Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Morocco 2017 Vol.05|Fez~Chefchaouen فـاس ~ شفشاون/الشاون‎ フェズ〜シャウエンへ

家屋の連なり。元々要塞が発祥の街という事もありシャウエンもFes同様、家屋が連なっていて大きなボリュームで見えます。

建築途中の家屋。軽量レンガの組積造。

建築途中?の家屋

イスラミックな玄関。街全体が似た様な雰囲気故に、その個性は玄関に向かいます。

路地には所どころに休憩出来るくぼみの様なベンチがあります。坂道でお年寄りには優しい配慮。

余りに有名な路地。塗り替え間近なのか壁の青味が抜けていました。ちょっと残念。

シャウエンのメディナにて。余りに有名な路地。この路地はRestaurant Beldi Bab Ssourのスタッフの男の子に案内してもらいました。とても親切!

シャウエンのメディナにて

シャウエンのメディナにて。

シャウエンのメディナの子供たち。

ベルベルのおばあちゃん。気さくに写真を撮らせてもらいました。

シャウエンのメディナにて

Restaurant Beldi Bab Ssourの入り口

Restaurant Beldi Bab Ssourの

Restaurant Beldi Bab Ssourのオムレツ。これも美味しかった。

Restaurant Beldi Bab Ssourの窓

Restaurant Beldi Bab Ssourのハリラ。酸味が特徴的で美味しかったです。余りに毎日食し過ぎて中身と特徴を掴めるレベルに達しました。笑

Restaurant Beldi Bab Ssourのアボガドシェーク。余りに美味しくてビックリ。

Restaurant Beldi Bab Ssourの先付

Restaurant Beldi Bab Ssourのテーブルトップのモザイクタイル

Place Outa el Hammam(ハマム広場)の裏路地

Place Outa el Hammam(ハマム広場)の露天

Place Outa el Hammam(ハマム広場)のレストラン

Place Outa el Hammam(ハマム広場)にあるお店にて

シャウエンのメディナ最大の広場、Place Outa el Hammam(ハマム広場)

シャウエンの陽光

街中でヤギを飼育している家も多いです。

シャウエンの人懐っこい子供たち。

シャウエンの

シャウエンの街角には鉱石を顔料にした色素を売っている露店があります。ここからあの壁の色を創っているそうです

シャウエンの午後の陽射し。

シャウエンの午後の陽射し。ブルーの壁は石灰にコバルトを顔料にした色素を混ぜて塗っています

シャウエンの午後の陽射し。全てのエリアがブルーではなく、テラコッタとモルセムダーのような塗り壁が織りなすエリアも散見します。

路地のあちこちに小さなお店があります。売っている物は様々

シャウエンの街並

シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋

シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋の中。水回りの隔壁がメルヘンです。

シャウエンの宿、CASA SAVILAから見下ろした通りの景色

シャウエンの宿、CASA SAVILAの屋上から見た街の風景

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエン

シャウエン。メディナの外楼

シャウエンを車窓から

シャウエンを車窓から

シャウエンを車窓から

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル。休憩中物売りのおじいちゃんがドーナッツを売りに来たりします。

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル

Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からChefchaouenへ

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ

Bab Boujloud “The Blue Gate付近のポスト通り

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Bab Boujloud “The Blue Gate”

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです

Chez Racidの外観。

Chez Racidのベジタブルタジン。出し方もユニークで美味しかったです。

Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。

Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。

Chez Racidの先付。スパイシーな味付けのオリーブ

Chez Racidのハリラ。毎日食べています。

Chez Racid。おかみさんが忙しく配膳しています。

Chez Racidのお皿。地元のセラミックブランドの皿で色はブルー。店毎にテーブルセットの色が異なります。

シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンの宿、CASA SAVILAのコリドール

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾

Fes最後の晩餐:Chez Racid

Fes最後の晩餐は Chez Racidにしました。Bab Boujloud “The Blue Gate”から徒歩2分くらい、レストランが並んでいる中の一軒。店毎にテーマカラーが決まっているようで(笑)このお店はブルー。ブルーのお皿が目印です。ゲート近くで人通りが賑やかな場所にあるので、非常に混んでいますが店自体の回転率がとても良いのでそんなに待たずに入れます。

