Designcafe-Blog | ブログ

Designcafe™ の主宰者、平澤太のブログです。デザイン考、ライフワーク、インサイト、旅行などを不定期に綴っています。

Seoul 2016 Vol.05|茶啖 (タダム) モダンコリアンキュイジーヌ

狎鴎亭の外れにある、モダンコリアンキュイジーヌ 茶啖 (タダム)

ソウル視察の最後は、今回の視察の訪問目的の一つで、韓国宮廷料理をモダンにアレンジしながらカジュアルに食事が楽しめるレストラン 茶啖 (タダム)。時間を掛けて熟成させた発酵料理や地域の名人の手によって受け継がれてきた伝統の味を堪能することのできる韓国料理ダイニング。ここのテーブルセットとコースの提供の仕方、空間の設えを見たくて来訪しました。平日で雨だった事もありますが、リザーブ無しで入れました。

茶啖 (タダム)のサイン


茶啖 (タダム)のエントランスから店内を見る


茶啖 (タダム)のエントランスから店内を見る


茶啖 (タダム)のエントランス


茶啖 (タダム)のエントランス


茶啖 (タダム)のドライコートの設え。地下にあるお店ですが開放感があります


茶啖 (タダム)の先付。ドライベジタブルとドライフルーツの盛り合わせ。素朴な味わい。


茶啖 (タダム)のテーブルセット。YIDOの器で設え。


茶啖 (タダム)の先付。ドライベジタブルとドライフルーツの盛り合わせ。素朴な味わい。


茶啖 (タダム) 開城式緑豆こんにゃくの和え物。


茶啖 (タダム) 春のナムル入りイイダコと海鮮のチヂミ。さっぱりしていて美味しかったです。


茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。


茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。

 

茶啖 (タダム)の空間の設え。ラウンジ側。

 

茶啖 (タダム)の空間の設え。古道具のディスプレイ


茶啖 (タダム)の空間の設え。山菜の酵素入りきのこ甘酢あん掛け


茶啖 (タダム)の空間の設え。干した葉っぱ入りプルコギ


茶啖 (タダム)の空間の設え。コース全体


茶啖 (タダム)の空間の設え。平壌冷麺


茶啖 (タダム)の空間の設え。栄養石焼御飯


茶啖 (タダム)の空間の設え。茶啖の米粉アイスとお茶

 オーダーのスタイルは幾つかのコースから選ぶ感じでアラカルトはなし。全体的にあっさりとした味付けで、美食というよりはオーガニックな健康食のイメージでした。プルコギはお店の方が目の前で焼いて取り分けてくれるスタイルですが、割と淡白な味付けで個人的には物足りなかったです。最近は韓牛なるブランド牛を取り扱うレストランが増えているそうですが、和牛に比べると肉質が堅い印象(焼き方にもよるのでしょうけど)で和牛の方が正直美味しいです。まだ、過渡期なのでしょうね。栄養御飯は、最後にお湯を掛けるのですが、だし汁ではないので付け合わせが欲しかった。最後のデザートとお茶はとても美味しく、洗練されていました。

見た目の印象(空間・テーブルセット・所作)は韓国の伝統的なスタイルをモダンに解釈していて、これは好感が持てたのですが、提供の仕方はフレンチで、もう少し韓国の食様式(シェアする)を全面に出しても良かったのかなと。食材は、韓国中から取り寄せたものですし、プリミティブな食のスタイルが見れなかったのは少し残念です。

 

 茶啖 (タダム)

ソウル特別市江南区トサンデロ445MビルB1 
+82. 2. 518. 6161

위치 및 예약문의
서울시 강남구 도산대로 445 엠빌딩 B1 
+82. 2. 518. 6161
영업시간점심 12:00 ~ 15:00
저녁 18:00 ~ 22:00
(마감시간 1시간 30분 전 주문 마감)

http://thedadam.co.kr/jpn/index.asp


SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10 
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom

 

Seoul 2016 Vol.04|동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ : DDP)

ザハ・ハディドが設計した、동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)

