Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Designcafe 鍋の会 (忘年会 2015)

衛(小畠)とMMTの友田さん。

昨日は、Designcafeの鍋の会(忘年会)でした。

場所は有楽町の四万十(しまんと)。高知地産のはちきん地鶏や藁焼のカツオのタタキで持て成してくれる土佐料理のお店で開催。Designcafeの忘年会は2014年まで毎年20~30人、多い時で50人くらい(同業のデザイナーや施工会社、メーカー営業担当など)集まってやっていたのですが、創業して10年経ち、一つの区切りがついたと思い昨年は開催しませんでした。

右側から(手しか見えてない。ごめんなさい!)須藤慶一さん(有限会社STILLSOlID)、田中行さん(ISSUN)、鈴木晋二くん(株式会社コンセントワークス)、りえちゃん(佐久間)

年末で決算(Designcafeの決算は12月)が重なる上、来期の仕事のオファーが立て込む事もあり、僕個人に余裕が無くなってしまった事が一番大きい理由でした。そんな中、今年はどうしようかとうちのメンバーと一緒に色々考えたのですが、大勢呼んで盛大にやるのはちょっと大変だけど、せめて今年のプロジェクトで弊社から発注した取引先やデザイナーとは、お世話になった感謝の意味もこめて「締め」をやった方が良いのではないか?となり「鍋の会」と銘打って(笑)忘年会をやる事になりました。今年のうちのデザインと売り上げを一緒に作ってくれた大切な仲間でもある訳ですし。。

喉黒 唐墨焼き 丸十。とても美味。

急遽やる事を決めたので(参加出来ない方も居て)10人くらいの小さな会でしたが、ゆっくり食事も楽しめるし、何より参加頂いた皆さんとゆっくり話せるのがとても良かったです。今までの忘年会だと、人数的に多かった事もありホストとしてそれなりに気配りしないといけない訳ですが、気配りしなくて良いとは言わないまでも(笑)やはり皆とリラックスして食事を楽しみながら一年を振り返るのは楽しいですし、皆忙しい故にゆっくり話が出来た事が何よりありがたく、僕らも楽しめました。

左、山中亮介くん(株式会社スリーライト)、右、小川周一郎くん(株式会社トリムオンアンドオフ)


手前右、友田星児さん(MMT)、手前左、衛(小畠)


名物!!かつをの藁焼き塩たたき

この日は、年末最後の忘年会ラッシュで、お店も非常に混んでいた(何より予約が取れなくて苦労しました)のですが、行さんお薦めの土佐料理で食事も〆の鍋も美味しく(写真撮り忘れました)、大満足でした。 時間も遅かったので、この後は一旦解散して、高架下で呑み直し。呑み過ぎでヘトヘトになりましたが、仕方ないですよね。翌日休みですし(笑)。

また来年、同じように笑って忘年会が出来れば良いなと思っています。。

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

2014年に竣工したパリのルイ・ヴィトン財団の模型

2014年に竣工したパリのルイ・ヴィトン財団の模型

展示室のコンセプトヴィデオ

展示室のコンセプトヴィデオ。壁面にマッピングされ迫力があります。

ゲーリー自身の所有物

同じく、ゲーリー自身のコレクション。以外とマメだなあと。笑

こちらも同じくコレクション。

ゲーリー本人のインタビューヴィデオ。

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。中古で購入した家を安価な素材でリノベーション。

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。

ゲーリーのコレクションのTVに写されるヴィデオアーカイブ。

解説テキスト

メイン展示室全景。プロジェクトの模型が所狭しで並んでいます。

メイン展示室全景

メイン展示室全景。

ル・ルボセンターの初期のスタディー模型。ファンクション別に色分けされ、主にボリュームを検討。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)の初期のスタディー模型の二段階目。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討が始まっていきます。

膨大なideaがどのように生み出されているか、ダイアグラムで視覚化されています。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討の二段階目。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討の最終段階。

Facebook本社キャンパスのスタディ模型の写真。

シドニー工科大学(UTS)ビジネススクールの展示エリア。ゲーリーの最新作。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型の最終版。

