初日の夜は、ベースホテルである九龍香格里拉酒店(Shangri-La Hotel Kowloon)近くの尖沙咀から繁華街の油麻地&旺角エリアを経由してペニンシュラ(Peninsula HK)を散策しました。香港のダウンタウンにして昔からある繁華街「油麻地」「旺角」。The香港を味わうのであれば避けて通れないエリアですが、丁度デモの真っ最中であり、物々しい雰囲気。そんな中でも、市井の人たちは冷静に営みを続けていて、物騒な雰囲気ではありませんでした。香港と言えば、無秩序に乱立する看板・・のイメージが強いのですが、僕が初めて香港を訪れた20年前から比べると、ネイザンストリートの看板は寂しくなる一方で、油麻地&旺角エリアは派手になっているような印象を受けます。 香港に限らず、台北やシンガポールでも外食の中心は屋台や露天商。あの独特な香り(行った事のある人ならわかりますよね。笑)にちょっと滅入る時もありますが、たくましさも感じ、生命力の強さを感じます。生きる基本は食べる事ですしね。僕は胃腸が弱いので香港や台北の屋台で食事をした事が無いのですが、香港の場合、ワーカーホリックが多い事もあって飲食店の営業時間が東京並みに遅い時間まで開いています。これは旅行者にとって有り難い限りで、東京と同じような感覚で飲食が楽しめます。
油麻地&旺角エリアを2時間散策しながら食事を済ませ、ホテルに戻る途中でお酒が呑みたくなり、ペニンシュラ香港へ向かいました。時期的に丁度クリスマスと言う事もあり、イルミネーションでより華やかになったファサードがお出迎えしてくれました。気温24度の香港で、クリスマスイルミネーションは、クリスマス=寒い冬のイメージが強い僕らにとってはとても新鮮。個人的にペニンシュラは5回行っているのですがこの時期に来るのは初めてと言う事もあって、しばし見入ってしまいました。
その後は中を見学しながら、休憩がてらBarへ。ちょうどジン&トニックのスペシャルメニューを薦められたので、メンバー全員で違うものをオーダーしました。女性のバーテンダーがワゴンサービスのような感じでやってくるのですが、あつらえたワゴンにはBarセットが綺麗に並べられていて、見事な所作でステアしてくれます。このジントニックがとても美味しくて、「上海の時のシャブシャブ(ジンが薄い)ジントニックとはえらく違うな」と衛(小畠)と話をしていました。笑 もとい、インテリアの設え(&歩き回った疲れ)と相まってかなり酔ってしまったのですが、空間の設えと所作が一体になると、心地よくなる。何でもそうですが、こういう経験は体感しないとわからないですね。。
Macau & HongKong 2014 Reported by Futoshi Hirasawa
Hong Kong 2014 Vol.1|九龍香格里拉酒店(Shangri-La Hotel Kowloon)
Hong Kong 2014 Vol.2|尖沙咀 (Tsim Sha Tsui)〜油麻地 (Yau Ma Tei)〜Peninsula HK
Hong Kong 2014 Vol.3|Innovation Tower/The Run Run Shaw Creative Media Centre
Hong Kong 2014 Vol.4|朗豪坊(Langham Place)〜力寶中心(Rippo Center)
Hong Kong 2014 Vol.5|PMQ元創方 Complex〜文武廟〜中環至半山自動扶梯
Macau 2014 Vol.6|Macau World Heritage.1
Macau 2014 Vol.7|Macau World Heritage.2
Macau 2014 Vol.8|Macau World Heritage.3
Macau / Hong Kong 2014 Vol.9|好吃的吃飯(A delicious meal)