Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Kanazawa 2016 Vol.01|THE SHARE HOTELS Hatchi (発地)

12年ぶりに金沢へ

個人的な所用があり、12年ぶりに金沢に行ってきました。初の北陸新幹線での旅。上越新幹線→ほくほく線を乗り継いで4時間ちかく掛かっていた頃から比べれば、2時間半で到着する北陸新幹線は、ありがたい限り。完全に日帰り出張圏内に入りましたよね。所用を済ませつつ、せっかくなので21世紀美術館、兼六園、柳宗理デザイン研究所などを巡りつつ、ひがし茶屋街や主計街など観光スポットも抑えて(笑)廻ってってきました。

金沢駅

金沢駅。改修前を知っている人ならその激変ぶりは驚くばかりですが、地味だった北陸の中心地であり、北陸観光のハブ地になるわけですから、その気合の入れようは容易に想像ができます。トラス構造の大型ドームは、積雪に厳しい雪国ならではのおもてなしなのでしょう。

THE SHARE HOTELS Hatchi (発地)

ベースの宿ですが、金沢で恐らく唯一のシェアホテル Hatchiにお世話になりました。ショートトリップですから、便利が良くてそれなりに快適で(笑)寝られればOK。一人旅ゆえに許される事ですが、ここも目的の一つでしたので迷わず。ドミトリーと個室が選べ、シャワーもシェアキッチンもスペースが確保されているので女性でも快適でしょう。また、金沢と言う北陸の要の都市で、ひがし茶屋街という伝統的な街並を残す棚橋町の近くにある事もあり、ツーリズム向けのローカルな情報発信にも熱心なホテルです。

この手のドミトリーの先駆けは、時期的に考えても恐らく東京・蔵前のNuiだと思うのですが、Nuiも浅草という鉄板観光スポットの近くにあります。このスタイルを踏襲しつつ、金沢の地場の良さを伝えていくスタイルは、外国人のみならず僕たち日本人にとっても素敵な旅を提供してくれるはずです。

Hatchiのレセプションカウンター


お腹がすいていたのでHatchiの1FにあるJAPANESE DINING by a.k.a.でチキンカレーを頂きました。


HatchiはシェアホテルとJAPANESE DINING by a.k.a.とコーヒスタンドCOFFEE STAND by HUM&Go#で構成されています。


Hatchiのシェアラウンジ。B1にあります。


JAPANESE DINING by a.k.a.の客席から。


Hatchiのシャワールームとパウダールーム。B1にあります。


Hatchiのシャワールームとパウダールーム。B1にあります。


Hatchiのシェアラウンジ。B1にあります。


Hatchiの二日目の朝食。全ての朝食に土鍋御飯が付きます。要予約制。


Hatchiの二日目の朝食。鯵の焼き魚定食。全ての朝食に土鍋御飯が付きます。要予約制。


Hatchiの三日目の朝食。喉黒の焼き魚定食。全ての朝食に土鍋御飯が付きます。要予約制。

Hatchiは素泊まりのホテルなので、宿泊費に朝食は含まれないのですが、折角なので朝食は、予約制の和定食をチョイス。地元の海産物が中心に和定食です。僕は朝しっかり食べないと力が出ないので(笑)この朝食を楽しみにしていました。夜は近所の主計街や近江市場などに食べに行っていましたが、シェアホテルでこういうサービスがあるのは有り難いですね。素朴ですが、とても美味しく頂きました。ちなみに素泊まり&シェアキッチンで自分で食事を作る事もできるので、長期滞在で海外からのバックパッカーたちはもっぱらこちらを利用していました。通り一辺倒ではなく、和定食×ブレッド×セルフキッチンが選べること。シェアホテルも多様性に富んで来ましたね。

シェアホテル Hatchi
〒920-0911 石川県金沢市橋場町3-18
TEL 076-256-1100

 

Kanazawa 2016 Reported by Futoshi Hirasawa

谷中(谷根千)巡り 2016

ある写真展に招待出品する作品撮り(写真)と個人的な視察を兼ねて、谷中巡りに行ってきました。天気も良く、撮影日和で時折吹く風が心地よく、撮影&視察日和(笑)。廻った順で、立ち寄ったお店や史跡を自分の記録も兼ねてご紹介。ルートは、ページ最後のグーグルマップを参照。

Monocrome Set : Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0
Classic Crome Set : Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8 & XF18mm/f2.0
Photograph @ HIRASAWA FUTOSHI

 

たい焼きたいち(ウェブサイト)

ぱりっとした皮に甘さ控えめの餡が入ったたい焼き。
160円。人形町の柳家と似た感じのたい焼き屋さんです。
たい焼き・大判焼き、和菓子
TEL・予約 03-5684-8470
住所 東京都台東区谷中7-18-14 カートルセゾン 1F

Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0

 

谷中銀座商店街(ウェブサイト)

谷中銀座商店街は日暮里駅から歩いて数分。日暮里駅から歩き出すと最初は寺町の風情、徐々にお店が増えていき急に視界が開けた場所に出ます。「夕やけだんだん」とよばれる夕日の名所があり、眼下には商店街が広がります。初めて訪れた方は「東京にもまだこんな景色が…」と、古き良き時代の懐かしさを感じるはずです。

Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0

 

肉の佐藤(ウェブサイト)

アントニオ猪木のテーマ曲が流れるお肉屋さんで、TVでもおなじみの谷中名物「谷中メンチ」「谷中コロッケ」を販売。

東京都台東区谷中3-13-2
03-3821-1764
営業時間 10:30~19:30(揚げ物の販売12:00~)
定休日 月曜日

Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0

 

452号線までの通り

Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8

Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0

 

  乱歩°(ウェブサイト)

Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8

 

総持院

東京都台東区谷中6丁目2−33

Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8

 

あたり谷中ビヤホールカヤバベーカリーOshiOlive (おしおりーぶ)で構成される複合施設)
東京都台東区上野桜木2丁目15

Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-Pro1+ LEICA SUMMICRON 35mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF14mm/f2.8


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0

 

SCAI THE BATH HOUSE (スカイ ザ バス ハウス)
住所:東京都台東区 谷中6丁目1−23 
電話:03-3821-1144

Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0


Fujifilm X-T10 + Fujifilm XF18mm/f2.0

 個人的な物件探しと、写真展に出品する作品取りも兼ねて廻ってきましたが、情緒があって個性的なお店も多く、大好きになりました。ちょっと前まではお寺とお墓しかないイメージでしたけど、街全体が静かで住みやすい印象です。また夏前に行ってみようと思います。

 

Seoul 2016 Vol.05|茶啖 (タダム) モダンコリアンキュイジーヌ

狎鴎亭の外れにある、モダンコリアンキュイジーヌ 茶啖 (タダム)

ソウル視察の最後は、今回の視察の訪問目的の一つで、韓国宮廷料理をモダンにアレンジしながらカジュアルに食事が楽しめるレストラン 茶啖 (タダム)。時間を掛けて熟成させた発酵料理や地域の名人の手によって受け継がれてきた伝統の味を堪能することのできる韓国料理ダイニング。ここのテーブルセットとコースの提供の仕方、空間の設えを見たくて来訪しました。平日で雨だった事もありますが、リザーブ無しで入れました。

茶啖 (タダム)のサイン


茶啖 (タダム)のエントランスから店内を見る


茶啖 (タダム)のエントランスから店内を見る


茶啖 (タダム)のエントランス


茶啖 (タダム)のエントランス


茶啖 (タダム)のドライコートの設え。地下にあるお店ですが開放感があります


茶啖 (タダム)の先付。ドライベジタブルとドライフルーツの盛り合わせ。素朴な味わい。


茶啖 (タダム)のテーブルセット。YIDOの器で設え。


茶啖 (タダム)の先付。ドライベジタブルとドライフルーツの盛り合わせ。素朴な味わい。


茶啖 (タダム) 開城式緑豆こんにゃくの和え物。


茶啖 (タダム) 春のナムル入りイイダコと海鮮のチヂミ。さっぱりしていて美味しかったです。


茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。


茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。

 

茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。

 

茶啖 (タダム)の空間の設え。古道具のディスプレイ


茶啖 (タダム)の空間の設え。山菜の酵素入りきのこ甘酢あん掛け


茶啖 (タダム)の空間の設え。干した葉っぱ入りプルコギ


茶啖 (タダム)の空間の設え。コース全体


茶啖 (タダム)の空間の設え。平壌冷麺


茶啖 (タダム)の空間の設え。栄養石焼御飯


茶啖 (タダム)の空間の設え。茶啖の米粉アイスとお茶

 オーダーのスタイルは幾つかのコースから選ぶ感じでアラカルトはなし。全体的にあっさりとした味付けで、美食というよりはオーガニックな健康食のイメージでした。プルコギはお店の方が目の前で焼いて取り分けてくれるスタイルですが、割と淡白な味付けで個人的には物足りなかったです。最近は韓牛なるブランド牛を取り扱うレストランが増えているそうですが、和牛に比べると肉質が堅い印象(焼き方にもよるのでしょうけど)で和牛の方が正直美味しいです。まだ、過渡期なのでしょうね。栄養御飯は、最後にお湯を掛けるのですが、だし汁ではないので付け合わせが欲しかった。最後のデザートとお茶はとても美味しく、洗練されていました。

見た目の印象(空間・テーブルセット・所作)は韓国の伝統的なスタイルをモダンに解釈していて、これは好感が持てたのですが、提供の仕方はフレンチで、もう少し韓国の食様式(シェアする)を全面に出しても良かったのかなと。食材は、韓国中から取り寄せたものですし、プリミティブな食のスタイルが見れなかったのは少し残念です。

 

 茶啖 (タダム)

ソウル特別市江南区トサンデロ445MビルB1 
+82. 2. 518. 6161

위치 및 예약문의
서울시 강남구 도산대로 445 엠빌딩 B1 
+82. 2. 518. 6161
영업시간점심 12:00 ~ 15:00
저녁 18:00 ~ 22:00
(마감시간 1시간 30분 전 주문 마감)

http://thedadam.co.kr/jpn/index.asp


SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10 
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom