Make House 木造住宅の新しい原型展

「MAKEHOUSE - 木造住宅の新しい原型展」

「MAKEHOUSE – 木造住宅の新しい原型展」

「MAKEHOUSE - 木造住宅の新しい原型展」

「MAKEHOUSE – 木造住宅の新しい原型展」

 先日、Tokyo Midtown DESIGN TOUCHの一環としてガレリア コートヤードで開催された木造SE工法の展示会「MAKEHOUSE – 木造住宅の新しい原型展」に行ってきました。信頼性が高くノウハウも蓄積されている「ラーメン構造」は、強度計算が出来る素材である鉄やコンクリートでしか存在しなかったのですが、これを木造で考えたのがSE工法。在来木造では難しかった大空間の実現、部材の簡略化に拠る工程の短縮が可能になっています。この展示会では7人の建築家が2人の構造設計家の監修の元でSE工法を活用したアイデアを展開しています。

以下イントロダクションの引用ですが・・

本展、「MAKEHOUSE – 木造住宅の新しい原型展」は、その「パーツ化」プロジェクトの最初の報告です。7組の建築家がこれからの住宅にふさわしい規格寸法の考え方から、今後の住宅ビジネスの仕組みまでを含めた提案を行います。また、それぞれのアイデアをもとに設計した住宅の模型や図面などを展示します。 「パーツ化」によって、住宅をつくるために必要な部品を少なくし、最適な寸法を規格化することで、SE構法の家をより安価に、早く建てられるようになります。私たちNCNは、それによって耐震性のある木造住宅をこれまで以上に、当たり前のものにしたいと考えています。 安さや早さだけがパーツ化の利点ではありません。パーツ化によってより家づくりはシンプルになります。その結果、住む人が自分で家をつくれるようになるかもしれません。建て替え時に部品を再利用することも、格段に容易になるはずです。このように、住宅の作り方が変わることにより、デザイン性や暮らし方も変わってくるでしょう。

個人的に興味をそそられたのは、谷尻誠さんの「高床の低い家」と吉村靖孝さんの「アプリの家」です。 「高床の低い家」は開放的で耐力が確保出来るSE工法のメリットを平らではない敷地(傾斜地や湿地など)で提案しています。ここにコンパクトな建築を計画する事によって経済性の伴った住まいが実現。生活を等価に扱いながら豊かな暮らしを提案しているところに親近感があって、共感を覚えました。 一方の「アプリの家」は住宅のIKEA化ともいうべき画期的な提案でいわゆる「仕組みの提案」です。自分で設計できる。すぐに値段が分かる。をコンセプトに構造計算から設計までオールインワンでプランニング出来るアプリを提案していました。両極端な提案ですけれど、二つともSE工法ならではの提案です。

開催日 2014年10月17日(金)〜10月26日(日)
会場時間 11:00〜21:00
参加建築家 鈴野浩一/禿真哉(トラフ建築設計事務所)、谷尻誠(Suppose Design Office)、長坂常(スキーマ建築計画)、中山英之(中山英之建築設計事務所)、藤村龍至(藤村龍至建築設計事務所)、藤原徹平(フジワラテッペイアーキテクツラボ)、吉村靖孝(吉村靖孝建築設計事務所)
主催 株式会社エヌ・シー・エヌ
監修 播繁(構造家)、池田昌弘(構造家)