ル・ルボ研究所(2010年竣工)の模型。スケールが大きく創り込まれています。

ゲーリーのスタジオ風景。スタジオと言うよりは巨大な倉庫。

UTSのスタディ模型。例のごとくブロックによるボリュームを検討しています。

UTSの展示エリア。完成写真。

UTSの詳細模型。内部の様子が一目瞭然。

UTSの詳細模型。こんな感じでしっかり創り込まれています。

UTSの詳細模型。向こう側も抜かり無し。

UTSの詳細模型。

UTSのボリュームスタディ模型。その1

UTSのボリュームスタディ模型。その2

ウTS

うts

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

Right

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

ゲーリーの描いた魚のスケッチと模型

ゲーリー建築の外壁素材のバリエーションをアンドリュー・プロコスの写真で紹介。

建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”

ゲーリーの描いた魚のスケッチと模型

建築家フランク・ゲーリー展を開催中の21-21デザインサイトへ。

建築家 フランク・ゲーリー展。21-21のエントランス

建築家 フランク・ゲーリー展。21-21のエントランス

存命する建築家の中でも最長老の一人でありながら、過激な建築様式である脱構築主義(Deconstruction、デコンストラクション)を1970年代後半から実践して来た建築家の展覧会です。

※以下の本文グレー表記は21-21のオフィシャルサイトの田根さんの解説から引用しました。写真のキャプションは僕の感想です。

「ゲーリーのマスターピース」

ゲーリー代表作より3つの建物の外観と内観の撮りおろし映像を壁面にプロジェクション。その空間を体感する。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン・ビルバオ、1997)

現代のカテドラル(大聖堂)と称されたゲーリーの代表作。この建築によって、スペインの地方都市ビルバオが世界的に有名な都市へと変貌した。

ウォルト・ディズニー・コンサートホール(アメリカ・ロサンゼルス、2003)

ウォルト・ディズニーの妻リリアン・ディズニーの発案で建てられたコンサートホール。建物のフォルムは、2,265席のメイン・ホールの音響パラメーター(空間の音の響きを測る物理量)をかたどるようにして生まれた。

ルイ・ヴィトン財団(フランス・パリ、2014)

2014年10月にオープンしたゲーリー最新作の美術館。複雑に重なり合うガラスの外壁は、帆船をイメージしてつくられた。

2014年に竣工したパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン財団)の模型


2014年に竣工したパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン財団)の模型。エントランス付近にドカーンと。


ゲーリーの代表作を壁面にプロジェクションした”ゲーリーのマスターピース”ヴィデオ。


建築家 フランク・ゲーリー展

ゲーリーの代表作を壁面にプロジェクションした”ゲーリーのマスターピース”ヴィデオ。

「ゲーリー・ルーム」

ゲーリー事務所内にある、ミーティングルームに着想を得て構成。ゲーリー自邸の模型や映像のほか、ゲーリー自身のアイデアの原石となるようなオブジェ、さらに、かつて選手としてならしたアイスホッケーのユニフォームや写真などを展示し、ひとりの人間としてのゲーリーに触れる。また、ゲーリーがデザインした椅子「ウイグル・サイド・チェア」、「ウイグル・スツール」に座ることもできる。

建築家 フランク・ゲーリー展

ゲーリー自身のコレクション。インスピレーションの源だそう。


建築家 フランク・ゲーリー展

ゲーリーのコレクションのTVに写されるヴィデオアーカイブ。


建築家 フランク・ゲーリー展

同じく、ゲーリー自身のコレクション。以外とマメだなあと。笑


建築家 フランク・ゲーリー展

こちらも同じくコレクション。


建築家 フランク・ゲーリー展

映像でゲーリーが自ら読みあげる「マニフェスト」。何となくぼやき調。笑

ゲーリー自邸(アメリカ・ロサンゼルス、1979)