仁寺洞から明洞を経由して向かったのは、先日惜しくも他界したザハ・ハディド(wiki)が設計した、동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ : Dongdaemun Design Plaza = DDP)。敷地面積62,957平方メートル、建物面積25,008平方メートル、延面積85,320平方メートルに及ぶ広大なスペースは、大型イベントが開催できる「アートホール」、韓国デザインと世界トレンドを発信する「ミュージアム」、デザインビジネスの拠点となる「デザインラボ」、文化体験やショッピングが楽しめる「デザインマーケット」李朝時代に城壁があったことを記憶する「東大門歴史文化公園」の5施設からなります。紆余曲折を経て2014年に完成。脱構築主義建築(Deconstruction)の旗手として、また東京オリンピックの新国立競技場の一連の計画によって日本でも有名ですね。ザハが計画し提示した新国立競技場に関しては、個人的な意見は慎みますが、一昨年前にDesigncafeの研修旅行で訪れた香港理工大学ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワーに続いて二作目のザハ建築訪問でしたので、近作比較も含めて所見を。

동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)乙支路側からのビュー


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)グランドフロアー。ブリッジからのビュー


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジの別アングルから


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジからの覗く。アンダーグランド。


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)反対側のアングル。見事に同じ風景が現れない。笑


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)のファサードライン。三次元のアルミパネルによるダブルスキン(二枚幕)構造


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジのトンネル部。右がデザインショップが入るショップ棟、左がデザインセンターに区分け


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)発見された遺跡を避けるように保存されている


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)トンネルをくぐる


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)インディペンデンス・デイで宇宙船が下りて来た時のイメージにそっくり。笑

東大門デザインプラザの地は、かつて球場やサッカー競技場などで構成された東大門運動場があり撤去移転させた後、約5年の歳月と400億円の莫大な費用が投じられ2014年に完成。先立って2009年にオープンした隣接の「東大門歴史文化公園(トンデムンヨッサムナコンウォン)」とともに、アート・デザインに触れられる観光名所として生まれ変わっています。東大門市場で賑わった地が、デザインとアート、ヘリテージを担う拠点に生まれ変わった訳です。

東大門市場が衣装関係の巨大卸売市場(日本からのバイヤーも買い付けに来ています)であることから、東大門をデザイン関係の中心地にするために計画された東大門デザインプラザ。略称として使われるDDPは、東大門デザインプラザ(Dongadaemun Disign Plaza)の英語の頭文字をとったものですが、さらにドリームDreamのD、デザインDesignのD、プレイPlayのPを隠語しています。建築としては3つの巨大な流線型のボリュームが分離せずにシームレスに融合し宇宙船の様な個性的な外観です。中心となるのは国際フォーラムや制作発表会、ファッションショーなどのイベントが開催されるアートホールと、定期的に内容が変わる博物館。アートとデザインが触れ合う場所となることを意識しています。

동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)文化体験やショッピングが楽しめる「デザインマーケット」


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)展示室の入り口


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)デザインマーケットからラボへの導線


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ラボの入り口


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ラボ入り口のフロアサイン


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ラボ入り口脇にあった消火栓。壁面と同じ仕上。笑


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ラボ内部。コラボレーションしやすい造り


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ラボの壁面。


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)デザインマーケット


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)デザインマーケットのコリドー。うねっているので居場所が解りにくい。笑


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)トイレの導線


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)企画展示室


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)企画展示室

デザインマーケットは、その名の通り市場の様な様相で、その廻りにユニークなプロダクトを扱うメーカーが直営しているショップがコリドー状に配置されています。見学当日は、デザインマーケットでの買い物に時間を費やしてしまい(笑)、ミュージアムの見学が時間切れになってしまったのですが、マーケットからのラボへの導線、展示室へのアクティビティはユニークで、脚を運びたくなる(故に迷う。笑)つくりです。賛否両論分かれる所ですが、個人的にはこれはこれでありかと。クリエイティビティーを啓蒙し、デザインとマーケットを繋ぐ役割を担っている以上、このくらいのユニークさは必要だと思います。

동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)デザインラボの外部入り口。恣意的な入り口が多く、回遊を促すプランニング


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)公園側


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジ公園側から


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)敷地内のキオスク


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジ公園側の近景

アンダーグランドエリアはRC造、外壁はS造に3Dアルミパネルによるダブルスキン構造。内側の窓に合わせてパンチング状に打ち抜かれたアルミパネルが配列されていて、採光が取れるようになっています。また夜は、この窓の灯りが外に漏れ幻想的な風景を創り出します。アルミパネルの精度も納まりも美しく、雑な印象を受けた香港のイノベーションセンターに比べると、施工の精度がこの建築の魅力を引き出している一要素である事を改めて感じます。

동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)外壁の3D アルミパネル


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)外壁の3D アルミパネル。パンチングとフラットパネルの対比


