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Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Da nang/Hoi An 2016 Vol.03|Naman Retreat ナマン・リトリート 3

ナマンリトリート前の東シナ海(Biển Đông Việt Nam)。思ったよりも綺麗な海でした。

コンベンション棟。中規模の会合が開ける規模感です。

パブリックプール。

ナマンリトリートの利用者のみ使用できるプライベートビーチ。

ナマンリトリートの宿泊者のみ使用できるプライベートビーチ。

レジデンス棟からコンベンション棟に連なる路地。カートが行き来します。

購入型レジデンス周辺の路地

物産店が入るヴィラ

ハイハイレストランとパブリックプール

レジデンス棟を繋げる路地。

アパートメント棟の前にある共同プール。

PURE SPA 棟。他のバンブーで土着的な建築と異なり、ルーバーと蔦で構築された建築。この組み合わせ、最近の東南アジアではよく見かけるスタイルです。

PURE SPA棟

PURE SPA 棟の外観のディティール。

PURE SPA 棟の1Fロビー。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。

PURE SPA 棟の1Fロビーの設え。

PURE SPA 棟の1Fロビー。白基調のモダンなインテリア。

PURE SPA 棟の1Fロビー。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。

PURE SPA 棟の1Fロビー。中庭を介してコリドールなフロアレイアウト。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。

PURE SPA 棟の1Fロビー。白基調のモダンなインテリア。

PURE SPA 棟のコリドー。ここからトリートメントルームに上がります。

PURE SPA 棟の1Fロビーのルーバー。

PURE SPA 

PURE SPA 棟。他のバンブーで土着的な建築と異なり、ルーバーと蔦で構築された建築。この組み合わせ、最近の東南アジアではよく見かけるスタイルです。


PURE SPA 棟の外観のディティール。

15室のトリートメントルーム、男女共用のジャグジーバスルーム、スチームル ーム 、サウナ 、エクササイズジム、ヨガパビリオンで構成されているPURE SPA。マッサージから指圧マッサージ、ボディラップ、ペディキュアまで多様なトリートメントコースが有り、宿泊するともれなくマッサージのサービスが受けられます。

PURE SPA 棟の1Fロビー。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。


PURE SPA 棟の1Fロビーの設え。


PURE SPA 棟の1Fロビー。白基調のモダンなインテリア。


PURE SPA 棟の1Fロビー。白基調のモダンなインテリア。


PURE SPA 棟の1Fロビー。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。


PURE SPA 棟の1Fロビー。中庭を介してコリドールなフロアレイアウト。水盤と蔦の効果で涼しげに感じます。


PURE SPA 棟のコリドー。ここからトリートメントルームに上がります。


PURE SPA 棟の1Fロビーのルーバー

 トリートメントルーム内はさすがに撮影できませんでしたが、ハーブオイルを使ったマッサージで、ホーチミンで流行っているストーンマッサージでは有りませんでした。施術の方は可もなく不可もなくで、特段なものでは有りませんでした。宿泊者がもれなくサービスとして付帯されるので、日中でも混雑しており、サービスのクオリティが担保しきれないのでしょうね。この辺は改善されると良いなと思います。

ナマンリトリートの周辺環境。リゾート考察。

ナマンリトリート前の東シナ海(Biển Đông Việt Nam)。思ったよりも綺麗な海でした。


購入型レジデンス周辺の路地

ナマンリトリートは、目の前が東シナ海(Biển Đông Việt Namと呼ばれています)で、典型的な海岸リゾートです。ここに宿泊用のアパートメント、レジデンス、物産ショップの棟、レストラン、バー、ラウンジの他、購入権のあるレジデンス、年間40日のヴィラ利用権のレンタルプログラム、分配収益が受けられるサービスなど、利用の形態が多彩です。この多彩なプログラムを支えているのは、間違いなくこの環境とファシリティーです。