安価な素材を組み合わせて改造した自邸。庭の木にできるだけ手をつけず、家の3面に壁を巡らし、家の外側に家をつくるように始まった。

建築家 フランク・ゲーリー展

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。中古で購入した家を安価な素材でリノベーション。


建築家 フランク・ゲーリー展

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。


建築家 フランク・ゲーリー展

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。


建築家 フランク・ゲーリー展

サンタモニカにある「ゲーリー自邸(Gehry Residence)」の模型。


建築家 フランク・ゲーリー展

映像でゲーリーが自ら読みあげる「マニフェスト」のテキスト。この田根さんの展示構成も編集も素晴らしかった。


建築家 フランク・ゲーリー展

メイン展示室全景。プロジェクトの模型が所狭しで並んでいます。


建築家 フランク・ゲーリー展

メイン展示室全景。その2

ル・ルボ脳研究所(アメリカ・ラスベガス、2010)

アルツハイマーなど、脳の健全な機能を脅かす要因を研究するセンター。ドラマティックにうねる格子状の屋根が特徴の建築です。

建築家 フランク・ゲーリー展

メイン展示室全景。手前に見えるのはル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディ模型。


ル・ルボ研究所(2010年竣工)の初期のスタディー模型。ファンクション別に色分けされ、主にボリュームを検討。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)の初期のスタディー模型の二段階目。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討が始まっていきます。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討の二段階目。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型。この辺から表装のレイヤーによる外観の検討の最終段階。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)のスタディー模型の検討最終版。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ル・ルボ研究所(2010年竣工)の模型。スケールが大きく創り込まれています。

「アイデアの進展」

ゲーリー事務所では、日々膨大な模型とスケッチが制作される。ここでは6つのプロジェクトから、90点近くの模型と竣工写真、スケッチを展示。アイデアを試し、壊し、ときに捨てながら、アイデアが形になっていくプロセスを紹介する。

建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリーのスタジオ風景。スタジオと言うよりは巨大な倉庫。

Facebook本社 西キャンパス(アメリカ・メンローパーク、2015)

端から端まで歩くと約15分もかかる、壁のない広大なオフィスは、依頼から完成までわずか3年間というスピードで建てられた。

建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

Facebook本社キャンパスのスタディ模型の写真。ゲーリのスタジオを訪問したザッカーバーグがスタジオの空間を気に入って、空間構成をプランニングしたそう。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

膨大なideaがどのように生み出されているか、ダイアグラムで視覚化されています。

UTS(シドニー工科大学)ドクター・チャウ・チャク・ウィング棟
(オーストラリア・シドニー、2014)

シドニー工科大学の中に新しくオープンした建物。各棟の低層部は、波打つファサードによってさらに内部が細分化されており、外壁のレンガは布のように折り曲がりながらも、ひとつひとつの材質が感じられるように積み上げられている。

建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

シドニー工科大学(UTS)ビジネススクールの展示エリア。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSのスタディ模型。例のごとくブロックによるボリュームを検討しています。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの展示エリア。完成写真。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの詳細模型。スケールも大きく内部の様子が一目瞭然。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの詳細模型。こんな感じでしっかり創り込まれています。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの詳細模型。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの詳細模型。向こう側も抜かり無し。 


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSの展示エリアの全景。その2


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSのボリュームスタディ模型。その1


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

UTSのボリュームスタディ模型。その2

メイク・イット・ライト(アメリカ・ニューオリンズ、2012)

2005年にニューオリンズ地域を襲ったハリケーン・カトリーナによって、被災した住宅を対象とした再建プロジェクト。

建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

メイク・イット・ライト(アメリカ・ニューオリンズ、2012)の展示エリア全景。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

メイク・イット・ライト(アメリカ・ニューオリンズ、2012)のブロックスタディ模型(手前)


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

メイク・イット・ライト(アメリカ・ニューオリンズ、2012)の最終模型

「アイデアの実現」

ゲーリー建築に使用されている日本企業の発色チタンの展示や、ゲーリー建築の外壁素材のバリエーションをアンドリュー・プロコスの写真で紹介。さらに、ゲーリーの建築を可能にした最先端の設計技術「ゲーリー・テクノロジー」を、ビジュアルデザインスタジオ WOW(ワウ)による映像で解説するほか、建設現場写真のプロジェクションを通して、アイデアが実現されるまでのプロセスを追う。

