Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

臺北、淡水、臺中 2018_Vol.03|雲門劇場 “Cloud Gate Theater”、淡水老街、漁人碼頭

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー。引いた場所での別アングルで。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の建物正面のガーデンからのビュー

屋根のディティール。非常に粗い印象。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段から。多分ベストビュー。笑

彫刻家の朱銘氏の作品。元々は期間限定での設置が延長されているそう。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の1Fの開口部とキャノピーのディティール

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-から眺めた淡水エリアの景観。小高い丘の上にあるので見放しが良いです。

彫刻家の朱銘氏の作品と淡水の眺め。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。端正な佇まい。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。別アングル。

劇場内のアーカイブ。過去の公園の様子や共演したあーティストの書などがあります。

劇場内のアーカイブ。過去の公園の様子や共演したあーティストの書などがあります。

敷地内にあるスターバックス。

彫刻と一緒に淡水街並みをの眺める真優さん。

淡水駅。台北の北にある淡水は、台北中心部から地下鉄で45分くらい。

淡水駅。台北の北にある淡水は、台北中心部から地下鉄で45分くらい。

淡水駅前のレンタサイクル

淡水駅前で借りたレンタサイクル。変速機付きで見た目よりは快適。笑

淡水老街(旧市街)。午前中でしたのでしまっているお店が数多く。

淡水老街(旧市街)の裏手にある淡水河。河口付近なので河というよりは海。

淡水老街(旧市街)の裏手にある淡水河脇の遊歩道と颯爽と前を走るりえちゃん。笑

淡水老街近くの風景

淡水の街並み

雲門劇場近くの淡水の長閑な風景

漁人碼頭付近のマンション。奥のマンションはリゾート分譲マンションでしょうか。

漁人碼頭の埠頭桟橋

漁人碼頭の埠頭桟橋のステンシルサイン

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める。別アングル。

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内の情人橋を眺める。別アングル。

漁人碼頭の情人橋

漁人碼頭の情人橋。別アングル。

雲門舞集の本拠地、雲門劇場  Cloud Gate Theater

台湾二日目は、午前中から新北市の淡水エリアにある雲門劇場 “Cloud Gate Theater”へ。2015年4月に開幕した林懐民氏率いる“雲門舞集”は、コンテンポラリーダンスカンパニーで一年の半年以上を海外で公演し、世界で絶賛され続けている台湾の舞踊芸術集団。雲門舞集の本拠地がここ雲門劇場 “Cloud Gate Theater”です。建築の設計は、田中央聯合建築師事務所(フィールドオフィスアーキテクト)。主宰している黃聲遠は宜蘭出身で、宜蘭近郊のパブリックアーキテクチャーを主に手がけ、コンバージョン&セルフビルド(住民参加型)で手がけることで脚光を集めています。その彼が、宜蘭以外で初めて手がけた建築が雲門劇場 “Cloud Gate Theater”です。雲門劇場とその敷地内にある小籠包のレストラン「花語」も手がけています。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段から。多分ベストビュー。笑

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段から。多分ベストビュー。雲の名に相応しい屋根

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー。別アングルで。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランスからのビュー。別アングルで。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー。引いた場所での別アングルで。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-のエントランス階段からのビュー。引いた場所での別アングルで。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の建物正面のガーデンからのビュー

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の建物正面のガーデンからのビュー

屋根のディティール。非常に粗い印象。

屋根のディティール。非常に粗い印象。

彫刻家の朱銘氏の作品。元々は期間限定での設置が延長されているそう。

彫刻家の朱銘氏の作品。元々は期間限定での設置が延長されているそう。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の1Fの開口部とキャノピーのディティール

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の1Fの開口部とキャノピーのディティール

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-から眺めた淡水エリアの景観。小高い丘の上にあるので見放しが良いです。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-から眺めた淡水エリアの景観。小高い丘の上にあるので見放しが良いです。

彫刻家の朱銘氏の作品と淡水の眺め。

彫刻家の朱銘氏の作品と淡水の眺め。

彫刻と一緒に淡水街並みをの眺める真優さん。

彫刻と一緒に淡水街並みをの眺める真優。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。端正な佇まい。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。端正な佇まい。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。別アングル。