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)公園側からアンダーグランドへ続くスロープ


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッッジトンネルの近景


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ブリッジをアンダーグランドから眺める


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)アンダーグラウンドから眺める


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)アンダーグランドからブリッジを眺める


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)遺跡エリア

この東大門デザインプラザ、建設途中に重要文化財級の遺跡が発掘された事もあり、その遺跡の保存形態やそれに伴う設計変更を幾度となく重ねた事もあり、新国立競技場同様批判にさらされています。また、デコンストラクションの「コンテクスト無視(その土地の持つ歴史や文化的な背景を無視する事)」も批判対象に。デコンストラクションはコンテクストを無視しても、モダニズム建築が辿ってしまった退屈な形態から逸脱する事に主旨を置くのですが、この辺は建築の歴史を知らないとなかなか理解されにくいのかもしれません。むしろコンテクストに主旨を置くのであれば、それを与件のプライオリティーとして先に掲げた上で、論評するべきです。

これに対してのザハの回答が新聞の記事になっていました。そのまま引用すると・・

DDPがあまりに大きすぎるのではないかとの質問に、「何を基準に大きすぎると言うのか、こちらから質問したい。スケールは建築家に与えられた要件です。DDPのように機能が特化した建物を設計するときは、厨房や台所、寝室みたいに減らせるもんじゃないんです。箱型の建築物にしたらもっと大きくなっていたでしょう」周辺のコンテクスト(脈絡)を受け入れられなかったという批判には、「DDPのような文化プロジェクトでは、都市の脈絡を再考して新たなアイデアとして始めることが重要だ。周辺の環境も重要だが『新鮮さ』『新しさ』を考えるしかない」。ステレオタイプ(固定観念)が死ぬほど嫌い、10歳からわざわざ変な服だけ選んで着ていたという彼女らしい答えだった。(朝鮮日報「東大門デザインプラザは、幼い頃から遊んでいた非対称の鏡が動機に」より 2014/03/12 03:40)

「建築という、土地との結合という意味で、展示場を地形に溶かそうと努力した」「DDPは、規模と構造の面で、建築自体が地形になった」と自負した。「建物の土地がもともと、東大門運動場だったことは知っていた」として、その歴史を保存するために、照明灯を残したとも説明した。また、建築の過程で見つかった城跡や1900年代の水門施設も「建物に溶かした」といい、「石造りやコンクリート、金属の材質が自然な調和をなした」という。(ハンギョレ「東大門デザインプラザがぶっ飛んでるって?」より 2014/03/12 11:09)

非常にザハらしい回答かなと(笑)ザハを起用したいのか、コンテクストを優先させたいのか?この辺の曖昧さがこの新聞の論評でも窺い知れますね。

동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)地下鉄駅へと続く飲食エリア


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ジョイント部分


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ミュージアム棟


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)ミュージアム棟レセプション棟


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)レセプションカウンター近景


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)レセプション。コーリアンによるシームレスで美しいカウンター。


동대문디자인플라자 見る角度で見事に異なります。


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)自動ドア部分


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)自動ドアも斜め。笑


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)


동대문디자인플라자(東大門デザインプラザ)アンダーグランドからブリッジを見上げる

ファッションビル側の地下にあるスペース。地下鉄駅からも近く、ファッションビルの前への地下道にも直結してます。こちらにはコンビニや飲食店、コスメや洋服屋さんなどがあり、このパブリック空間デザインもザハの手によります。三線直結する東大門歴史文化公園駅からファッションビルのミリオレとグッドモーニングシティへのアクセスのハブとしても機能していて、単なるデザイン施設としてのみならず、公共施設としての役割も担っています。

批判にさらされつつも、そういう当初の目的、周辺環境との接合、この建築の持つ話題性を考慮すると、十分役割を果たしているのではないかと。韓国の新聞が「大きすぎる」と書いていますが、このプログラムは韓国サイドがザハに提示したものであり、実際現地に立つと商業エリア故に違和感が無く、外苑エリアに70m近くそびえる新国立の計画に比べれば馴染んでいます。(この70mの与件も日本側が提示したものですけどね)ランドスケープの良い乙支路側からのビューはコンパクトで、グランドラインからのビューは思っている程巨大ではありません。

香港のイノベーションタワーは大学の研究施設でしたが、こちらはデザインを媒体にした公共施設。街の資産ですし、皆でシェアしながら育んで発信していく意気込みみたいなものを強く感じ、その意思をザハが建築として表現している。そういう意味でも、この建築・施設は十分成功していると思います。ザハが死んだ今、建築界の担い手たちが、世界中からこの建築を観に来る訳ですからね。。