建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリー建築の外壁素材のバリエーションをアンドリュー・プロコスの写真で紹介。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリー建築に使用されている日本企業の発色チタンの展示


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリーの描いた魚のスケッチと模型


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリー自身が撮った数々の工場の写真。


建築家 フランク・ゲーリー展  “I Have an Idea”

ゲーリーの著作や作品集が閲覧できるライブラリースペース。

 

会期:
2015年10月16日(金)- 2016年2月7日(日)
休館日:
火曜日(11月3日は開館)、年末年始(12月27日- 1月3日)
開館時間:
10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
入場料:
一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
*障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
主催:
21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:
文化庁、経済産業省、港区教育委員会、カナダ大使館
助成:
在日アメリカ合衆国大使館、一般財団法人安藤忠雄文化財団
特別協賛:
三井不動産株式会社
協賛:
株式会社新建築社、YKK AP株式会社 窓研究所、株式会社ユニオン、Suzanne Blaug、William Erb
協力:
Vitra株式会社、キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、ゲッティイメージズジャパン株式会社
展覧会ディレクター:
田根 剛(DGT.)

Barcelona 2015 Vol.12|Comida de Barcelona / バルセロナの食事

 

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。お通しのリエット

 

パエリア専門店で有名なelche (エルチェ)の内装

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。海鮮たっぷりのサラダ

 

elche (エルチェ) パエリア専門店のクロケット(コロッケ)

 

elche (エルチェ) パエリア専門店のクロケット(コロッケ)

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。イカスミのパエリア。

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。細麺のパエリア「フィデウア」

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。外観。

 

elche (エルチェ) パエリア専門店。外観。

 

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalina

 

 

 

 

 

 

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalinaのバル「Beure」

 

 

サンタ・カタリーナ市場のバル「Beure」のタパスあれこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Barcelonaの食事の事。

バルセロナでは朝食のみホテルのビュッフェを利用し、昼と夜は行き先に近いリストランテやバルをピックアップ。バルセロナの食事を楽しみました。

elche (エルチェ)

elche (エルチェ)

パエリア専門店で有名なelche (エルチェ)

初日のモンジュイック・エリアを廻った後に食事したパエリア専門店です。僕らの食の情報は「トリップアドバイザー」と「地球の歩き方」と「クレア・トラベラー」でほぼ賄っていたのですが(笑)、全てのメディアで賞賛されていたパエリアをぜひ堪能しようということでチョイス。今回の旅行で同行してくれたデザイナーで建築家の田中行さん(issun)トリップアドバイザーのレポートが全てを物語っているので引用しますと・・

4人で予約せず早めの時間に入り座れました。サービスの方、オーナー?の方も愛想よかったです。お通しの塩気が効いたリエットも美味しく、サラダ、クロケット、パエリア2つ(イカスミとフィデウア)でお腹一杯、フィデウアが少々残りました。パエリアが2人前からで、どうしても異なる種類を食べたかったので2つ頼みましたが、4人で1つのパエリアで十分でした。フィデウアは細麺で、アジアの料理かと思うほど、日本人には親和性高い美味しさ、お持ち帰りしたかったです。

elche (エルチェ) パエリア専門店。お通しのリエット


elche (エルチェ) パエリア専門店。お通しのリエットとカヴァ


elche (エルチェ) パエリア専門店のサラダ


elche (エルチェ) パエリア専門店のクロケット(コロッケ)。中はバカリャウのすり身で衝撃の美味しさ


elche (エルチェ) パエリア専門店のクロケット(コロッケ)。中身はチキンのすり身。これも美味しかった。


elche (エルチェ) パエリア専門店。イカスミのパエリア。酸味が利いていて最高!


elche (エルチェ) パエリア専門店。細麺のパエリア「フィデウア」。海老と絶妙な食感で病み付きに。

大きさが解りにくいかもしれませんが、だいたいパエリアが34cmくらいの大きなパエリア鍋で、4人で食事するにはかなり量が多かったです。ただ、行さんも書いている通り、せめて2種類くらいはチャレンジしたかった事もあり(笑)残すのも覚悟でイカスミとフィデウアを選びました。二人とかカップルなら一つで十分です。イカスミのパエリアは酸味が利いていて濃厚。フィデウアは、絶妙な焼き加減で見た目はベビースターカップラーメンのようですが(笑)柔らかく、海老と海鮮の出汁が効いていてとても美味しかったです。