雲門劇場 -Cloud Gate Theater-の稽古場側のエントランス。別アングル。

劇場内のアーカイブ。雲門舞集を撮り続けている台湾人フォトグラファー劉振祥の『雲門風景』が常設展として設置されています。

劇場内のアーカイブ。雲門舞集を撮り続けている台湾人フォトグラファー劉振祥の『雲門風景』が常設展として設置されています。

劇場内のアーカイブ。雲門舞集を撮り続けている台湾人フォトグラファー劉振祥の『雲門風景』が常設展として設置されています。

劇場内のアーカイブ。雲門舞集を撮り続けている台湾人フォトグラファー劉振祥の『雲門風景』が常設展として設置されています。

敷地内にあるスターバックス。

敷地内にあるスターバックス。

この雲門劇場 -Cloud Gate Theater-は、2008年に焼失してしまった雲門舞集の練習場(その痕跡として焼け残ったコンテナが敷地内に記憶として展示されています)に変わる稽古場兼劇場として、土地を新北市が寄贈し、建物は一般市民や後援者の寄付によって賄われ再建しています。写真を撮り損ねましたが寄付者全員の名前が入ったヒノキのレリーフが館内に飾ってあります。雲門舞集の存在そのものが愛されているんですね。

建築的には増築で元々あった中央廣播電台(ラジオ局)を残し、その上に被せる様に建っています。淡水の長閑な風景に溶け込む様な荒々しくも、どこか清廉な印象がありそれは環境だけでなく「舞踏」と関係しているかもしれません。ディティールも破綻が少なく(わざとでしょうけど)、台湾の厳しい猛暑にも配慮されています。屋根の雰囲気から、エンリック・ミラーレスの設計事務所EMBTが手がけたバルセロナのサンタ・カタリーナ市場を思い出しました。

今回の研修旅行では宜蘭の田中央聯合建築師事務所が手がけた一連の建築を見学するプログラムを組んでいたのですが、直前に発生した台北 – 宜蘭行き列車の脱線事故で断念。結局この雲門劇場のみとなってしまいましたが、コンバージョンの手法がユニークで力強さがあり、見学して本当に良かったです。

雲門劇場 – Cloud Gate Theater –
住所 新北市淡水区中正路一段6巷36号
住所(中国語) 新北市淡水區中正路一段6巷36號
電話番号 (02) 2629-8558
営業時間 公演はプログラムにより異なる。ギャラリーは(火~日)10:00-17:00
休業日 年中無休
クレジットカード 可
駐車場 有り
http://www.cloudgate.org.tw

淡水站、淡水老街、漁人碼頭の風景

淡水駅。台北の北にある淡水は、台北中心部から地下鉄で45分くらい。

淡水駅。台北の北にある淡水は、台北中心部から地下鉄で45分くらい。

淡水駅。台北の北にある淡水は、台北中心部から地下鉄で45分くらい。

淡水駅

淡水駅前のレンタサイクルを借りて雲門劇場へ向かいます。クレジットカードがあれば即日で借りられます。

淡水駅前で借りたレンタサイクル。変速機付きで見た目よりは快適。笑

淡水駅前で借りたレンタサイクル。変速機付きで見た目よりは快適。笑

淡水へは、台北市内から地下鉄で45分ほど。淡水は風光明媚な土地として知られ台湾八景の一つ「東方のベニス」と称されています。現在でも淡水河の落日は台北地区を代表する風景です。このエリアを廻るのに、いつもならタクシーのところレンタサイクルとグーグルマップで(笑)街の雰囲気を楽しみながら巡りました。