店名 東大門デザインプラザ(DDP)
住所 ソウル特別市 中区 乙支路7街 2-1 (서울특별시 중구 을지로7가 2-1)
道路名住所 ソウル特別市 中区 乙支路 281 (서울특별시 중구 을지로 281)
電話番号 02-2153-0000  
営業時間 10:00~22:00 (デザインマーケット10:00~翌2:00、展示施設10:00~19:00/水・金10:00~21:00、チケット販売は閉館時間の1時間前まで) 
※オウルリム広場は24時間 休業日 月曜日(ミュージアムのみ)、1月1日
日本語 一部スタッフ可 その他外国語 英語 中国語
交通 ・地下鉄2号線東大門歴史文化公園(トンデムンヨッサムナコンウォン、Dongdaemun History&Culture Park)駅 1番出口すぐ
ホームページ www.ddp.or.kr
料金 無料

SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10 
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom 

 

 

Seoul 2016 Vol.03|仁寺洞・ 꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)

 次に向かったのは仁寺洞(インサドン)。次はwikipediaからの引用ですが

仁寺洞(インサドン、인사동)は、韓国の首都ソウル鍾路区にある地域である。仁寺洞キルという通り沿いに多数の骨董品店・古美術店・陶磁器店・ギャラリー喫茶店・伝統工芸品店・土産物店などが並ぶ、ソウルの文化の街として知られている。

꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)

いろいろな骨董品や美術品が見て取れ、文化人が多く住んでいる街、仁寺洞。ここにあるレストラン「꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)」は伝統的な韓食をオーガニックの食材のみで調理するお店で、ソウルで流行中の健康食ブームの先陣を切るお店です。オーナーさんは、童話作家で自身が食していたオーガニック料理を多くの人にも食べて欲しいという願いからオープンさせたお店が꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)になります。

꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)のシンプルなサイン


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)のファサード


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の店内。ランチ時は満席で入れないので14時前に入るのがお薦め


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の店内。伝統的な韓屋をリノベーションした素朴なインテリア


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の店内。伝統的な韓屋をリノベーションした素朴なインテリア

ランチはアラカルトは無く、ランチセットとランチコースのみ。僕らはランチコース(23000ウォン=2300円)をオーダーし、オーガニックのビールを頼みました。暑かったので(笑)

꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)で提供されるオーガニックビール。重厚で深い味わい


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の前菜。かいわれ大根、サツマイモ、りんごのサラダ


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の前菜。ピーマンとなしとキウイフルーツ、韓国納豆の一口サラダ


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)の前菜。和え物三種


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)のメインデッシュ。鯖と大根のキムチ煮込み。


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)のメインデッシュ。オーガニック野菜の天ぷら


꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)のテーブルセットの一部。

ポーションは小さいですが、副食を多く出す韓食のスタイルを踏襲していて、全部いただくとお腹いっぱいになります。美食というよりもカラダに優しい食事といったイメージ。全体的な味付けは薄く、物足りない人もいるかもしれませんが、鯖の煮込みはとても美味しくて、これでご飯二杯はいけます。笑)お茶碗が小さいので二杯いけるという意味なのですけどね。。

野菜を多めにとって、血糖値を下げてからお吸い物、雑穀米、メインの煮込みとてんぷらという流れは、理にかなっていますし、好感がもてます。インテリアも料理同様素朴で、違和感が無く食事を楽しむことができます。14年前くらいだと、この手のお店ってほぼ皆無だったのですが、時代を感じるというか、世界的な健康食の流れ、スモールポーションで多彩という飲食界の潮流はここでも感じることができました。

꽃,밥에 피다(コッ・バベピダ)

  • 인사동16길 3-6
  • Seoul, South Korea

仁寺洞の街並

仁寺洞の街並


仁寺洞の街並


仁寺洞で見掛けたギャラリーカフェ。建築デザインがユニーク。


仁寺洞で見掛けたチマチョゴリのドレスを扱うショップ。建築デザインがユニーク。


仁寺洞の路地裏

SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10 
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom

 

Seoul 2016 Vol.02|三清洞・北村韓屋村・YIDO

今回の視察の目的地の一つ、三清洞(サムチョンドン)と北村(プッチョン)の韓屋村へ。 安国駅から徒歩五分。昔ながらの韓屋(ハノッ)をリノベーションしたレストランやカフェ、ショップが集まっており、近くには狭い路地に韓屋がぎっしりと並ぶ「北村韓屋マウル」があります。日本でもそうですが、昔のお金持ちは大抵高台に居を構えます。韓国でも然りで、この三清洞の韓屋は比較的裕福な家の家屋の集合で、凝った設えの家が軒を連ねます。

