Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Barcelona 2015 Vol.06|サグラダ・ファミリア

灯内部のからの展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、窓越しの風景や、踊り場で展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの尖塔部の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの外部展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

サグラダ・ファミリア。内部の様子。

内部の様子。

内部の様子。

内部の様子。

受難のファサード。ディティール。

内部の様子。

内部の様子。

内部の様子。

内部の様子。受難のファサード側のステンドグラス。

受難のファサード。ディティール。

生誕のファサード。ディティール。

生誕のファサード。ディティール。

生誕のファサード。ディティール。

半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。

半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。

半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。

内部の様子。

内部の様子。受難のファサード側のステンドグラス。

内部の様子

サグラダ・ファミリア。受難のファサード

サグラダ・ファミリア。受難のファサード

サグラダ・ファミリア。生誕のファサード

 バルセロナ三日目。サグラダ・ファミリアへ。

Text / Photo @Hirasawa Futoshi / FUJIFILM X-T10 + XF14 F2.8 & XF18 F2

三日目後半は、サグラダ・ファミリア、Suites Avenue、カサ・ミラなどを中心に散策しました。今回のエントリーでは、サグラダ・ファミリアについて。

 

サグラダ・ファミリア (Sagrada Família)

アントニ・ガウディが、生涯をかけて取り組んだ未完の教会、サグラダ・ファミリア。モダニズム建築の最も良く知られた作品例であり、恐らくスペインで最も観光客を集める事の出来る建築物です。すべて個人の寄付によって建設される贖罪教会として計画されたサグラダ・ファミリアは、非常に緻密に構成されていながら象徴性とシンボロジーが際立っており、その壮大な計画(計画当初は300年掛かると言われていた)から、(未完ながら)アントニ・ガウディ最高傑作と呼ばれています。現在はCADによる設計図書の解析、寄付の多寡、観光収入の増加に拠って工事が進み、2026年には完成とのアナウンスされています。

サグラダ・ファミリア。生誕のファサード 


サグラダ・ファミリア。生誕のファサード


サグラダ・ファミリア。受難のファサード


サグラダ・ファミリア。受難のファサード

 ガウディは詳細な設計図を残していない(図面ではなく大型模型や紐や錘りで構造を検討)上に、スペイン内戦と混乱で、弟子たちが作成した資料なども大部分が消失しています。忠実な資料が無くガウディの構想通りとはならないこの建築物の建造を続けるべきかどうかで、相当議論があった様ですが、関わっている職人達の伝承や大まかなデッサンなどの残された資料を頼りに、その時代の建築技術者や知識人が、元設計を推理しながら建設を進めています。

受難のファサード。ディティール。


受難のファサード。ディティール。


生誕のファサード。ディティール。


生誕のファサード。ディティール。


生誕のファサード。ディティール。

2015年現在は、北側のファサードと東側のファサード(生誕のファサード。一番最初に完成したファサード)と西側のファサード(受難のファサード)は完成し、最終的には18本建てられる塔の内、8本が完成し10本の塔が未完の状態。イエスの栄光を表現したメインファサードはまだ完成していません。これらの塔の内、12本がシモン・ペトなどの12使徒、4本がマルコなどの福音書記者、1本が聖母マリア、1本がイエス・キリストを象徴するものとされています。

内部の様子


内部の様子。受難のファサード側のステンドグラス。


内部の様子。受難のファサード側のステンドグラス。


内部の様子。


内部の様子。


内部の様子。


内部の様子。


内部の様子。


内部の様子。


内部の様子。

内部は、見ての通り象徴性を持たせながらモデルニズモ特有のカオスティックな意匠が構造と一体化しており、訪問した人を圧倒します。自然を愛したガウディらしく、天蓋部を眺めると森の中に居るような錯覚を覚えます。西と東でステンドグラスの配色が変えられているのも、陽の光を計算した上で、一日の移ろいを感じられるように配慮した結果で、この空間に特有の彩りを添えています。

半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。


半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。


半地下部にある博物館。サグラダファミリアに関する展示が常設されています。


灯内部のからの展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの尖塔部の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの外部展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。