Chez Racidの看板


Chez Racidの外観。


Chez Racidのお皿。地元のセラミックブランドの皿で色はブルー。店毎にテーブルセットの色が異なります。


Chez Racid。おかみさんが忙しく配膳しています。


Chez Racidのハリラ。毎日食べています。

モロッコの夜はカサブランカからFesに至るまで、2月の夜間は結構冷え込むので暖かい料理がなによりありがたく、毎日ハリラ(モロッコのスープ)を頂いていました。ひよこ豆を中心とした具沢山スープなので腹持ちもします。

Chez Racidの先付。スパイシーな味付けのオリーブ


Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。


Chez Racidのチキンケバブ。ちょっと火が通り過ぎていました。焼き鳥好きには残念な感じ。


Chez Racidのベジタブルタジン。出し方もユニークで美味しかったです。

 出てくる料理は、一見Chez Hakimと同じ伝統的なモロッカンなのですが、こちらの方が大味で少しがっかり。トリップアドバイザーではこちらの方が評価が高いのですが、多分にコストパフォーマンスでの評価なのかなと。個人的には昨晩のChez Hakimの方が美味しかったです。オープンエアーで賑わいのある中で食事が楽しめるので、Fezの空気感を味わうという評価なのでしょうね。さくっと入ってお腹を満たす様な感じの(失礼!)レストランです。ボリュームが多い割にお安く一人60MADあればお腹いっぱいになります。

Chez Rachid

Talaa Seghuira, Fes, Morocco
+212 662-577987

 

 Bab Boujloud “The Blue Gate”の界隈

Bab Boujloud “The Blue Gate”

食事の後は、 Fes el baliの正門であるBab Boujloud “The Blue Gate“へ。3つの対称形の馬蹄形のムカルナス(イスラム建築のキャンティレバー構造のアーチ)から構成されたコンパクトなゲートです。幾何学的で、花の装飾とインタレースの多色画でつやを出したタイル装飾美しく、そのタイルがブルーであることからこの名前がついており、ハイケルビンのライトアップがこのゲートを際立たせています。

Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じです


Bab Boujloud “The Blue Gateの目の前はこんな感じでちょっとしたタクシープールになっています。


Bab Boujloud “The Blue Gate付近の屋台


Bab Boujloud “The Blue Gate付近のポスト通り


Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。商店が閉まり露天商が閑散と売っています。

Bab Boujloud “The Blue Gateからリヤドに戻る通りルー・タラア・スギラ。

 Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からChefchaouenへ

Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)

リヤドDar el baliでフランスパンと果物、オレンジジュースの朝ご飯をテイクアウトさせてもらい、ブルーゲートからタクシーでバスターミナルへ。Fesのバスターミナル(CTM Bus Station)からシャウエン(Chefchaouen)へは、国営のバスCTMで向かいます。シャウエン行きのバスはMeknesや他所からも運行されていますが、観光の人気順でもFesからの訪問が多いようです。一人75MAD+バゲージ預け代が5MAD。4時間のバスの旅。日本でもバスで4時間の移動(乗用車ならいざ知らず)は遠足以来したことがないので、案の定車内では爆睡していました(笑) 

途中、トイレ休憩で立ち寄るオアシスの様なバスターミナル


休憩中物売りのおじいちゃんがドーナッツを売りに来たりします。


シャウエンを車窓から


シャウエンを車窓から


シャウエンを車窓から

 

Chefchaouen(シャウエン)

シャウエン


シャウエン。メディナの城壁

シャウエンは、リーフ地方の山中にありタンジェとテトゥアンから内陸に入ったところに位置する内陸の街です。15世紀にムーレイ アリ ベン ムーサ ベン ラチェッド エル アラミが、モロッコ北部のポルトガルの侵略と戦うための小さな要塞として創建されました。 シャウエンといえば、青い街で有名ですがこれは魔除け・虫除けなど諸説あります。神聖な色として崇められているこの色はプラスター(石膏)とコバルトで生成された顔料を混ぜて壁に塗っているそうで、この作業は女性の仕事だそうです。