地下鉄3号線安国(アングッ)駅


三清洞の植樹。季節柄、夏紅葉などが点在し、街に彩りを与えます。


三清洞の典型的な路地


三清洞の鬼瓦と外壁のパターン


三清洞のショップサイン


三清洞の典型的な韓屋。重厚な外壁と門で構成されている。


三清洞、北村の典型的な路地


三清洞、北村の韓屋の外壁パターン


三清洞、北村の韓屋の路地と外壁パターン


三清洞の伝統的な家屋


三清洞、北村の路地


三清洞、北村の韓屋の外壁パターン。レンガ造は比較的近世(明治時代くらい)に建てられた韓屋。


三清洞、北村の韓屋の外壁パターン。最近のもの。


三清洞、北村の韓屋の門づくり。最近のもの。


三清洞の鬼瓦と外壁のパターン

 個人的に韓国・ソウルへは、仕事と視察で何度か訪れているものの、三清洞や北村へ脚を運ぶのは、これが初めて。14年前の視察時は、水原にある民俗村へ行き、韓国の建築の様式や素材などを見てきました。こちらの方が伝統的な韓屋の造りが、両班や農民の家と行った具合にカテゴライズされてわかり易いからです。また、民俗村の場合、サムルノリの様な伝統舞踊(音楽)や馬上武芸のような芸事も見学出来ます。三清洞や北村の韓屋の場合、時代背景が異なる家屋が街として連なっている事がポイントで、時代背景が異なっていても、外敵からの侵入を防ぐ為に重厚な外壁と門を構える造りはほぼ一緒と言った感じの特徴が見て取れます。

比較的最近建てた住宅と路地の関係。風致規制故か建築のトーンが揃っていろ


三清洞、北村の韓屋の外壁パターン


三清洞、北村の韓屋の外壁に書かれたハングル・サイン


三清洞、北村の韓屋の典型的な門構え


三清洞、北村の韓屋の典型的な門構え


三清洞、北村の韓屋の典型的な路地

民俗村を見学した時は、余り感じなかったことですが、三清洞、北村の典型的なの韓屋は押し並べて軒が低く、建物のボリュームを感じさせない造りになっています。韓国の伝統的な住宅建築は、重層にしないイメージがあり(この辺の理由はちょっと調べてみないと解りませんが)路地との関係性なのか、単に狭い土地に対して陽の光を取り入れる工夫からなのか、興味がわきました。

青磁や白磁をベースに作陶する女性作家イ・ユンシンのショップギャラリーyido。


yidoの店内。ソウルで気になるレストランの器は、この人が手がけているものが多い


yidoの作品。ソウルで気になるレストランの器は、ここで手がけているものが多い

北村韓屋村には、韓屋をリノベーションしたショップが数多くありますが、伝統的な所作を取り入れた器や陶器を扱うショップ&ギャラリーも点在します。今回の視察は器やレストランでの持て成し方もチェックする目的があったので、ソウルの有名レストラン御用達の作陶家イ・ユンシンさんのギャラリーyido(イド)にも立ち寄りました。青磁や白磁と言った韓国の伝統的な作陶技法をモダンに解釈し、使いやすい器に仕立てているのが特徴です。印象的なのは、釉薬の色彩。青磁の青でも釉薬を繊細に扱っていてシンプルな形故に印象に残りました。

食器は、その国の食生活と密接に関わっています。韓国の作法の場合、器を手に取って食べる事はNGで、箸で摘んだり、スプーンよそって食事を取ります。なので器は原則、膳の上に載せっぱなし。また、大勢でシェアする主菜やメインデッシュと御飯、副食などの個々に配食するものを明確に分けていて、陶器でも蓋をつけたり(保温)と日本とは異なる特徴があります。yidoの器もその辺を考えられて創られており、現代ならではの作陶でモダンにつくられています。後述の茶啖 (タダム) モダンコリアンキュイジーヌでは、メニューの内容に即したカタチで提供されていてとても印象に残りました。

 

SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10 
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom

 

Seoul 2016 Vol.01|Ibis styles Ambassador Seoul Gangnam

ibis Styles hotels kangnamの2Fバースペースのパーテーション

ある飲食店舗の業態開発と空間設計の参考の為の視察で韓国・ソウルに行ってきました。個人的には5回目の韓国で、そのうち4回はソウル市内。前回訪問したのは昨年なのですが、ソウルではなく水原でソウルには数時間しか滞在しなかった事もあり、記憶的にはその前の訪問(同じクライアントの新店のデザインネタ探し)になる2002年・・ということで14年ぶりと言った感じです。羽田空港から金浦空港という街からのアクセスの良い空港という組み合わせも初めての経験です。