塔内部からの下方の展望(有料)。エレベーターで一気に上まで上がり、展望を楽しみながら、螺旋階段で下ります。

塔内部のからの展望も出来るようになり(入場料とは別料金)、チャレンジ。エレベーターで一気に上まで上がり、窓越しの風景や、踊り場で展望を楽しみながら、螺旋階段で下るのですが、入場を制限されているとは言え、一本階段を下るのでかなり急かされたりします。笑)

サグラダ・ファミリア。内部の様子。

 個人的には前回来訪したとき(2003年)は、聖堂内部や受難のファサードが完成していなかった事もあり、この進捗が垣間みれただけでも良かったのですが、思いのほか建設が進んでおり、最終的な完成の折りには、また訪問してこの歴史的な傑作を間近で堪能したいと思いました。ITが進み、解析技術が進んでも、究極の手仕事(特に彫刻)で造っている訳ですし、そこに感動のポイントがある訳ですからね。

ちなみにサグラダ・ファミリアは2015年現在、入場に事前予約が必要で料金は入場料+タワーへ上るエレベーターチケット込みで19.5€。入場料としてはかなり高額ですが、バルセロナの主要な建築&建造物はほぼ似たり寄ったりなので、セットチケットやバウチャーで利用出来る所は纏めたほうが無難です。

 

Sagrada Família (Temple Expiatori de la Sagrada Família)
Plaça de la Sagrada Família
Sagrada Familia (L2, L5)

 

 

 

Barcelona 2015 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン旅行記はこちらのページでご覧ください。

Barcelona 2015 Vol.05|グエル公園

バルセロナ三日目。前半。グエル公園へ。
Photo @Hirasawa Futoshi / FUJIFILM X-T10+XF14 F2.8 & XF18 F2

三日目は、グエル公園からスタート。グエル公園、サグラダ・ファミリア、Suites Avenue、カサ・ミラなどを中心に散策しました。今回のエントリーでは、その前半。グエル公園について。

 

グエル公園(Parc Güell

グエル公園。コリドールのトンネル。

アントニ・ガウディの傑作の一つ、グエル公園。1900年から1914年の間に造成された、元々は60軒からなる分譲住宅(今で言うロハスのような発想の住宅郡)でした。この分譲住宅のコンセプトが当時は理解されず(全く売れず、購入したのはガウディとグエル伯爵の二名との事)グエル伯爵が他界後、バルセロナ市に寄贈され、公園として再整備されて今に至ります。 当時ガウディが傾倒していたリヒャルト・ワーグナーや、自然との調和を目指した総合芸術としての住環境を目指した様です。 

ちなみにグエル公園は、2013年から有料化され中心の入り口部分&コリドール&人工地盤の広場の部分が有料(7€。2015年現在)で、それ以外は無料で入場出来ます。僕らは、事前予約していなかったので現地でチケットを求めたものの一時間待ち! まさか有料化と入場制限(30分ごとに400人らしい)までされているとは思いませんでしたが、物売りやスリの多いバルセロナですから安全面的には良かったのかもしれません。そんな感じで、無料エリアのコリドールからスタートして散策しました。

グエル公園。プランター。


グエル公園。コリドールのトンネル。


グエル公園。コリドールのトンネル。


グエル公園。ロザリオの道にあるプランター。


グエル公園。ロザリオの道にあるプランター。


グエル公園。ロザリオの道の袖にあるプランター。


グエル公園。ロザリオの道。ガードレールのような縁石。


グエル公園。公園北側の丘からバルセロナ市内を眺める。眺望が最高。


グエル公園。公園北側の丘からバルセロナ市内を眺める。パノラマで。


グエル公園。公園西側にある頂上のカルヴァリーの丘。


グエル公園。公園西側のカルヴァリーの丘。ここからの眺めも最高でしたが、頂上部が狭く、油断すると落ちそうになります。笑


グエル公園。公園西側のカルヴァリーの丘。最上部はご覧の通りの混雑だったので、中腹部に下りて記念写真。衛(小畠)と僕。

公園西側にある頂上のカルヴァリーの丘は、元々は礼拝堂を立てる予定でした。しかし分譲住宅計画が進まなかったため、墳墓のような塚が作られました。

グエル公園の入場チケット。

以上が無料で入れるエリア。個人的には二度目のグエル公園ですが、この広大なエリアを散策するのは初めてで、一時間で丁度廻りきれるので良かったです。ランドスケープも面白かったですし。そんな感じで有料エリア(コリドール、市場跡、広場、守衛の家など)へ進みます。