シャウエンの宿、CASA SAVILA

シャウエンの宿、CASA SAVILA


シャウエンの宿、CASA SAVILAの階段


シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾


シャウエンの宿、CASA SAVILAのコリドール


シャウエンの宿、CASA SAVILAの屋上から見た街の風景


シャウエンの宿、CASA SAVILAから見下ろした通りの景色


シャウエンの宿、CASA SAVILAの窓装飾


シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋の中。水回りの隔壁がメルヘンです。


シャウエンの宿、CASA SAVILAの部屋


シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス


シャウエンの宿、CASA SAVILAのルーフテラス

シャウエンではCASA SAVILAにお世話になりました。今回のモロッコの旅の中では一番コンパクトなリヤドです。シャウエンの建物全体で言える事ですが、スペインの影響化に長らく置かれていた影響もあるのか、茶色のテラコッタで葺かれた屋根は、アンダルシア地方の建物を彷彿とさせます。このSAVILAもベルベル人の様式とスペイン&イスラムが入り交じった様な不思議なメルヘンさがあります。

他のモロッコの都市の家屋同様、庭が無い代わりにルーフテラスがあり、ウェルカムティーで持て成してもらいました。朝食は、ブレッドと目玉焼き、フルーツにモッツァレラのようなヤギのチーズ、コーヒーの素朴ながら美味しかったです。

CASA SAVILA
Rue Ibn Askar Onssar, Chefchaouen 91000, Morocco

 

シャウエンのメディナ

シャウエンの街並。茶色のテラコッタで葺かれた屋根は、アンダルシア地方の建物を彷彿とさせます。


シャウエンの街並


路地のあちこちに小さなお店があります。売っている物は様々


シャウエンの午後の陽射し。全てのエリアがブルーではなく、テラコッタとモルセムダーのような塗り壁が織りなすエリアも散見します。


シャウエンの午後の陽射し。ブルーの壁は石灰にコバルトを顔料にした色素を混ぜて塗っています


シャウエンの午後の陽射し。


シャウエンの街角には鉱石を顔料にした色素を売っている露店があります。ここからあの壁の色を創っているそうです


シャウエンのムカルナス


シャウエンの人懐っこい子供たち。おやつを食べています。


街中でヤギを飼育している家も多いです。何匹も飛び出して来てビックリしました。笑


シャウエンの陽光


シャウエンのメディナ最大の広場、Place Outa el Hammam(ハマム広場)の器屋さん。全部売り物です。笑


Place Outa el Hammam(ハマム広場)にあるお店にて。猫が沢山。


Place Outa el Hammam(ハマム広場)のレストランとカスパ


Place Outa el Hammam(ハマム広場)の露天


Place Outa el Hammam(ハマム広場)の裏路地

Restaurant Beldi Bab Ssour

Restaurant Beldi Bab Ssourの入り口


Restaurant Beldi Bab Ssourのテーブルトップのモザイクタイル


Restaurant Beldi Bab Ssourの先付

ちょっと遅めのランチは、日本語ぺらぺらのオーナーが居る不思議なレストランBeldi Bab Ssourで。レストランが少ないシャウエンのメディナで最も観光客を集めるレストランだと思います。伝統的なモロッコ料理の他、イタリア(パスタ)なども提供しています。

Restaurant Beldi Bab Ssourのアボガドシェーク。余りに美味しくてビックリ。


Restaurant Beldi Bab Ssourのハリラ。タラがベース。余りに毎日食し過ぎて中身と特徴を掴めるレベルに達しました。笑


Restaurant Beldi Bab Ssourの窓


Restaurant Beldi Bab Ssourのシュリンプオムレツ。これも美味しかった。


Restaurant Beldi Bab Ssourのパスティラ。抜群の美味しさ。

全般的に素朴だけど、味のメリハリがあって美味しかったです。店員も皆気が効くしフレンドリー。これにミントティー(無糖)を付けて一人70MAD。リーズナブルで美味しいし、トリップアドバイザーでシャウエン一位なのも納得出来ました。