淡水老街(旧市街)。午前中でしたのでしまっているお店が数多く。

淡水老街(旧市街)。午前中でしたのでしまっているお店が数多く。

淡水老街(旧市街)の裏手にある淡水河。河口付近なので河というよりは海。

淡水老街(旧市街)の裏手にある淡水河。河口付近なので河というよりは海。

淡水老街(旧市街)の裏手にある淡水河脇の遊歩道と颯爽と前を走るりえちゃんと真優。笑

淡水老街近くの風景

淡水老街近くの風景

淡水の街並み

淡水の街並み

雲門劇場近くの淡水の長閑な風景

雲門劇場近くの淡水の長閑な風景

漁人碼頭付近のマンション。奥のマンションはリゾート分譲マンションでしょうか。

漁人碼頭付近のマンション。奥のマンションはリゾート分譲マンションでしょうか。

漁人碼頭の埠頭桟橋

漁人碼頭の埠頭桟橋

漁人碼頭の埠頭桟橋のステンシルサイン

漁人碼頭の埠頭桟橋のステンシルサイン

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める。別アングル。

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める。別アングル。

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める。別アングル。

漁人碼頭の埠頭桟橋から湾内を眺める。別アングル。

漁人碼頭の情人橋

漁人碼頭の情人橋

漁人碼頭の情人橋。別アングル。

漁人碼頭の情人橋。別アングル。

漁人碼頭は、漁師の街であり風光明媚な景観を求めてリゾートマンションの開発も盛んです。淡水駅から雲門劇場〜漁人碼頭〜淡水老街〜淡水駅に戻るまで、昼食を入れて6時間。レンタサイクルで巡るのは研修旅行でも初めてでしたが、こういう街巡りもいいものです。

 

臺北、淡水、臺中 2018 Reported by Futoshi Hirasawa

臺北淡水、臺中 2018_Vol.01|天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation
臺北淡水、臺中 2018_Vol.02|華山1914文創園區(華山1914
文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.03|雲門劇場 Cloud Gate Theater、淡水老街、漁人碼頭
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.04|臺北市立圖書館北投分館、北投温泉
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.05|台中駅、台中国家歌劇院
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.06|台中市円形野外劇場、国立台湾美術館、宮原眼科
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.07|Home Hotel DaAn
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.08|國立臺灣大學社會科學院 COSS、辜振甫記念図書館
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.09|松山文創園區(松山文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.10|在鎮和台灣用餐 街と台湾での食事

→ Designcafeのデザイン・建築研修旅行・視察旅行のページへ戻る

 

 

臺北、淡水、臺中 2018_Vol.02|華山1914文創園區

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。別アングル。

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」

「小日子」の隣にある『Trio café三重奏』。日中平日なので閑散としていました。

蔦で覆われた倉庫はイベントスペースとして活用されています。

施設として使われていなかった時代に多くの落書き(グラフティー)が描かれ、そのまま放置されています。これがクリエティブHUBのきっかけになったそうです。

施設全体が大きな倉庫と管理する小屋の連なりになっており、至る所にコリドー状の屋根があります。

光點珈琲時光。ここでこの日はランチをしました。無線LAN完備の安らぎの空間。

華山1914文創園區内でメインのイベントスペース。

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館の入り口付近

施設内のガーデン。

至る所にオブジェが点在。

光點珈琲時光のテラス席。この華山1914文創園區にあるカフェはテラス席を併設しています。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館。左右に上映するホールが点在します。

イベント時のバックヤード?がわりになっている倉庫

日本統治時代の酒工場の跡地ということもあり、巨大な煙突がそのまま生かされています。

南洋樹が植栽されたガーデン。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

風光カフェ。

コリドー状の屋根の隙間に小さなレストスペースが併設。

旧駅舎跡地に作られたガーデンは、アートスペースとして使われ血ます。裏手にあってあまり目立たないのが残念。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設の入口。夜景。