バルセロナのワイン&カヴァ(スパークリングワイン)はリストランテでも安く、8€あたりから選べます。今回は2種2本(cava pere venturaのブリュットとレゼルバ)を頂きましたが、飲みやすく食ともマッチしていて良かったです。セレクトされていますから合うに決まっているのですが。笑)初日と言う事もあり、体も疲れていたのですが、お店の方のサービスも丁寧ですし、親切で助かりました。。

elche (エルチェ) パエリア専門店。外観。


elche (エルチェ) パエリア専門店。外観。

elche (エルチェ) パエリア専門店
ADD: Vila I Vila, 71, 08004 Barcelona, Spain
Phone: +34 934413089
お店のURL
トリップアドバイザーのお店の紹介ページ

 

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalina

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalina


サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalinaのレストラン

二日目のお昼でチョイスしたのは、サンタ・カタリーナ市場内のバル「Beure」。このバルの他にもレストランやスタンドバーがあるのですが、レストランは13:00からで時間があわず、Beureで軽く済ませることにしました。僕たちはこの建物そのものが見学目的だったので、最初からここで食事をするつもりだったので良かったのですが、人気の市場「サンジュセップ市場」の場合、スタンドバルは混んでいる上、スリも多いのでこちらのサンタ・カタリーナ市場がお薦めです。

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Catalinaのバル「Beure」

 夏のバルセロナの日中はさすがに暑いので、まずビール(笑)そしてタパスを数種類チョイスして、みんなでつまむ感じ。相変わらず揚げ物が多いのですが(笑)市場の食材で調理しているのでどれも新鮮で美味しいです。

サンタ・カタリーナ市場のバル「Beure」


サンタ・カタリーナ市場のバル「Beure」のタパスあれこれ。


サンタ・カタリーナ市場のバル「Beure」のタパスあれこれ。

バルセロナの現地の人たちは、一回の食事の量が少ない替わりに、一日5回食事する(!)とか言われていますが、なんと無く納得。ここでは量を取っていませんが、この後お腹がすけば空いたでバルに駆け込めば良いので(笑)無理せず腹八分目にしておきました。

サンタ・カタリーナ市場のバル「Beure」

サンタ・カタリーナ市場 Mercat de Santa Caterina
設計:エンリック・ミラーレス(Enric Miralles)、ベネデッタ・タリアブーエ(EMBT
ADD : Av. Francesc Cambó, 16
TEL : 933 195 740
トリップアドバイザーの紹介ページ
URL:http://www.mercatsantacaterina.net/

 

Euskal Etxea

Euskal Etxea(レストラン)

二日目、サンタ・カタリーナ市場の後にカタルーニャ音楽堂を見学し、その後買い物を兼ねて港町のエリア「ラ・バルセロネータ地区」に向かったのですが、その途中でお茶休憩で立ち寄ったレストラン。夕方近かったですが、同じような感じで食事というよりは「摘んでいる」グループが目立ちました。笑

Euskal Etxeaの店内


Euskal Etxeaにて


Euskal Etxeaのクリームカタリーナ。濃厚です。

Euskal Etxea
ADD: Placeta de Montcada, 1、08003 Barcelona
URL: euskaletxeataberna.com
トリップアドバイザーの紹介ページ
Phone: +34 933 10 21 85

 

VILA VINITECA

VILA VINITECAの外観

ちょっと脱線しますが、二日目の夕方にワインを買い求めたお店です。スペインのワインならほぼ全部手に入る有名店で、僕もメンバーもお土産や自宅用のワインをここで購入しました。