Restaurant Beldi Bab Ssour
No 5 Rue El Kharrazin, Chefchaouen 91000

シャウエンらしいの街並

シャウエンのメディナにて


ベルベルのおばあちゃん。気さくに写真を撮らせてもらいました。

 

シャウエンのメディナの子供たち。


シャウエンのメディナにて。ブルーの世界。


シャウエンのメディナにて。


シャウエンのメディナにて


シャウエンのメディナにて。余りに有名な路地。この路地はRestaurant Beldi Bab Ssourのスタッフの男の子に案内してもらいました。とても親切!


余りに有名な路地。塗り替え間近なのか壁の青味が抜けていました。ちょっと残念。


路地には所どころに休憩出来るくぼみの様なベンチがあります。坂道でお年寄りには優しい配慮。


イスラミックな玄関。街全体が似た様な雰囲気故に、その個性は玄関に向かいます。


建築途中?の家屋


建築途中の家屋。軽量レンガの組積造。


家屋の連なり。元々要塞が発祥の街という事もありシャウエンもFes同様、家屋が連なっていて大きなボリュームで見えます。

 この日は午後到着、16時頃に遅めの昼食を摂りましたが、シャウエンのメディナはコンパクトなので一泊二日あれば十分に見て廻れます。明日は夕方にFesへ戻って、そのままMeknes(メクネス)へ移動しますが、明日の午前中はここで買い物を楽しみ、もう少し街を見て廻るつもりです。

 

Morocco 2017 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン旅行記はこちらのページでご覧ください。

Morocco 2017 Vol.04|Fes el bali فـاس‎ フェズの旧市街 2

Bab Rcif付近にて

Bab Rcif付近

قنطرة الخراشفيين(読めない)橋より。笑

Mderssa Rascherratineから抜ける路地トンネル

通称レザーストリート付近。賑わいがとてもあります。

Mderssa Rascherratine 金属器を製作/販売しているエリアで製作している様子がライブで見れます

Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。

Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。

Mderssa Rascherratine付近の路地。こんな荷車やロバで荷物を運んでいます。

Rue nejjaarine付近の路地。路地ごとに作って(売っている)物がはっきりしているので面白いです

Fesの典型的な路地。Rue Talaa Kebira付近。

Fesの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地

Fes el baliの典型的な路地から空を見上げる。建物の密集感がわかると思います

路地から見上げる

路地のサイン。この小さなサインが行き先案内板

路地のミフラーブ風の玄関

The Ruined Gardenの庭

The Ruined Gardenの庭

The Ruined Gardenの先付。ここに関わらずモロッコのレストランではパンとオリーブオイルと香油がセットで付いてきます。

The Ruined Gardenのメニュー

The Ruined Gardenのエントランス

The Ruined Gardenのエントランスに吊るされた籠?

The Ruined Gardenのひよこ豆のお粥

The Ruined Garden

The Ruined Garden

The Ruined Garden

The Ruined Gardenのエントランス

Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケース

Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケースその2

街路にまたがった家屋。この形態も良く見掛けます

工事中の家屋

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗っている機械小屋

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池

木工のエリア

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

LA MAISON BLEUE

世界遺産 フェズの旧市街 Fès el baliを探訪する

 Fesのメディナの中で、9世紀から建設が始まったエリアをフェズ・エル・バリと呼びます。ちなみに13世紀以降に開発が始まったエリアは、フェズ・エル・ジェディド。4日目はフェズ・エル・バリをできる限り見て廻りました。頼りになるのは、リヤドでもらったコピーの地図とiPhone7のGPS。iPhoneのGPSは回線が繋がっていなくても、グーグルマップである程度までは位置情報を得ることができます。