フジブロッサムツリーコンセプトストア。外観夜景。

カフェ併設のライフスタイルショップ、フジブロッサムツリーコンセプトストア。店内。

『Trio café三重奏』夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」。夜景。

コリドー内のショップ

コリドー内のストアサイン

風光のメインガーデン側のエントランス。バーチカルグリーンが秀逸。

光點華山のストアエントランス

華山園區 施設マップ

華山1914文創園區 Huashan1914 Creative Park

華山1914(正式名称は華山1914文創產業園區)は1914年(大正3)日本統治時代に作られた、日本統治時代の国営のお酒工場の跡地をリノベーションした、文化・商業施設です。しばらく放置されていたこの工場の廃墟を、2007年2月からクリエイティブな色々な新しい台湾文化の発信地を目指して再開発がスタート。2014年ごろから、徐々に、施設や企画が充実してきて、現在進行形的で魅力的な施設になってきました。施設名になっている「文創」とは、昔から伝わる「よいもの」を生かして新しい文化を創造しようという意味。温故知新に近いでしょうか?今の台湾では大きなムーブメントとなっています。次から次へと新しいものを生み出し古いものは捨てていくのではなく、 古き良きものを見直し再生することで新しい価値を作り出し、深みのある文化に育てていくという考え方です。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。別アングルで。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。別アングルで。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設全景。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設の入口。左右の建物の中に雑貨店やカフェ、イベントスペースが並びます。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設の入口。左右の建物の中に雑貨店やカフェ、イベントスペースが並びます。

フジブロッサムツリーコンセプトストア。外観夜景。

フジブロッサムツリーコンセプトストア。外観夜景。

カフェ併設のライフスタイルショップ、フジブロッサムツリーコンセプトストア。店内。

カフェ併設のライフスタイルショップ、フジブロッサムツリーコンセプトストア。店内。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設の入口。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスからの施設の入口。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」。夜景。