金浦空港。2016年5月1日


三成駅(サムソン)。2016年5月2日

街の雰囲気は昨年の旅行で何となく掴んでいるのですが、明洞や仁寺洞は勿論、アックジョンもかなり雰囲気が替わった印象で、洗練されたお店が増えました。昔ながらの焼肉店もあり、新旧混在している雑多な部分も残っていますが、エリア事の棲み分けが進んでいる印象を受けました。

ibis Styles hotels。世界中にあるイビスのコンセプトホテル。


ibis Styles hotels kangnamのレセプションカウンター。


ibis Styles hotels kangnamのラウンジスペース。

今回はショートトリップ(三泊四日)で視察がメインでしたが、GW中の強行視察だった事もあり(笑)、ホテルがなかなか取れず苦労しました。最終的に決めたのは、江南エリアの三成駅&COEX近くにある、Ibis styles Ambassador Seoul Gangnam(イビス・スタイルス・アンバサダー江南)。世界中にあるIbisですが、バジェットラインの価格帯で「スタイル」というコンセプトの元、デザインや設えで提供しているホテルです。イビス・スタイルスの場合、明洞にも同じコンセプトのホテルがあるのですが、こちらはあいにく満室でした。ちなみに三清洞や仁寺洞、明洞あたりの観光ならこちらが便利です。

ibis Styles hotels kangnamの9Fエレベーターホール。フロアー事にデザインが異なる。

視察する先が、ソウルで流行しているオーガニックやコリアンキュイジーヌの飲食店、作陶家が運営するギャラリー&カフェ、伝統家屋が並ぶ韓屋街、ザハの遺作になってしまったDDPなど、事前に決め打ちしていたので、視察先が多い江北側の明洞辺りを定宿にした方が便利でした。同時に地下鉄とタクシーが便利で、今までの経験でだいたいの場所は地図を見なくても察しがつく事もあり(笑)空港からのアクセスの良いCOEX近くで手を打った感じです。ちなみにCOEXはバスターミナルの機能と空港チェックインの機能が備わっていて、大韓航空やアシアナ航空(とANAのコードシェア便)、JALもチェックイン出来ます。空港で並ばずにすむので、大変便利です。

ibis Styles hotels kangnamの9Fエレベーターホールサイン。


ibis Styles hotels kangnamの9Fエレベーターホールのカーペットパターン。


ibis Styles hotels kangnamのレセプションエリア。

Ibis styles Ambassador Seoul Gangnamですが、リノベーションして生まれ替わったホテル。設えというよりも若々しいデザインで勝負している感じで、バジェットライン故かホテルの部屋は全般的に狭いです。ショートトリップやビジネストリップなら快適ですが、ロングステイだと厳しいかもしれません。フロアー事にパブリックデザインが変えられていて、何回来ても飽きないように工夫がこらしています。部屋にバスダブは無く、シャワーのみで、トイレはウォシュレット完備(笑)。ソウルに限らず海外のホテルでウォシュレット完備ってまだまだ少ないのです。アメニティは最小限ですが、一通り揃っており男性なら困らないと思います。

ibis Styles hotels kangnamの9Fルーム誘導サイン


ibis Styles hotels kangnamのスタンダードルーム


ibis Styles hotels kangnamの1Fエレベーターホール

2FにBar(ただし21:30閉店。笑)とレストランが併設されていて、ジムやサウナなど一通り揃っています。ちなみに朝食を付けた場合は、大抵のホテル同様ビュッフェスタイル提供されます。フードの種類は多くありませんが、バジェットラインのホテルならこんな感じなのかなと。

ibis Styles hotels kangnamの2Fレストラン


ibis Styles hotels kangnamの2Fレストラン。サラダバーが常設されています。


ibis Styles hotels kangnamの2Fレストラン。カラーガラスの壁面とイラストレーションが楽しい。


ibis Styles hotels kangnamの2Fレストラン。ルーバー状のパーテーション。


ibis Styles hotels kangnamの2Fレストランの朝食ビュッフェ。


ibis Styles hotels kangnamの2Fバースペースのパーテーション

このホテルのネガティブな部分を上げるとすればアクセス。COEXに近いと書きましたが歩いて10分程度掛かります。三成駅までが7分程度。地下鉄駅までの歩く距離が中途半端な感じですが、これさえ目をつぶれば価格に見合ったホテルだと思います。

ibis Styles hotels kangnamの2Fバースペースのパーテーション

 