VILA VINITECAの外観その2。道を挟んで反対側にあり、ハモン・セラーノやマンチェゴなど扱っています。


VILA VINITECAの内部。ご覧の通りの品揃え。

並んでいるワインの量が膨大なので、スタッフの方にイメージを伝えると探してくれます。また隣接する店の方では、ワインに合うおつまみ系の食材(スペインの生ハム「ハモン・セラーノ」やチーズ「マンチェゴ」など)も扱っていて、合わせて買う事ができます。とても便利でいいお店です。

VILA VINITECA
ADD: Carrer Dels Agullers, 7, 08003 Barcelona, Spain
URL: http://www.vilaviniteca.es/es/inicio
トリップアドバイザーの紹介ページ

 

Disfrutar Barcelona 

Disfrutar Barcelona の内装

 今回のバルセロナ旅行の中で唯一リザーブしたレストラン、Disfrutar Barcelona (ディスフルタール・バルセロナ)。世界中から予約が殺到しているバルセロナで最も予約が取りづらいレストランの一つです。分子ガストロノミーを駆使したクリエイティブなスパニッシュを提供するレストランで、世界を席巻したあのEl Bulli(エルブジ)の全盛期を支えたチーフシェフ3名(エドゥアルド・シャトルック、マテウ・カサーニャス、オリオール・カストロ)が立ち上げた二つ目のお店です。

Disfrutar Barcelona のパティオ。最後はここでエスプレッソと煙草を。笑

本当は夜予約を入れたかったのですが、全く席が取れず、ランチタイムの午後14:00からのコースを予約しました。到着すると僕たちが日本人という事もあってキッチンで働いている日本人シェフの方が出向いて、料理の説明を丁寧に日本語で教えてくれました。笑) メニューはコースのみで、18皿から成る70ユーロのコースと25皿からなる100ユーロの2種類。25皿ってどんな感じだろうと不安を覚えながらも(笑)結局こっちにしました。

Disfrutar Barcelona のアペタイザーはシャーベット。中は空洞!


Disfrutar Barcelona のアペタイザー


Disfrutar Barcelona のアペタイザー。花の雫はジンでできていてイクラのような皮で包まれています。


Disfrutar Barcelona のアペタイザー。ゆずのムース。蕩けます。


Disfrutar Barcelona のアペタイザー。何で出来ているのか解らない・・


Disfrutar Barcelona のアペタイザー。パルメジャーノと何たら水で溶かしたもの。


Disfrutar Barcelona のアペタイザー。オリーブに見せ掛けたチョコレート


Disfrutar Barcelona のアペタイザー


Disfrutar Barcelona のアペタイザー


Disfrutar Barcelona のデッシュ。


Disfrutar Barcelona のデッシュ。


Disfrutar Barcelona のデッシュ。


Disfrutar Barcelona のデッシュ。


Disfrutar Barcelona のデッシュ。サーモンとブロッコリーのお寿司。笑


Disfrutar Barcelona のデッシュ。小籠包に見せ掛けたもの。材料は忘れました。。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。ゼラチンのパスタをムース仕立てのカルボナーラソースで和えます。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。ゼラチンのパスタをムース仕立てのカルボナーラソースで和えます。 衝撃の美味しさ。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。ゼラチンとキャビアと何たらチーズの和えもの。とろけます。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。蒸し焼き海老と抹茶ムース和え。これも抜群に美味しい!


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。ハモンセラーノとニョッキの見立て。材料は不明だけど、これもとろけます。


Disfrutar Barcelona のメインデッシュ。ハモンセラーノ。これもとけます。


Disfrutar Barcelona のデザート。


Disfrutar Barcelona のデザート。スコッチウイスキーのジュレとムース。これも抜群の美味しさ。


Disfrutar Barcelona のデザート。


Disfrutar Barcelona のデザート。


Disfrutar Barcelona の店内。この後満席に。

一言で言ってしまえば「不思議なマリアージュ」 。見た目の楽しさから味の想像が飛び抜けて予測不能、一口入れると口の中で溶けてすぐ無くなってしまい、断片的な味覚と食感が記憶に残る・・そんなアメージングなイメージです。今回は残暑の厳しい夏でしたから、夏ならではの食感を意識しているのは間違いなさそですが、想像を超えると言うのはこういう事かと改めて感心しました。 