華山1914文創園区のメインエントランスの右側にある台湾雑貨の店「小日子」。夜景。

「小日子」の隣にある『Trio café三重奏』。日中平日なので閑散としていました。

「小日子」の隣にある『Trio café三重奏』。日中平日なので閑散としていました。

『Trio café三重奏』夜景。

『Trio café三重奏』夜景。

蔦で覆われた倉庫はイベントスペースとして活用されています。

蔦で覆われた倉庫はイベントスペースとして活用されています。

施設として使われていなかった時代に多くの落書き(グラフティー)が描かれ、そのまま放置されています。これがクリエティブHUBのきっかけになったそうです。

施設として使われていなかった時代に多くの落書き(グラフティー)が描かれ、そのまま放置されています。これがクリエティブHUBのきっかけになったそうです。

施設全体が大きな倉庫と管理する小屋の連なりになっており、至る所にコリドー状の屋根があります。

施設全体が大きな倉庫と管理する小屋の連なりになっており、至る所にコリドー状の屋根があります。

コリドー状の屋根の隙間に小さなレストスペースが併設。

コリドー状の屋根の隙間に小さなレストスペースが併設。

光點珈琲時光。ここでこの日はランチをしました。無線LAN完備の安らぎの空間。

光點珈琲時光。ここでこの日はランチをしました。無線LAN完備の安らぎの空間。

光點珈琲時光のテラス席。この華山1914文創園區にあるカフェはテラス席を併設しています。

光點珈琲時光のテラス席。この華山1914文創園區にあるカフェはテラス席を併設しています。

華山1914文創園區内でメインのイベントスペース。

華山1914文創園區内で唯一のファクトリー華山LAUGH&PEACE FACTRY

華山1914文創園區内でメインのイベントスペース。

華山1914文創園區内で唯一のファクトリー華山LAUGH&PEACE FACTRY

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館の入り口付近

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館の入り口付近

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館。左右に上映するホールが点在します。

光點華山。かつてあった樺山驛の名前が由来のインでィーズ映画を上映する映画館。左右に上映するホールが点在します。

施設内のガーデン。

施設内のガーデン。結構放置されています。笑

至る所にオブジェが点在。

至る所にオブジェが点在。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。

秋とはいえ日差しが強い臺北。至る所にガジュマルなどの南洋樹が植栽され、木陰を作っています。ちなみにここが喫煙所。笑

南洋樹が植栽されたガーデンと木陰と牛のオブジェ。長閑な風情。

南洋樹が植栽されたガーデンと木陰と牛のオブジェ。長閑な風情。

南洋樹が植栽されたガーデン。

南洋樹が植栽されたガーデン。

日本統治時代の酒工場の跡地ということもあり、巨大な煙突がそのま

日本統治時代の酒工場の跡地ということもあり、巨大な煙突がそのまま生かされています。

イベント時のバックヤード?がわりになっている倉庫

イベント時のバックヤード?がわりになっている倉庫

風光カフェ。

風光。ライフスタイルストアーでカフェも併設されています。

風光のメインガーデン側のエントランス。バーチカルグリーンが秀逸。

風光のメインガーデン側のエントランス。バーチカルグリーンが秀逸。

旧駅舎跡地に作られたガーデンは、アートスペースとして使われ血ます。裏手にあってあまり目立たないのが残念。

旧駅舎跡地に作られたガーデンは、アートスペースとして使われ血ます。裏手にあってあまり目立たないのが残念。

コリドー内のショップ

コリドー内のショップ

コリドー内のストアサイン

光點華山内のストアサイン

光點華山のストアエントランス

光點華山のストアエントランス

華山園區 施設マップ

華山園區 施設マップ

酒工場の倉庫や工場を月日をかけてコンバージョンし、醸成していくやり方に、台湾の人たちの根気強さを感じ陳腐化させない工夫(イベントやポップアップストアなどの企画)がなされていて、この施設に対しての思い入れを感じます。民間が偶発的に開発したとはいえ、最終的には行政も動いた様なのでこの様な大々的な施設がつくれたのかなと。常設のライフスタイルストアや雑貨店もローカルのものが多く、観光客が来ても単純に楽しめますし、レストするスペースやカフェも点在するので、時間をかけてじっくり見て回ることができます。 実際僕らも到着初日、ホテルチェックイン後の夜にふらっと立ち寄り、2日後に改めて時間をかけて見て回りましたが、結構楽しめました。平日でしたのでイベントがほとんどなかったのは残念でしたが、現地のプロダクトやグラフィックデザイナーとも話ができたのでとても有意義でした。

文創に関しては、もう一つある松山文創(後日コラムを書きます)にも行きましたが国内のデザインユニオンの事務局やシェア工房といった「作り手の拠点」といった意味合いが強かったので両方訪問できて良かったです。

 

華山1914文創園區 Huashan1914 Creative Park
住所 台北市八徳路一段1号
住所(中国語) 台北市八德路一段1號
電話番号 (02)2392-6180
ファックス (02)2358-1262
営業時間 9:00~21:00(店により異なる)
休業日 店による クレジットカード ほとんどの店が可
日本語 店による
ホームページ http://www.huashan1914.com/ (中国語、英語)
その他の情報 問い合わせ時間は月~金9:30~17:00

 

臺北、淡水、臺中 2018 Reported by Futoshi Hirasawa

臺北淡水、臺中 2018_Vol.01|天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation
臺北淡水、臺中 2018_Vol.02|華山1914文創園區(華山1914
文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.03|雲門劇場 Cloud Gate Theater、淡水老街、漁人碼頭
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.04|臺北市立圖書館北投分館、北投温泉
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.05|台中駅、台中国家歌劇院
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.06|台中市円形野外劇場、国立台湾美術館、宮原眼科
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.07|Home Hotel DaAn
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.08|國立臺灣大學社會科學院 COSS、辜振甫記念図書館
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.09|松山文創園區(松山文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.10|在鎮和台灣用餐 街と台湾での食事

→ Designcafeのデザイン・建築研修旅行・視察旅行のページへ戻る

臺北、淡水、臺中 2018_Vol.01|天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation

3Fエレベーターホール前の設え。バオビーくんがここにもいます。

客室のサイン。厚手のファインペーパーに箔押&クリップにて固定。カジュアルでいいアイデア。

客室内。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

客室のデスクサイド。金庫のケースに冷蔵庫がビルトインされています。笑

客室内ベッド側の全景。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

ホテルに併設されているレストランCAFE参四町。宿泊者はオプションで朝食ビュッフェをここで摂ります。ちなみにこの店の読み方はMACHI 34。日本語読みなんですね。笑

ホテルエントランス。ここにもバオビーくんがお出迎えしてくれます。

CAFE&BAR MACHI34前のパティオ。鮮やかなイエローの階段。ちなみにこの後ろに入院中?のバオビーくんが3匹いました。笑

ホテルのエントランスドア

ホテル外観。元々は1952年に建設されたの第一銀行の倉庫を2018年にリノベーション。

レセプションカウンター

レセプションカウンター裏の回廊部分のDisplay。銀行の倉庫をリノベーションということで金庫のキャラクターと金塊のオブジェがいたるところにあります。かわいいです。笑