SEOUL  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

Photo / Text : HIRASAWA FUTOSHI 
Camera : Fujifilm X-Pro1 & X-T10
Lens : Fujifilm XF14mmF2,8 & XF18mmF2 & XF35mmF1,4
Photo retouch : VSCO & Lightroom

 

 

Ho Chi Minh City 2016 Vol.05|サイゴンの食事・SPA

ホーチミンシティー・サイゴンの食事の事。SPAの事。

今回は仕事の視察が目的でしたが、一番楽しみにしていたのは食事。笑
ベトナム料理は、米食ですし鶏や魚などレパートリーも多く、またモダンなキュイジーヌも多くあると聞いていた事もあってとても楽しみにしていました。また、CAFEやBarもクオリティが高く、正直店舗のデザインは余り期待していなかった(失礼!)のですが、良い意味で期待を裏切られました。そんな感銘を受けたお店をリスペクトも込めてご紹介します。

 

Khanhcasa Tea house (クアンカーサ・ティーハウス)

Khanhcasa Tea houseのエントランスのランタンとグリーンのディスプレイ


Khanhcasa Tea houseのエントランスのランタンとグリーンのディスプレイ


Khanhcasa Tea houseのファサード


Khanhcasa Tea houseのラウンジ


Khanhcasa Tea houseのカフェカウンターとデザートのショーケース


Khanhcasa Tea houseのラウンジ天井の壁画


Khanhcasa Tea houseのラウンジ


Khanhcasa Tea houseのサービスカウンター


Khanhcasa Tea houseのサービスカウンター


Khanhcasa Tea houseのステップフロアー側の階段からラウンジを眺める


Khanhcasa Tea houseの置物

到着当日、ホテルにチェックイン出来たのが9:00近くで遅かった事もあり、食事はホテル近くのLAP&ROLL(後述)で済ましたのですが、その後ドンコイ通りを散策して見つけたお店。インテリアの素晴らしさに目が行き、お茶でもしようということで入りました。箱のサイズは大きく150坪くらい。深夜(23:00閉店)は、バーかティーメニュー以外はオーダー出来ない事もあり、ジンジャーティー(冬瓜のシュガー漬け付き)を頂きました。この写真、取り忘れてしまったのですが、ティーカップも素敵で目利きのある方がセレクトしているのが一目で分かります。

インテリアは、上の写真の通りでフレンチコロニアルの様式美の中にベトナムの土着的なアクセントが折衷されていて思わず見入ってしまいます。天井の壁画も天井全体をモルタルで扱いた上に装飾されていて、荒くダイナミック。ラスティックな要素もあり、とても今っぽいインテリアデザインです。トリップアドバイザーでもホーチミンシティー14位の評価。納得です。 

Khanhcasa Tea house
住所 46-48-50 Đồng Khởi, quận 1, saigon
電話番号 01266666657
メール khanhcasa.sg@gmail.com
ウェブサイト http://www.facebook.com/khanhcasa.teahouse

 

Hoa Tuc  (ホア・トゥック)

Hoa_Tucのエントランス

モダンなベトナム料理を提供してくれるレストラン、Hoa Tuc。ハイバトロン通りからゲートをくぐった奥にあります(グーグルマップだとちょっと分かりにくい)。観光客が並ぶようなお店です。僕らは二日目の視察の後、夕食をしに行ったのですが19:00頃でも運良く並ばずに入れました。もう少し遅いと混雑して並ぶ様です。席はガーデン席を選択しました。

Hoa Tucのガーデンエリア


鶏とネギとパクチーのフォー


赤米とピーナッツと鶏の炒飯。絶品!


鰆と野菜のライスペーパー


ドイツワイン、ゲンティルヒューゲル。リースリング系の甘めの白ワイン

もう一品煮付けを頼んでいたのですが、写真撮り忘れてしまいました。これも美味しかった。この日は今回の視察に同行してもらった行さん(ISSUN)と二人で食事に行ったのですが、二人で丁度いいポーションで、廻りを見ても同じような点数でオーダーされていた方が多かったです。

食事して一時間位で満席に

ベトナム料理全般、淡白な味付けに付けだれで味を調整する感じが多いのですが、ここはアレンジがされていて味付けも日本人にも合う感じでした。ホーチミンでは高級店なのかもしれませんが、700000ドン位ですから日本の感覚だとリーズナブル。おススメです。トリップアドバイザーの紹介ページもご参考まで。 

