Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Fotolog – vol 2: 函館(金森赤レンガ倉庫)

DSC04033.jpgDate: 名称 金森赤レンガ倉庫  設計 金森赤レンガ倉庫:不詳 / 西波止場:二本柳慶一建築研究所 所在地 北海道函館市豊川町11番5号 竣工年 1988年(倉庫創業1907年) 用途 複合施設(ビヤホール・ウェディング・美術館・物産店)

金森赤レンガ倉庫は、明治時代に函館へ渡った実業家・渡邉熊四郎氏が自社の洋品店に続き倉庫業を始めたことが由来です。北海漁業や流通の形態が縮小し時代の変化に伴い倉庫としての役割も縮小していたところに赤レンガの倉庫の雰囲気が観光地として注目を浴びたことをきっかけに1988年コンバージョン。複合施設としての現在の形態生まれ変わりました。このエリア全体の施設としての評価も高く、対面する西波止場は建設省公共の色彩賞を受賞しています。

http://kanemori.hakodate.jp/contents.htm BAY →http://kanemori.hakodate.jp/bay/default.htm 

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Bay Hakodate(ビヤホール施設)
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Bay Hakodate前の運河(明治時代当初から同じ姿で保存されている)
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金森赤レンガ倉庫
DSC04030.jpg DSC04029.jpg DSC04028.jpg DSC04027.jpg DSC04026.jpg DSC04025.jpg DSC04024.jpg DSC04021.jpg DSC04019.jpg DSC04018.jpg DSC04017.jpg DSC03952.jpg  撮影裏話:この写真は2003年の8月に撮影したものです。他のFotologは、このウェブサイトの刷新(2006年)前に書きためていた弊所のブログの焼き直しで、テキストは引き継げましたがこの函館とVol3の韓国ソウル共にブログを始める前の写真なのでテキスト等での記録を残していませんでした。殆ど記憶が頼りになります。この西波止場&赤煉瓦倉庫に到着するまで大雨で食事でもしてそのまま引き上げるつもりだったのが、車から降りて5分くらいで雨が止み、余りに夕焼け&赤煉瓦倉庫が綺麗だったので時間を忘れて撮影した記憶があります。確か3泊4日過ごしたのでこの日とこの前日と2回訪れています。ただ前日は、カメラの調子が悪く写真としては全部使えなくて、この日撮影した数十枚だけが残っているのみです。また函館には行きたいなと思っています。

撮影:平澤 太  ※写真の写真の無断転載を禁じます。

2002/1012 TOKYO DESIGNERS BLOCK

db.jpg 例年にもまして盛況だった今年のデザイナーズブロック。近年のデザインブームが追い風になっているおかげで今年のデザイナーズブロックはインディーズ系のデザイナーの参加が目立ちました。僕が注目したのは無名な人。特に日本のデザイナーががんばっていた印象があります。今年のデザイナーズブロックは出展数が多かったので全部廻るには時間が足りない!!っていった感じでしたが、そこは割り切って見たい物だけ見に行くスタンスで各会場を廻りました。初日はこのサイトの「PHOT」コーナーでも取り上げているアペタイジングデザイン・宮城君の展示を見に渋谷のROOMへ。照明器具と椅子を展示していた彼らの空間は和めて、オブジェと言うよりは実用に耐えうるデザインをしていて良かったです。ちなみに宮城君のLEDとアクリルのペンダントライトはROOMのオーナーであり、Kyoto Jazz Massiveのオーガナイザーである沖野修也さんにも気に入ってもらいROOMにおいてもらえるそうです。DJブースの上につけたらよさそう。良かったね、宮城君。

展示の後は、時間をおいてそのままクラブタイムへ。イベント的には和めて踊れてなかなか面白かったです。 2 日目は表参道中心にイデー、スプートニク、スパイラル周辺を見て回りました。とにかく人が多くて大変でしたけど、オブジェあり椅子あり、インスタレーションありで見応えはありました。今の時代、情報過多で椅子一つ選ぶにしてもとても迷いますが、デザイナーズブロックのように生活の一部のようにショップに自然に置いてあるような見せ方だと普通の人でも「これいいなあ」って感じで生活する中にデザイン物を取り入れやすいと思うんですね。そういう意味でこのイベントの存在価値ってとても大きいなって思います。