レセプションカウンターの反対側のお土産コーナー。オリジナルのお土産が並んでいます。

3F客室のエレベーターホール

3Fエレベーターホール前の設え。バオビーくんがここにもいます。

2018年の研修旅行先は「台灣・臺北、淡水、臺中」

例年に引き続き、海外の都市に赴き”インプットしながら感じ取ってくる”事と”共有知を高める”為におこなっているDesigncafeの研修旅行。それは写真やインターネットの情報で解ったつもりでも、スケール感やボリューム感、空気感、香りなど、五感を働かせて体感しないと理解出来ない事が事が多いからです。今回のテーマは「台灣の建築、クリエイティブとヘリテージの関連、食を楽しむ」です。台灣は、日本からとても行きやすく3時間あれば大抵の主要都市に行ける気軽さがある一方で、近いがゆえに「いつでも行ける」的な意識があり(笑)7回目にしてようやく訪問することになりました。

個人的には2011年に観光で訪問したのが最後ですが、その頃から比べ大きな街の変化はないもののクリエイティブな新しい取り組みや世界的に注目されている建築が竣工しています。ASIAデザインアワードでも注目するデザインが台湾から発信されつつあり、その創造の源泉のようなものを感じ取ってこようと一路台北に向かいました。

天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation

天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation_ホテルのエントランスドア

天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation – ホテルのエントランスドア

ホテル外観。元々は1952年に建設されたの第一銀行の倉庫を2018年にリノベーション。

毎回頭を悩ませるホテルですが、今回五泊ということもあり、3泊と2泊で分け、メンバーでセレクトした異なる志向のホテルをチョイスしました。初日からお世話になったのが天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation。下記は、ホテルのウェブサイトからの引用ですが、

「コスモスクリエーション-華山町」は、台北の華山1914文化創意産業園区近くに位置し、銀行の倉庫だった時代からのフラットスラブ構造を残した歴史が刻まれた建物です。歴史や文化的考察を経て、銀行の倉庫であったこと、またかつての酒造の地に立地していることをテーマとした設計がなされています」

カテゴリー的にはブティックホテルになると思いますが、比較的低廉で泊まれ、街の中心地にあるということもポイントが高いです。この天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creationは、1952年に建設されたの第一銀行の倉庫を2018年にリノベーションし、ホテルに生まれ変われせています。交差点の反対側に華山1914文化創意産業園区があり、クリエイティブな来訪者が多く訪れる地域性も考慮されてのことでしょう。この手のリノベーションホテルも、日本同様台湾でも盛んに建設されていて、その土地のヘリテージを汲みテーマ性を持って差別化しています。

ホテル外観。元々は1952年に建設されたの第一銀行の倉庫を2018年にリノベーション。

天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation_レセプションカウンター

レセプションカウンター

レセプションカウンター裏の回廊部分のDisplay。銀行の倉庫をリノベーションということで金庫のキャラクターと金塊のオブジェがいたるところにあります。かわいいです。笑

レセプションカウンター裏の回廊部分のDisplay。銀行の倉庫をリノベーションということで金庫のキャラクター(バオビーくん)と金塊のオブジェがいたるところにあります。かわいいです。笑

レセプションカウンターの反対側のお土産コーナー。オリジナルのお土産が並んでいます。

レセプションカウンターの反対側のお土産コーナー。オリジナルのお土産が並んでいます。

3F客室のエレベーターホール

3F客室のエレベーターホール

3Fエレベーターホール前の設え。金庫くん(勝手に命名)がここにもいます

3Fエレベーターホール前の設え。バオビーくんがここにもいます。

3Fエレベーターホール前の設え。バオビーくんがここにもいます。

3Fエレベーターホール前のバオビーくん。

客室のサイン。厚手のファインペーパーに箔押&クリップにて固定。カジュアルでいいアイデア。

客室のサイン。厚手のファインペーパーに箔押&クリップにて固定。カジュアルでいいアイデア。

客室内。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

客室内。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

客室内ベッド側の全景。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

客室内ベッド側の全景。ベッドボード上のイラストレーション。バオビーくんのコンセプトイラストとのこと。

客室のデスクサイド。金庫のケースに冷蔵庫がビルトインされています。笑

客室のデスクサイド。金庫のケースに冷蔵庫がビルトインされています。笑

ホテルに併設されているレストランCAFE参四町。宿泊者はオプションで朝食ビュッフェをここで摂ります。ちなみにこの店の読み方はMACHI 34。日本語読みなんですね。笑

