雨が降っていた今日の東京ですが、六本木ヒルズの森美術館のMoMA展と併設展(Jun Nguen Hatsushiba展とIlya&EmiliaKabakov展)を見てきました。
MoMA展は、説明する必要もないと思いますがニューヨーク近代美術館の展示品の一部を森美術館で公開する、巡回展の一つで、コンテンポラリーな現代アートを中心に展示されていました。僕はNYで1度見に行ったことがあるので、2度目になるのですが、やっぱり良かった。これはアートに興味のある方は必見です。
次にIlya&EmiliaKabakov展は、写真とメッセージを1セットにしたポートレートを会場にくまなく展示されていて、ちょっとバーバラ・クルーガーに近いアプローチを感じましたが、その中にユーモアたっぷりの仕掛けがいくつかある、趣向の変わった展示です。ちょっと難解かもしれませんね。初めて見ると。
最後にJun Nguen Hatsushiba展。僕はこれが一番印象に残ったのですが、ビデオアーティストのJun Nguen Hatsushibaの琴線的な事(祖国、公害)をテーマに沖縄などの海中でダイバーをつかったインスタレーションをアフターエフェクトで処理された前衛的な作品を会場で流して見て貰う・・そんな展示です。初め難解かなと思い見ていたのですが、見ているうちに意味が分かってきて、相乗的な音楽と相まって、奥の深い印象を受けました。森美術館がバックアップするだけのことはあるかと(笑)
これだけのボリュームのプログラムを見て回るのにはさすがに時間が掛かるので週末行くことを奨めますが、見応えあるアートプログラムです。。
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