へ。ホテルからコメルシオ広場を通過してアルファンデガ通りを西に向かいます。

アルファンデガ通り

アルファンデガ通り。名所を巡る専用の観光トラム。

アルファンデガ通り。この日は快晴で気持ちの良い朝。

アルファンデガ通り。名所を巡る専用の観光トラム。赤色が目印。

アルファンデガ通りに面しているPraça do Município(市役所広場)とCamara Municipal de Lisboa(市役所)

アルファンデガ通りにあった穀物店。様々な豆を売っています。

アルファンデガ通り沿いの商店。

アルファンデガ通りに面したカトリックの教会、Igreja do Corpo Santo

アルファンデガ通りを西に。ゴシック様式の街並み。

アルファンデガ通り。Duque da Terceira Statueのテルセイラ公爵の銅像。

アルファンデガ通りのDuque da Terceira Statue付近のロココっぽい街並み。

アルファンデガ通りを西に。アレクリン通りを眺める。市場までもう少しです。

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeira

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード。

リベイラ市場(Mercado Da Ribeira)は、1882年開設の市場。リスボン市内の有名レストランを招致して2014年にリニューアル・オープン。フード・コートとして賑わっています。生鮮食品の市場は、営業時間が違うため訪れることはありませんでしたが、フード・コートは、夜遅くまで営業しており、色々な料理が楽しめる食事処として観光客に人気です。

リベイラ・ノーヴァ市場 Mercardo da Ribeiraのファサード。1882年当初のものです。

リベイラ・ノーヴァ市場。Time Outという名のフードコート。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコートTime Out。真ん中にフードコート、取り囲むように市場が配置されています。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコートTime Out。コート内の真ん中は客席で若干のキオスク、取り囲むようにコンパクトな調理室を併設した飲食店が軒を連ねています。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコートTime Out。天高があり開放的です。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコートTime Out。圧巻の広さ。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコートTime Outにあるピザ屋 Pizza a Pezzi。トリュフときのこのピザ。衝撃の美味しさ。

ポルトガルの伝統料理をモダンにアレンジしたレストラン、ミゲル カストロ シルヴァのキッチン

ポルトガルの伝統料理をシンプルにアレンジしたレストラン、ミゲル カストロ シルヴァ。

ポルトガルの伝統料理をモダンにアレンジしたレストラン、ミゲル カストロ シルヴァ。のバカリャウ ア ブラスとパシュテイシュ デ バカリャウ(干しダラのコロッケ)。

このアラームで注文した食事を取りに行きます。

昼食は、ミゲル カストロ シルヴァのバカリャウ ア ブラスとパシュテイシュ デ バカリャウ。そしてPizza a Pezziのトリュフときのこのピザ。炭水化物祭りですが(笑)この後歩く予定があるので気にせず食事を楽しみました。バカリャウ ア ブラスは干しダラとポテトと玉ねぎの卵綴じの料理で、安定の美味しさ。ポルトガルは乾物や缶詰が発達していて、いたるところにバカリャウが登場します。

リベイラ・ノーヴァ市場のフードコート外側にあるマーケットエリア。

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fにあるレストランセカンドホーム。

リベイラ・ノーヴァ市場のホリゾンタル。

リベイラ・ノーヴァ市場のメインエントランス。

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fからフードコートを眺める。

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fの多目的スペース。

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fのホリゾンタル。下がエントランスになっています。

リベイラ・ノーヴァ市場の2Fホリゾンタルから覗くとこんな感じ。

リベイラ・ノーヴァ市場のようなリノベーションして生まれ変わる市場は、ポルトガルやスペインにはとても多く、二年前に研修旅行で訪問したバルセロナのサンタ・カタリーナ市場も然りで、観光名所としての期待がたぶんに大きいのですが、トラベラーファーストに作られており、夜遅くまで食事が摂れます。結果、地元の人にも重宝され色が活性されて行くわけで、この辺のお作法は築地や日本の市場も取り入れてほしいし、築地も移転新築ではなく、リノベーションで解決して欲しかったです。

リベイラ・ノーヴァ市場
481,, Av. 24 de Julho, 1200-109 Lisboa, ポルトガル
www.cm-lisboa.pt
+351 21 346 1199

オリエンテ駅 Gare do Oriente

オリエンテ駅 Gare do Orienteのファサードライン

サンタアポローニャ駅。オリエンテ駅とは対照的な、ネオゴシックの駅舎。

サンタアポローニャ駅のコンコース。ここから一駅、オリエンテ駅に向かいます。

オリエンテ駅に向かう車中で。

リベイラ市場からホテルに戻り、荷物をピックアップしてオリエンテ駅へ向かいました。オリエンテ駅は1998年に開催されたリスボン万博の会場、パルケ・ダス・ナソンイス地区に計画されました。開業も万博に合わせた1998年で、駅舎はサンティアゴ・カラトラバとスペインのゼネコンNESCO(現在のAcciona)の手によるもの。オリエンテ駅はリスボンメトロ レッドラインやポルトガル鉄道の近郊列車や長距離列車が乗り入れる起点駅で、ポルトへはここから向かいます。将来、スペインからの高速鉄道も繋がるそうです。

オリエンテ駅。印象的な構造屋根。

オリエンテ駅。エントランスのキャノピー。

オリエンテ駅。キャノピーの中。とんぼの羽のような印象。

オリエンテ駅。コンコースは構造美が美しいですが南北のアクセスが悪く一度は迷います。

オリエンテ駅のコンコース内にあるカフェ屋台

オリエンテ駅。天蓋構造。夜はローケルビンのライトアップで線香花火のような演出がなされます。

オリエンテ駅。天蓋構造。夜はローケルビンのライトアップで線香花火のような演出がなされます。

カラトラバ節炸裂のような彼らしい構造美の駅舎ですが、東西の導線を優先するがあまり、駅の軸線に対して東西のアクセスがとても悪く、インフォメーションセンターや特急アルファ・ペンドゥラールの切符売り場が西側のみにあったりと、ツーリストにはちょっと酷な駅です。それを差し引いて建築的には見所が多く、駅前から見たビューは圧巻です。日本にも緻密で日本の構造美を表現した駅が地方にはたくさんありますが、空港や駅はツーリストにとってその国を感じることができるタッチポイントですから、どんどん増えて欲しいです。

オリエンテ駅 Gare do Oriente
Parque das Nações

EXPO.98  ポルトガル パビリオン

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。設計はアルヴァロ・シザ。

これを見にリスボンにきたと言っても過言ではない、EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。設計はアルヴァロ・シザ。ポルトガル建築界の重鎮です。シザを最も有名にした仕事の一つであるポルトガルパビリオンは、EXPO閉催後に解体せず計画途中から「施設として恒常的に使用する」事を前提に計画されています。この建築を決定づけている幅58m×長さ65mの巨大なケーブル・ルーフ(吊り屋根)に覆われた、セレモニアル・プラザと呼ばれる広場は、セレモニー会場としての機能を求めつつ、厚み20cmのコンクリートの屋根は、素材に似合わない柔らかな印象を与えています。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。シザらしい端正な造り。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。海側から見たビュー。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。絶妙なたるみ加減。笑

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。角度によってたるみ加減が絶妙なのがわかるかと思います。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。ワイヤーを束ねたケーブルがエクステンションになっているんですね。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。筑後20年経つので経年変化はありますが、この大屋根のおかげで、子供達は雨の日でも思いっきり遊べます。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。正面より。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。正面より。角度をつけて撮影。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。正面より。角度をつけて寄ってみる。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。正面より。角度をつけてもっと寄る。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。先ほどと反対側のアングル。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。管理棟。

EXPO.98リスボン万博のポルトガルパビリオン。管理棟。

第2のエリアとしては、14000㎡の建物があり、ギャラリー、レストラン、レセプションホール、事務室などを備えています。外壁とパティオに面した壁に規則的に穿たれた窓から、各部屋に自然光を取り込まれ、河岸には柱廊があります。周辺環境を弁えつつ、軽やかさと重厚さを兼ね備えていてとても美しい建築です。

シザは、お弟子さんともいうべきソウト デ モウラとの協働で2000年に開催されたハノーファー国際博覧会でもポルトガルパビリオンを担当しています。ポルトガルをいかに世界に知ってもらえるかを担うのがパビリオンアーキテクチャーですから、やはりこのリスボン万博での成功がとても大きく、彼の名声を確定したと言えます。

EXPO.98 Portugal Pavilion(リスボン万博 ポルトガルパビリオン)
Esplanada Dom Carlos I s/nº, 1990-005 Lisboa, ポルトガル
www.oceanario.pt
+351 21 891 7000

パルケ・ダス・ナソンイス地区(Parque das Nações)

NOWO (Sede)の社屋

リスボン科学博物館(Pavilhão do conhecimento)

リスボン科学博物館(Pavilhão do conhecimento)

リスボン科学博物館(Pavilhão do conhecimento)

通信会社の社屋。Teleperformance Portugal – Oceanário

リスボン水族館。建築はピーター・シャーメイエフの設計。水槽は水景クリエイター天野尚の手によります。

リスボン水族館。建築はピーター・シャーメイエフの設計。水槽は水景クリエイター天野尚の手によります。

CASINO LISBOA

CASINO LISBOAの行先サイン。

パルケ・ダス・ナソンイス地区は、1998年に開催されたリスボン国際博覧会の跡地を中心に開発されたオフィス街や商業施設、住宅街などから構成された新興エリアで2012年に新しい行政区として誕生しました。

万博開催後の1990年代に大規模な街づくり開始され、商業地区の中心施設としてオリエンテ駅に隣接するヴァスコ・ダ・ガマ ショッピングモールや国際見本市会場などが建てられています。万博当時の施設で残存しているリスボン水族館や既出のポルトガルパビリオンは今でも人気の観光地です。

特急アルファ・ペンドゥラールでポルトへ。

オリエンテ駅。特急アルファ・ペンドゥラール。ジョルジェット・ジウジアーロが設計したイタリアのフィアット(現アルストム)のETR460ペンドリーノがベース車両。

オリエンテ駅に預けていたバゲージをピックアップし、特急アルファ・ペンドゥラールの一等車(グリーン車)でポルトへ向かいます。3時間半の旅。

特急アルファ・ペンドゥラール。LEDサイン。レトロな見せ方ですが、単色でかっこいいです。

ホテル前の売店で購入したポルトーワイン、FERREIRA。紙コップはご愛嬌ですが、これで気分を盛り上げます。

特急アルファ・ペンドゥラールの一等車の車内。2席と1席の配列でシートワイドが広く、テーブルも広いのでビジネストリップでも快適です。

ポルト、カンパーニャ駅。

特急アルファ・ペンドゥラールの先頭車。落書きが切ない感じ。

ポルト、カンパーニャ駅の駅舎。到着が20:00すぎでした。

特急アルファ・ペンドゥラールは、ポルトガルの南北を走る高速列車。一般軌道も流用しているので、高速走行と低速走行があり、イメージとしては山形新幹線のような感じ。新型車両ということもありますが、車内のインテリアはジウジアローらしく洗練されていて、水戸岡鋭治さんの特急つばめを彷彿とさせます。車内はとても快適ですし、これなら一等車(4500円位/1人)という値段もリーズナブルに感じました。

次回からポルト編です。

 

Lisboa / Porto / Madrid 2018 Reported by Futoshi Hirasawa