25皿全部がスモール・ポーションなので食べきる事は出来るのですが、最初から全ての料理が出終わるのに2時間半、そこからエスプレッソで休憩するので賞味三時間近く食事していることになります(笑)。ゆっくり食事している事もあり時間の覚悟が必要ですが、クリエイティブな感覚を呼び起こしてくれる素晴らしいレストランなので、バルセロナに訪問される方には心からおススメします。

Disfrutar Barcelonaのエントランス。

Disfrutar Barcelona
ADD: Calle Villarroel, 163, 08036 Barcelona, Spain
Phone: (34) 93 348 6896
http://ca.disfrutarbarcelona.com/
トリップアドバイザーの紹介ページ

 

CAN KENJI

CAN KENJIの店内

バルセロナでとても人気のある居酒屋CAN KENJI。最終日の夜、予定していたピンチョス・バルが混雑で入れず、断念してこちらへ。所謂普通の居酒屋ですが、お寿司から豚の生姜焼きまでなんでもござれのオールマイティーな、海外の居酒屋ではよくある形態のお店です。感想としては、行さんのトリップアドバイザーのレポートから引用しますが・・

近くの大きな日本料理屋さんは閑古鳥ないてましたが、こちらは地元の人たちで席が埋まってました。予約せず行ったので、カウンター席が空くまで待ち。チーズリゾットのおにぎり等、普通に美味しかったですが、ちょっと味が濃い目(名古屋や金沢で食す感じ)でした。オープンキッチン内の換気が効いていなく、かつ冷房も効いてなく、カウンター席は暑すぎました。給気量が足りていないような。。。

CAN KENJI 鴨のたたき


CAN KENJI スペイン牛の焼肉


CAN KENJI チーズリゾットの焼きおにぎり


CAN KENJI 豚キムチ

 

CAN KENJI 月見ハンバーグ/フォアのせ

行さんのレポートの通り、味付け的にはやや濃い目でスペイン人の好みに合わせているような感じ。焼き物のメニューが多く、全般的には悪くないのですが、鮮度のあるもの・・お寿司はちょっと食べる気になれなかったです。メニュー的にはリクエストが多いのでしょうから致し方ないかもしれません。最終日でスペイン料理に少し飽きてしまった事もあり(笑)最後に居酒屋なのもご愛嬌と言う事で。

ちなみに僕らはカウンターに座ったのですが、給気と喚起のバランスが最悪でオーバーフローしており、暑くて死にそうになりました。働いているキッチンの方も暑そうでちょっと辛そう。職業柄気になって仕方なかったです。暖簾が和紙なのも???でした。

CAN KENJI のエントランス

CAN KENJI
ADD: Carrer Rossello 325, 08037 Barcelona, Spain
Phone: +34 934 76 18 23
URL: http://www.cankenji.com/
トリップアドバイザーの紹介ページ

 

研修レポートの終わりにあたって。

そんな感じのバルセロナの研修レポートも今回が最後です。デザインからアート、食事まで十分堪能出来ました。個人的には2度目でしたが、特に印象に残ったのはタクシーの運転手やお店の人も含めて、人がとても親切だった事です。治安の悪い部分も地区に拠ってはありますが、全般的に観光客に対してのホスピタリティーが行き届いており、この辺はパリなんかと比べてもバルセロナの方が上かなと思いました。

今回はカメラも今まで使っていたFUJIFILM X-Pro1から軽量でハンドリングの良いFUJIFILM X-T10にチェンジし、レンズもXF14mmと18mm(35mm換算で21mmと27mm)の二本のみという潔いセット(笑)で2000枚近く撮りました。お陰で現像(RAW撮影のため)とレポート用の写真のチョイスに手間取り、結局旅行から戻って来てから3ヶ月近くかかってこのレポートを書き終えた感じです。記憶に残す事は簡単ではありませんが、レポートを書いている間に色々よみがえって来て楽しい時間が過ごせました。来年、また皆で研修旅行を行けるように頑張りたいです。

 

Barcelona 2015 Reported by Futoshi Hirasawa

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