グエル公園。有料エリア内のコリドール。この辺からは見覚えがあって安心しました。


グエル公園の市場跡。人工地盤になっており、上は広場、下は市場として機能させようと計画。


グエル公園の市場跡。天井部分は、モザイクタイルでびっしり。


市場跡。グエル公園の中で唯一ギリシャ建築からインスピレーションを受けているドーリス式の86本の柱が天井を支えています。


グエル公園。入り口付近の大階段上部から。


グエル公園。市場跡上部の人工地盤。端部の装飾。


グエル公園。市場跡上部の人工地盤を大階段側から眺める。


グエル公園、守衛の家。中ではモデルニスモ時代やガウディ作品の説明をビデオで流しています。


グエル公園。市場跡上部の人工地盤を大階段側から眺める。 別アングル。


グエル公園。市場跡上部の人工地盤を大階段側から眺める。


グエル公園、守衛の家。別アングルで。


グエル公園。大階段脇の壁の装飾。


グエル公園、守衛の家。


グエル公園。市場跡上部の人工地盤を大階段側から眺める。 別アングルで。


グエル公園。市場跡上部の広場にある有名なベンチ。スペインらしいモザイクタイルです。


グエル公園。市場跡上部の広場にある有名なベンチから眺めるバルセロナ市内。麓の守衛の家はヘンゼルとグレーテルのお菓子の家から着想を得ています。

見ての通りの天候で、8月の午前中と言う事もあり(夏場でも朝夕は過ごしやすい気候)二時間びっしり廻っても丁度良い感じでした。ホテルからはタクシーで10分程度でしたが、グエル公園は著名な観光地から離れているので、泊まるホテルに拠っては旅程を立てないと時間を無駄にします。なので予約はマストですね。持ち物的には水は必須。公園内でも売っていますが高いです。笑

二回目のグエル公園は、ひょんな事から公園内をくまなく散策することになりましたが、エリアごとに物語があり楽しめました。

 

グエル公園 Parc Guell
設計:アントニ・ガウディ
ADD: Carrer d’Olot, s/n, 08024 Barcelona, スペイン
TEL: +34 902 20 03 02
URL:http://www.parkguell.cat/
入場料や開園時間は季節に拠って変わります。詳しくは公式サイトにて。
入場料:大人7ユーロ 

 

 

Barcelona 2015 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン旅行記はこちらのページでご覧ください。

Barcelona 2015 Vol.04|カタルーニャ音楽堂〜ラス・アレナス

バルセロナ二日目。後半。カタルーニャ音楽堂からラス・アレナスへ。
Photo @Hirasawa Futoshi / FUJIFILM X-T10+XF14 F2.8&XF18 F2

カタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)

カタルーニャ音楽堂。南面のファサード。

1908年に建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネー(Lluís Domènech i Montaner)の設計によって完成した、モデルニズモ様式のコンサートホール。1997年に世界遺産に登録されていますが、現在も現役で使われているコンサートホールです。元々は、カタルーニャを代表する合唱団、ウルフェオー・カタラー(Orfeó Català、1891年設立)の為に、バルセロナの企業家たちが資金援助して建てられたホールなだけに、ディティールまで創り込まれた凝った建築です。

カタルーニャ音楽堂。ファサード東側。


カタルーニャ音楽堂。南面のファサード。露出上げて撮影。


カタルーニャ音楽堂。南面のファサード。露出上げて縦構図で撮影。


カタルーニャ音楽堂。西の増築部分のファサード。


カタルーニャ音楽堂。南面のファサードからのエントランス部。


カタルーニャ音楽堂。ホール内部。


カタルーニャ音楽堂。ホール内部。


カタルーニャ音楽堂。ホール内部。1Fより撮影。


カタルーニャ音楽堂。ホール内部。2F観覧席より撮影。


カタルーニャ音楽堂。ホール内部。2F観覧席より撮影。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエ部分のステンドグラス。木製サッシュでオープンウィンに解放出来ます。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエ外側のバルコニーの柱脚部ディティール。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエ外側のバルコニーの柱脚部ディティール。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエ外側のバルコニーの柱脚部ディティール。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエ天井のシャンデリア。


