バルセロナ三日目。前半。グエル公園へ。
Photo @Hirasawa Futoshi / FUJIFILM X-T10+XF14 F2.8 & XF18 F2
三日目は、グエル公園からスタート。グエル公園、サグラダ・ファミリア、Suites Avenue、カサ・ミラなどを中心に散策しました。今回のエントリーでは、その前半。グエル公園について。
アントニ・ガウディの傑作の一つ、グエル公園。1900年から1914年の間に造成された、元々は60軒からなる分譲住宅(今で言うロハスのような発想の住宅郡)でした。この分譲住宅のコンセプトが当時は理解されず(全く売れず、購入したのはガウディとグエル伯爵の二名との事)グエル伯爵が他界後、バルセロナ市に寄贈され、公園として再整備されて今に至ります。 当時ガウディが傾倒していたリヒャルト・ワーグナーや、自然との調和を目指した総合芸術としての住環境を目指した様です。
ちなみにグエル公園は、2013年から有料化され中心の入り口部分&コリドール&人工地盤の広場の部分が有料(7€。2015年現在)で、それ以外は無料で入場出来ます。僕らは、事前予約していなかったので現地でチケットを求めたものの一時間待ち! まさか有料化と入場制限(30分ごとに400人らしい)までされているとは思いませんでしたが、物売りやスリの多いバルセロナですから安全面的には良かったのかもしれません。そんな感じで、無料エリアのコリドールからスタートして散策しました。
公園西側にある頂上のカルヴァリーの丘は、元々は礼拝堂を立てる予定でした。しかし分譲住宅計画が進まなかったため、墳墓のような塚が作られました。
以上が無料で入れるエリア。個人的には二度目のグエル公園ですが、この広大なエリアを散策するのは初めてで、一時間で丁度廻りきれるので良かったです。ランドスケープも面白かったですし。そんな感じで有料エリア(コリドール、市場跡、広場、守衛の家など)へ進みます。
見ての通りの天候で、8月の午前中と言う事もあり(夏場でも朝夕は過ごしやすい気候)二時間びっしり廻っても丁度良い感じでした。ホテルからはタクシーで10分程度でしたが、グエル公園は著名な観光地から離れているので、泊まるホテルに拠っては旅程を立てないと時間を無駄にします。なので予約はマストですね。持ち物的には水は必須。公園内でも売っていますが高いです。笑
二回目のグエル公園は、ひょんな事から公園内をくまなく散策することになりましたが、エリアごとに物語があり楽しめました。
グエル公園 Parc Guell
設計:アントニ・ガウディ
ADD: Carrer d’Olot, s/n, 08024 Barcelona, スペイン
TEL: +34 902 20 03 02
URL:http://www.parkguell.cat/
入場料や開園時間は季節に拠って変わります。詳しくは公式サイトにて。
入場料:大人7ユーロ
Barcelona 2015 Reported by Futoshi Hirasawa
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