ホテルに併設されているレストランCAFE参四町。宿泊者はオプションで朝食ビュッフェをここで摂ります。

ホテルに併設されているレストランCAFE参四町。宿泊者はオプションで朝食ビュッフェをここで摂ります。ちなみにこの店の読み方はMACHI 34。日本語読みなんですね。笑

ホテルに併設されているレストランCAFE参四町。ちなみにこの店の読み方はMACHI 34。日本語読みなんですね。笑

ホテルエントランス。ここにもバオビーくんがお出迎えしてくれます。

ホテルエントランス。ここにもバオビーくんがお出迎えしてくれます。

CAFE&BAR MACHI34前のパティオ。鮮やかなイエローの階段。ちなみにこの後ろに入院中?のバオビーくんが3匹いました。笑

CAFE&BAR MACHI34前のパティオ。鮮やかなイエローの階段。ちなみにこの後ろに入院中?のバオビーくんが3匹いました。笑

ホテルのヘリテージをアーティスティックにユーモア溢れる表現に一役買っているのが、ホテルのマスコット「バオビー」くん。至る所に「居る」上、グラフィックでもビジュアル化しているので気になるのですが、ホテルの解説だと、

マスコット – バオビー
見た目はがっちりしているバオビーは、実は繊細で細やかな気遣いができ、旅人とともに旅行の思い出を紡ぎます。マスコットのバオビーは、宝箱と金庫がイメージされています。頭は宝箱のように丸みがあり、腕は金庫のドアレバー、体の正面にあるダイヤル番号には年代が刻まれています。記憶力抜群のバオビーは、歴史や地理を諳んじ芸術や文化にも造詣が深く、旅人が楽しんだ旅の思い出を、バオビーは深く記憶に刻みます。

なかなか素敵なマスコットなんですね。マスコットのバオビーくんやデ・ステイルのオーマージュのロゴタイプ、テーマは一つだけど表現はアーティスト委ねていて、とても好感が持てます。建築的にはなるべく往時の状態を生かしつつ、インテリアはフラットスラブをそのまま生かし、カフェMACH34ではデコンストラクションして雰囲気の差別化を図っています。パブリック、カフェ、客室で絶妙に差異化しており飽きないです。これなら子供でも楽しめるし、今後も台北中心に、コンセプトホテルをリノベーションしていく計画の様で、今後もたのしみです。

コスモスクリエーション-華山町
TEL:+886-2-2351-5188
FAX:+886-2-2351-5678
所在地:10058台北市忠孝东路2段79号
公式サイト:www.huashandin.com.tw
お問い合わせ:service@huashandin.com.tw

 

臺北、淡水、臺中 2018 Reported by Futoshi Hirasawa

臺北淡水、臺中 2018_Vol.01|天成文旅 華山町 Hua Shan Din by Cosmos Creation
臺北淡水、臺中 2018_Vol.02|華山1914文創園區(華山1914
文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.03|雲門劇場 Cloud Gate Theater、淡水老街、漁人碼頭
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.04|臺北市立圖書館北投分館、北投温泉
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.05|台中駅、台中国家歌劇院
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.06|台中市円形野外劇場、国立台湾美術館、宮原眼科
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.07|Home Hotel DaAn
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.08|國立臺灣大學社會科學院 COSS、辜振甫記念図書館
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.09|松山文創園區(松山文創園区)
臺北、淡水、臺中 2018_Vol.10|在鎮和台灣用餐 街と台湾での食事

→ Designcafeのデザイン・建築研修旅行・視察旅行のページへ戻る