ちなみにFesのメディナでもフェズ・エル・バリはWifiはおろか3G回線も通じないエリアがあり(断線する)あてにならないのですが、固定回線からWifiを引いているカフェやレストランは問題ないため、困ったら駆け込むつもりで(笑)。

Fes el baliの典型的な路地から空を見上げる。建物の密集感がわかると思います


Fes el baliの典型的な路地


Fes el baliの典型的な路地


Fesの典型的な路地


Fesの典型的な路地。Rue Talaa Kebira付近。


Rue nejjaarine付近の商店。


Rue nejjaarine付近の路地。路地ごとに作って(売っている)物がはっきりしているので面白いです


Mderssa Rascherratine付近の路地。こんな荷車やロバで荷物を運んでいます。


Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。


Zaouia de Moulay Idriss。敷地内部は聖域のため異教徒は入れない。


ceramica fes付近の陶器商。


通称レザーストリート付近。賑わいがとてもあります。


Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケース


Fesで多く見られる家屋の玄関。商店とセットのケースその2

 

街路にまたがった家屋。この形態も良く見掛けます


工事中の家屋

フェス・エル・バリの多くの道は道は曲がりくねっている上に高低差があり、見通しも悪い迷路のような形状になっていて袋小路の道もあります。道幅は広い部分でも6m程度、狭い部分では1m以下で家財道具を搬入するときどうするのか不思議でならなかったです。写真の通り、狭い通りや路地の両側は高い壁に挟まれていることが多く、家屋の入り口が点在する様な景観です。坂の傾斜が緩やかな地形には、モスク、ザーウィヤ(霊廟)、ハンマーム(公共浴場)、フンドゥク(隊商宿)などの大規模な施設があります。複雑な路地に加え100m以上の高低差による立体的な迷路性が加わって居る故に地図が無いと迷うんでしょうね。

地区内のところどころに小さなモスクやハンマーム(公共浴場)、小規模の店舗がまとまって配置され、いくつかの主要街路は道の両側に商店が並ぶスーク(市場)になっています。スーク内の店の敷居は通りよりも高く、業種の同じ店が固まっており、家内制手工業の典型的な経済形態が見て取れます。フェズ川沿いにはなめし皮職人街であるシュアラが広がり、シェッラティーン通りには民族衣装を扱う店が並んでいるので、二回程通ると今の居場所が何となく判るようになります。

木工のエリア


Zkak el Bghal付近の路地


Bab Rcif付近にて


Bab Rcif付近


قنطرة الخراشفيين(読めない)橋より。笑


Souk Edlala付近のマーケット


Mderssa Rascherratine 金属器を製作/販売しているエリアで製作している様子がライブで見れます


Mderssa Rascherratine 金属器を製作/販売しているエリアで製作している様子がライブで見れます


Mderssa Rascherratineから抜ける路地トンネル


路地のサイン。この小さなサインが行き先案内板


路地のミフラーブ風の玄関


路地から見上げる

Fesのタンネリー Chouara Tanner なめし革の染色

Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池


Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池。別角度


Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗って天然素材で染色する池


Chouara Tanner タンネリー。なめし革を洗っている機械小屋

Chouara Tanner は昔ながらの製法で染色しているなめし革の染色池です。Fesの観光先としても多分一番人気のスポット。色々な染色材(天然素材)の臭気で圧倒されますが、見ての通り建物に取り囲まれているため、路地からその気配を感じる事は皆無です。ここに行く為には、路地で客引きしているなんちゃってガイド(何通りかの見学コースになっていて見学最後に革製品を買うとガイドにインセンティブが入る仕組み。多分。笑)にタンネリーが見下ろせるお店(革加工品の店)まで案内してもらいます。

ガイドから店の主人に交代しそのまま屋上に駆け上がると写真の様な風景を見る事ができます。ここに訪れたことのある人の写真やトリップアドバイザーの写真を見ても色々なアングルがあるので、幾つかビューポイントがあるのでしょうね。ちなみにこのなんちゃってガイド、何も買わないとチップを要求しますが15MAD程度で話がつきます。