アパートメント棟の前にある共同プール。


レジデンス棟を繋げる路地。


ハイハイレストランとパブリックプール


物産店が入るヴィラ


レジデンス棟からコンベンション棟に連なる路地。カートが行き来します。


ナマンリトリートの利用者のみ使用できるプライベートビーチ


ナマンリトリートの利用者のみ使用できるプライベートビーチ。


Bラウンジ前のパブリックプール。


パブリックプール


コンベンション棟。中規模の会合が開ける規模感です。


PURE SPA 棟。他のバンブーで土着的な建築と異なり、ルーバーと蔦で構築された建築。

規模感的にはそれほど大規模ではないナマンリトリートですが、多様な利用方法を担保するためのファシリティが備わっており、このリゾートが昨今のリゾートトレンドを踏襲しながら、経年での魅力を計算し計画されていることがよく解ります。現在のリゾートは、投資の効率から勘定するとショートトリップの観光客相手だけでは成立しません。長い期間の中で投資を考慮すると、建築を含めた環境デザインは大切なポイントであり、そこに付帯するサービスは差別化を生み出す大きな武器となります。ナマンリトリートは、その点で非常に解りやすく、発展途上の国のディベロッパーが開発しただけに成長の余地を感じました。クオリティーもまずまずで、これからに期待したいです。

ナマン・リトリート NAMAN Retreat

Truong Sa Road, Ngu Hanh Son District, Da Nang, Đà Nẵng 550000 ベトナムnamanretreat.com
+84 236 3959 888

Da nang / Hoi An 2016 Reported by Futoshi Hirasawa 

Da nang/Hoi An 2016 Vol.02|Naman Retreat ナマン・リトリート 2

ハイハイレストラン前の水盤。向こう側の東シナ海と連なったビューが楽しめます。巧みなプランニング。

朝のハイハイレストラン前の水盤。日差しと空の色で変化が楽しめます。

朝のハイハイレストラン前の水盤のアプローチ

朝のハイハイレストラン前の水盤。日差しと空の色で変化が楽しめます。

ハイハイレストランのセンターテーブル。

ハイハイレストランのインテリア。センターテーブル付近。

ハイハイレストラン。ビュッフェでフルーツを。

ハイハイレストランの外観。ファサード面。

ハイハイレストランの外観。バー棟からのビュー。

ハイハイレストランの外観。バー棟からのビュー、構図違い。

ハイハイレストランの外観。水盤面から。

ハイハイレストランのインテリア。夜の表情。

ハイハイレストランのインテリア。夜の表情。周りが漆黒の夜だけにライトアップされたバンブーコラムが竹の森のように見えます。

ハイハイレストランのディナー。ウェルカムカクテル

ハイハイレストランのディナー。魚の香草焼き。

ハイハイレストランのディナー。ポットの煮物。

ハイハイレストランのディナー。チキングリル。

ハイハイレストランのディナー。ラップロール。

ハイハイレストランのディナー。食前時のチキンスープ。

シティニバーをカウンターから眺める。

シティニバーのジン&トニック

シティニバーの昼の様子。プールサイドやビーチまでサーブしてくれます。

シティニバーを反対側のカウンターから眺める。

シティニバーをプールサイドから眺める。

シティニバーのカクテル。名前は忘れました。。

Bラウンジにてランチを。ダナン名物のハンバーガーセット。

Bラウンジにてランチを。ダナン名物のハンバーガーセット

 ハイハイレストラン

夕方のハイハイレストラン前の水盤。向こう側の東シナ海と連なったビューが楽しめます。巧みなプランニング。

昨年完成したばかりのナマンリトリートですが、その中でも最も露出が多いのがナマンリトリート内にある、ハイハイレストラン。レストランアワードも受賞し、ダナンで最も注目されているレストランです。宿泊者は朝食のビュッフェで宿泊中お世話になる施設ですが、昼と夜でインテリアの表情がダイナミックに変化します。