カタルーニャ音楽堂。ホワイエのステンドグラス。別アングルから。


カタルーニャ音楽堂。コリドールにアクセスする階段。


カタルーニャ音楽堂。ホール2F観覧席へアクセスする前室上部のステンドグラス。

 見ての通り、美しい色彩のコンポジションと様式美の粋を尽くした感じの設えですが、リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーは、アントニー・ガウディに建築を教示した人物なので、建築家としての力量は説明不要でしょう。豪華絢爛には違いないのですが、同時期影響を受けた(はず)のアールデコに比べ、スペインの土着的な要素が見え隠れします。そこにこのホールの魅力が潜んでいるのかな、と。ステンドグラスの大胆で精巧な設えは、モデルニズモ建築の中でも随一だと思います。

カタルーニャ音楽堂へは、平日(2015.8.26)だった事もあり予約もせず行ったのですが問題なく入れました。入場料は18€。この入場料にはスペイン語・英語のいずれかのガイドが付き、館内の名所を案内してくれます。入場料としてはやや高額なので、もし時間がある方はライブチケットを購入して夜観覧する方をおススメします。ガイドは付きませんが、このホールのポテンシャルが堪能出来ると思いますよ。

PALAU DE LA MÚSICA CATALANA(カタルーニャ音楽堂)
ADD: C/ Palau de la Música, 4-6-08003BARCELONA
Phone: 93 295 72 00

 

 ラス・アレナス(Centro comercial de Las Arenas)

ラス・アレナス。元々は闘牛場。2011年にコンバージョンして完成したショッピングセンター。

 ラス・アレナスは、2011年に闘牛場だったアリーナをショッピングセンターにコンバージョンした複合施設で、設計はロンドンの設計事務所Rogers Stirk Harbour + Partners が担当。ファサード面は、闘牛場時代の面影を残しつつも、内部は根こそぎコンバージョンしている大胆な設計の施設です。

ラス・アレナス(Centro comercial de Las Arenas)の屋上北側のビュー。


ラス・アレナス(Centro comercial de Las Arenas)の屋上南側のビュー。


ラス・アレナス(Centro comercial de Las Arenas)の外観全景。

 このラス・アレナス、思いのほか二日目の旅程がスムーズに進んだので一旦ホテルに戻り、夕飯求めて向かったのですが(元々行く予定が無かったこともあり)まじめに写真を残していません。。dezeenに詳しい解説が紹介されていますので割愛しますが、内部は、ダブルスキンの二重構造。物販テナントを中心に配置されていて、屋上部分が展望エリアとレストランが360度展開されています。観光客は、ここからの眺望を求めて食事に来る人が殆ど(僕らもそう。笑)です。

所業施設的には、可もなく不可もなく無難ですが、スペイン広場の脇と言う立地ですから、観光と商業の二面性からの配慮(特にアクセシビリティ)されています。バルセロナのニーズなのでしょうが、彼らはこのようなコンバージョンが抜群に上手いですね。

ちょっと脱線しますが、個人的には、著名な建築家が手がけた世界的名作建築を見るのもの楽しいのですが、その地場に根付いた建築家やデザイナーの地道な仕事に興味があります。特にヨーロッパの場合、ローカルで力のある人が多いですし、刺激になりますから。また、記録として撮る写真も(個人的に写真が好きなのは置いておいても)建築誌に出てくるようなスタティックな美しさを求める写真ではなく、経年後の様子や周辺環境との交わりなどが見えるように撮っています。こうしておけば、数年後に再び訪れた時に「記録」の比較が出来ますからね。。

 

ラス・アレナス(Centro comercial de Las Arenas)

ADD : Gran Via de les Corts Catalanes, 373-385, 08015 Barcelona,
Phone : +34 932 89 02 44

 

Barcelona 2015 Reported by Futoshi Hirasawa

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