モロッコの革の染色技術は世界的にも有名ですが、店の主人曰くモロッコでもマラケシュのタンネリーはケミカル(化学加工)でFesは天然素材だと教えてもらいました。

Fesの昼ご飯 The Ruined Garden

 少し遅い昼ご飯は、The Ruined Garden(ルインド・ガーデン)で摂ることにしました。トリップアドバイザーの評価も良く、またFesのど真ん中にあるにもかかわらず、美しいガーデンに囲まれた中で食事ができます。 

The Ruined Gardenの庭


The Ruined Gardenの庭


The Ruined Gardenの先付。ここに関わらずモロッコのレストランではパンとオリーブオイルと香油がセットで付いてきます。


The Ruined Gardenのメニュー


The Ruined Gardenのひよこ豆のお粥のようなセットスープ。絶品


The Ruined Gardenのタパスセット


The Ruined Gardenのタパスセット


The Ruined Gardenのタパスセット。ジャムとアボガドペースト、鶏のフリット、ブロッコリーのスパイシー和え、サラダ

ランチはセットメニューでの提供のみの様ですが、スモールポーションのタパスセットでどれも美味しいです。外で食べるタパスは最高。特にひよこ豆(と何とか豆)のスープは絶品でした。このセットとガス入り水込みで125MAD。

The Ruined Gardenのエントランス


The Ruined Gardenのエントランスに吊るされた籠?

WiFiも完備なので、休憩がてら次の行き先のチェックなんかもできます。常時繋がらないだけに、これがとてもありがたく、迷宮のオアシスのように感じました。笑

The Ruined Garden(ルインド・ガーデン
15 Derb Idrissy Sidi Ahmed Chaoui Medina 30110, Siaj, Fes, モロッコ
riadidrissy.com
営業:  13時00分~21時30分 

LA MAISON BLEUE(器屋さん)

LA MAISON BLEUEの品揃え


LA MAISON BLEUEのミフラープ


LA MAISON BLEUEの吹き抜けのタイル装飾


LA MAISON BLEUE

お土産物を物色しに入った器屋さんですが、ここの店内装飾が余りにも素晴らしく許可を取って写真を取らせてもらいました。親子三代で切り盛りしている器屋さん。プリントではない素朴なアラベスクの絵付皿を求めていたのでその旨を伝えると、奥から10種類サイズ違いで見せてくれた上、模様の特徴まで丁寧に教えてくれました。30cmの大皿で500MAD。色々見て廻った器屋さんと比較しても値段は良心的で今回のモロッコの旅の買い物で唯一値切らなかったのは、こことブルジュ・フェスのメクネスワインくらい 笑。おススメの器屋さんです。 

Morocco 2017 Vol.03|Fes el bali فـاس‎ フェズの旧市街 1

Borj Fez, Fès, 街で一番大きなショッピングセンターでカルフールが入っています

Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門。この門が旧市街の正門とされています。

レストラン

Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門を入って直ぐレストランや商店がもの凄い密度で立ち並びます

旧市街の街の様子。目抜き通りのルー・タアラ・スギヤ。

旧市街の街の様子。目抜き通りのルー・タアラ・スギヤ。

今回の宿、Dar El Bali(ダル エル バリ)の玄関。似た様な玄関が多いので凄く迷いました。

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭上部

Dar El Bali(ダル エル バリ)のプリンセス、アミハ。ノルウェージャンフォレストキャットのツンデレちゃん。

今回の宿、Dar El Bali(ダル エル バリ)の玄関。似た様な玄関が多いので凄く迷いました。

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭のテーブルセット

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭正面反対側。この1階に泊まりました

今回の宿、Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭正面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー

Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー

Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋の内部

Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋のドアの開閉。二重ドアで凝っています。

Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋内部のアラベスク様式のタイル装飾

中庭の隅に置いてあった、レストランのショップカード

Fesの夕景。南側を眺める

Fesの夜景。北側を眺める

Fesの街の路地

Fesの路地

Fesの路地

Fesのメインストリートの一つ、タラースギラの露天商

Fesのメインストリートの一つ、タラースギラの露天で売られていたフルーツ

Fesのルー・デポストの風景

Fesのルー・タラーデ・ポストの風景

Fesの通りの一つ、ルー・タラーデ・ポストをレストランChez Hakimから眺める。

Chez Hakimで出されていたミートプレート

Restaurant Chez Hakim(シェズ・ハキム)の店内の様子

先付けのオリーブとモロッコの伝統的なスープ、ハリラ。

モロッカンサラダ

Chez Hakimのハリラ。モロッコの伝統的なスープ

Chez Hakimのラムチョップ

Chez Hakimのチキンタジン。抜群の美味しさ。

Chez Hakimのベジタブルタジン鍋。これも抜群。

Chez Hakimの看板。目印はこれだけ。笑

Fesのメディナの風景

Fesのメディナの至る所にある、水汲み場。アラベスクのタイル装飾が美しいです。

Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラ。露天が店じまいした後。

Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラの露天

Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラの露天

Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラの路地

リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地

リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地の落書き

リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地

Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋内部のアラベスク様式のタイル装飾

Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋でメールチェック中の平澤。メクネスワインを3本持ち込み、オーナーさんに呆れられました。笑

 世界遺産 フェズの旧市街 Fès el bali

フェズはラバト、マラケシュ、メクネス、カサブランカといった都市と共にモロッコの観光資源となっていて、その複雑な構造の旧市街地は迷路にも例えられ、1981年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。この旧市街はFes el bali(フェズ・エル・バリ)と呼ばれていますが、Fesの街全体では北側に位置し、駅を含めた現在の街のインフラは南側の新市街に集中しています。

今回泊るリアドがあるフェズの旧市街、フェズ・エル・バリはチュニジアからの移住者の居住区が元となったフェズ川西岸のカイラワーン地区と、イベリア半島からの移住者の居住区が元となった東岸のアンダルス地区で構成されおり、二つの地区は川をまたぐ市壁に囲まれています。

Borj Fez, Fès, 街で一番大きなショッピングセンターでカルフールが入っています。モダンな建築。

Fes駅からタクシーで10分程度のCTM(国営バス)のバスターミナルへ向かい、明後日のシャウエン行きのバスチケットを購入してから、晩酌用のメクネスワインを手に入れようと街で一番大きなショッピングセンターであるBorj Fezへ。この日の宿である、リヤドは旧市街の中にあり遅くまでやっているBarは皆無で、街中でお酒を飲める所が限られるからです。

Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門。この門が旧市街の正門とされています。コンパクトな門。


Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門脇のモロッカン・レストラン


Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門を入って直ぐレストランや商店がもの凄い密度で立ち並びます


旧市街の街の様子。目抜き通りのルー・タアラ・スギヤ。


旧市街の街の様子。目抜き通りのルー・タアラ・スギヤ。

今回の宿、リヤド Dar El Bali(ダル・エル・バリ)へ

Fes滞在中の宿は、Bab Boujloud “The Blue Gate” ブージュード門から徒歩で10分くらいの場所にあるDar El Bali(ダル・エル・バリ)にお世話になりました。フランス人のオーナーさんとモロッコのスタッフさん、そしてノルウェージャンフォレストキャットのアミハがおもてなししてくれるこじんまりとした素敵なリヤドです。リヤドは本来、モロッコの伝統的な住宅を意味しますが、こと旅行で使う場合は民宿のような宿をさします。フェズ旧市街の住宅では中庭が室内空間として積極的に利用されていて、中庭の上に簡素な屋根が掛かっている事が多く、これだけの人口密度があっても建物の中は開放感があり、静かで驚かされます。

今回の宿、Dar El Bali(ダル エル バリ)の玄関。似た様な玄関が多いので凄く迷いました。


Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭正面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー


Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭正面反対側。この1階に泊まりました


Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭上部


Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭のテーブルセット


Dar El Bali(ダル エル バリ)のプリンセス、アミハ。ノルウェージャンフォレストキャットのツンデレちゃん。


Dar El Bali(ダル エル バリ)の中庭反対面。典型的なアラベスク様式でシンメトリー


Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋の内部


Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋のドアの開閉。二重ドアになっており、象嵌の装飾で凝っています。


Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋内部のアラベスク様式のタイル装飾


中庭の隅に置いてあった、レストランのショップカード


Dar El Bali(ダル エル バリ)の部屋内部のアラベスク様式のドアの象嵌


部屋でメールチェック中の平澤。メクネスワインを3本持ち込み、オーナーさんに呆れられました。。

典型的なフェズの家屋を改修してつくられたリヤドDar El Bali(ダル エル バリ)ですが、宿としての機能を最小限に抑え、できるだけ往年の姿で残されており、写真の様なモロッコイスラムの建築様式やアラベスク様式が堪能出来ます。幾何学性、左右対称、反復はアラベスクの神髄でありイスラムの象徴です。西アジアから中東、北アフリカに広大な信者圏を保つイスラム教ですが、建築に関しては一定の規則性の中に地域特性があり、バリエーションがあります。モロッコの場合、メッカから遠くは慣れている事もあるのかもしれませんが、例えばモスクのミナレット(塔)は見慣れた円形ではなく箱形でモダンな印象があります。

イスラム教は偶像崇拝(仏教であれば仏像、キリスト教であればキリスト像にあたるもの)を堅く禁じていますから、生き物の姿を描く絵画や彫刻が発達しなかった訳で、その代わりアラベスクのような幾何学性を伴うタイルパターンや象嵌が発達する訳です。これを最大限に生かすのは、建築であり空間でムスリムの芸術的表現と意欲が高度に発揮されています。また、カリグラフィーや写本技術(コーランを広めるため)隆盛を極めることになります。

 Fes el bali。街の夜景

Fesの夕景。南側を眺める


Fesの夜景。北側を眺める


Fesの街の路地


Fesの典型的な路地


Fesのメインストリートの一つ、タラースギラの露天商


Fesのメインストリートの一つ、タラースギラの露天で売られていたくるみ?


Fesのルー・タラーデ・ポストの風景


Fesの通りの一つ、ルー・タラーデ・ポストをレストランChez Hakimから眺める。


Fesのメディナの風景


Fesのメディナの至る所にある、水汲み場。アラベスクのタイル装飾が美しいです。


Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラの露天


Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラ


Fesのメディナのメインストリート、タラー・ケビラの露天


リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地


リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地の落書き


リヤド、ダル・エル・バリ近所の路地

Fes。初日の夕食 

Chez Hakimの看板。目印はこれだけ。笑


Restaurant Chez Hakim(シェズ・ハキム)の店内の様子


Chez Hakimで出されていたミートプレート

Fes初日の夕食は、トリップアドバイザーで評判の良かったレストラン Chez Hakimにしました。リヤド、ダル・エル・バリから徒歩5分程度。Fesの旧市街では、モロッコ料理以外のレストランを探す方が酷なのですが(笑)僕的には旅行中ずーっとモロッコ料理でも飽きない自信があるので、迷わずこの店へ。 

Chez Hakimの先付けのオリーブとひよこ豆の和え物。


Chez Hakimのモロッカンサラダ


Chez Hakimのハリラ。モロッコの伝統的なスープ


Chez Hakimのラムチョップ


Chez Hakimのタラのタジン鍋。抜群の美味しさ。


Chez Hakimのベジタブルタジン鍋。これも抜群。

欲張りすぎて頼んでしまった事もあり、食べきれず少し残してしまったのですが、 どれもこれも安定の美味しさ。モロッコは野菜も豊富で海産物も肉(豚や肉食動物以外)も豊富なので、自ずとレシピのバリエーションも豊富。今回の旅全体で言えますが、食で外す事は無かったです。美味しいものを食べると印象に残るし、良い思い出になりますからね。ちなみにこれだけ食べて180MAD(=2020円。2017年2月)。

 レストラン Chez Hakim
n 12 El Batha, Rue de la Poste | Fes, Fes 30030
+212 5357-40816

 

Morocco 2017 Reported by Futoshi Hirasawa

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