朝のハイハイレストラン前の水盤。日差しと空の色で変化が楽しめます。


朝のハイハイレストラン前の水盤。日差しと空の色で変化が楽しめます。


朝のハイハイレストラン前の水盤のアプローチ


ハイハイレストランのインテリア。センターテーブル付近。


ハイハイレストラン。ビュッフェでフルーツを。

ビュッフェは、リゾートとしては平均的な構成でフォーやラップロールなどのベトナム料理からチャイニーズやアメリカンまでなんでもござれ状態(笑)。マリーナベイサンズもそうでしたが、特筆するのはフルーツが豊富なこと。南国ならでは。

ハイハイレストランの外観。ファサード面。


ハイハイレストランの外観。バー棟からのビュー。


ハイハイレストランの外観。バー棟からのビュー、構図違い。

建築的には、ベトナムの伝統的な建築の様式というよりも素材的な部分と意匠的な解釈に注力されていて、鉄鋼造に竹を意匠的に巻きつけそのまま屋根に連なっていく、シームレスなストラクチャーが特徴的です。日差しが強いダナンということもあり、庇は深く設計しています。路盤から1M程度に水盤があり、この高低差が冒頭の「東シナ海との連なり」を実現しています。非常に巧みなプランニングです。

ハイハイレストランのインテリア。夜の表情。


周りが漆黒の夜だけにライトアップされたバンブーコラムが竹の森のように見えます。


バンブーコラムは、末広がりで天井に連なりボリュームがあります。これがとても効果的。

インテリアは、特に夜が印象的でバンブーコラムが象徴的に見えるようライトアップされています。この辺の手法は Vo trong nghiaの初期の傑作、Wind and Water Café / Cafe Quán Gió và nướcでも散見します。同じ作家が創っている建築ですから当然と言えば当然なのですが、自費制作のWind and Water Café / Cafe Quán Gió và nướcに対し、ナマンリトリートはリゾートなのでショートステイでも満足できるようにインテリアが洗練されている部分が違いなのでしょう。ダイナミックで見ていて飽きません。

ハイハイレストランのディナー。ウェルカムカクテル。


ハイハイレストランのディナー。魚の香草焼き。


ハイハイレストランのディナー。ポットの煮物。


ハイハイレストランのディナー。チキングリル。


ハイハイレストランのディナー。ラップロール。


ハイハイレストランのディナー。食前時のチキンスープ。

ディナーは全く予約せず、全てアラカルトで注文しましたが美食のエリア、ダナンの料理が中心ということもあり、どれも美味しかったです。価格も良心的で5人でワインも4本空けました。笑)香草に包んだ魚料理(名前忘れました)やチキングリルのパクチー添えなど。前回ホーチミンに視察に行った時と今回でパクチーが苦手で無くなりましたが、これも料理の美味しさのおかげ。食わず嫌いだっただけのようです。。

シティニバー / Bラウンジ

シティニバーをカウンターから眺める。


シティニバーを反対側のカウンターから眺める。


シティニバーをプールサイドから眺める。


シティニバーのモヒート


シティニバーのカクテル。名前は忘れました。。


シティニバーの昼の様子。プールサイドやビーチまでサーブしてくれます。

シティニバーは、ハイハイレストランと呼応した建築&インテリアデザインでオープンな設え。見ての通り、屋根のみ掛かっているような建築ですが、このオープンで開放的な雰囲気がこのバーの最大の魅力で、素晴らしい海の眺望が楽しめます。カクテルやハードリキュールからアイスクリーム、ファストフード、ヘルシーなジュース、伝統的なベトナムデザートなどが楽しめるバーです。 

Bラウンジにてランチを。ダナン名物のハンバーガーセット。


Bラウンジにてランチを。ダナン名物のハンバーガーセット

Bラウンジは、 シティニバーよりプールを挟んだ真向かいにあり、とてもモダンな設え。建築的に特筆するべきものは有りませんが、レストランを多目的に使えるように設えれられていて、ランチも利用できます。この日はダナンまで出かけてランチを取る予定でしたが、ここでランチができると知り予定変更しました。

 

Da nang / Hoi An 2016 Reported by Futoshi Hirasawa