Hoa Tuc 
営業時間 月-日: 11:00~23:00
住所:74/7 Hai Ba Trung, Dist. 1, Ho Chi Minh City,Vietnam
支払い方法 Visa、現金払い 予約可
電話番号 +84 8 3825 1676
メール info@hoatuc.com
ウェブサイト http://hoatuc.com/
https://www.facebook.com/HoaTucSaigon/info/?tab=page_info

 

Propaganda SAIGON(プロパガンダ・サイゴン)

Propaganda-店内の壁画

サイゴン大聖堂の近くにあるレストラン。ここは二日目のランチで利用し、ランチコンボをオーダーしました。ここも観光客で大賑わいでしたが、お洒落なベトナムの女の子たちも多く見掛けました。プロパガンダアートの壁画があり店名にリンクしていますがキャッチーな感じで、女性受けしそうなインテリアデザインです。

Propaganda-Restaurant-テラス席の様子


Propaganda-Restaurant-店内の様子


Propaganda-Restaurant-店内のプロパガンダ・アートの壁画


Propaganda-Restaurant-天井は高く開放的な空間


ランチコンボで選べるベトナムコーヒー


Propaganda-Restaurant-ランチコンボのメインデッシュ、ローストチキンとピーナッツと野菜のデッシュ


Propaganda-Restaurant-ごませんべい?のようなもの。食感がよくてデッシュのお供で出されます


Propaganda-Restaurant-ランチコンボのメインデッシュ、ローストチキンとピーナッツと野菜のデッシュ


Propaganda-Restaurant-ランチコンボ


Propaganda-Restaurant-ランチコンボのメインヌードル。海老と唐辛子のフォー。ちょっと辛めだけど絶品です


Propaganda-Restaurant-店内からテラス側を見る

ランチのコンボセットは、メイン+ヌードル+ベトナムコーヒーにせんべい?の組み合わせ。メインとヌードル、コーヒーは日替わりでチョイスできるようで毎日行っても飽きないかもしれませんね。味付けも外国からの観光客を意識したような感じですが、美味しいです。近くにお立ちよりの方は是非脚を運んでみるといいと思います。

PROPAGANDA SAIGON
住所 21 Han Thuyen. Q1, ホーチミン市 70000
電話番号 3822 9048
ウェブサイト http://www.propaganda.vn
https://www.facebook.com/propagandasaigon/info/?tab=page_info

 

Quán_Bụi(クアン・ヴイ)

Quán_Bụi(クアン・ヴイ)の外観。一棟全てがお店になっています

最終日に訪問した外国人のオーナーが北ベトナム料理に感銘を受けてオープンしたベトナムキュイジーヌのお店。80%位は地元に住んでいる外国人と観光客で占められています。100%オーガニックでフレッシュな食材しか使わない事でも有名なお店です。ビーガン向けのメニューも豊富。

Quán_Bụi(クアン・ヴイ)のキッチンサイド


Quán_Bụi(クアン・ヴイ)のコロニアルタイル


海老と野菜とココナッツの炒め物。味は酢豚そっくり 笑


鰆と蟹クリームが入ったライスペーパーの揚げ物


Quán Bụi(クオンヴイ)のブラウニーのチョコレートがけ

 上記以外にブイヨンの焼きそばなどをオーダーしましたが、どれも美味でクオリティーが高かったです。この界隈はレストランや日本食の居酒屋、イタリアンバルなどが入り乱れて(笑)独特の雰囲気がありますが、その中でも抜群にお洒落なお店です。インテリアのクオリティもラスティック&ベトナニーズのエレメントが入っており、センスが良いです。他のフロアーもシーンが変えてあるので、次回は別なフロアーに行ってみたいです。

Quán_Bụi(クアン・ヴイ)
電話番号:+84 8 3829 1515
メール:quanbui8nvn@yahoo.com. danhtribeco@yahoo.com
支払い方法:Visa、American Express、Mastercard、現金払い
ウェブサイト:http://quanbui.vn
https://www.facebook.com/quanbuirestaurant/

 

CHI HOA VIETNAMESE CUISINE

CHI HOA VIETNAMESE CUISINE 外観


CHI HOA VIETNAMESE CUISINE 2階の店内の様子

ベトナムの美味しい家庭料理を提供してくれるカフェですが、評価が特に高いのはコーヒーとケーキとバインミーセット(朝食セット)。僕らはランチを頂きに行ったのですが、ランチセットも構成が素晴らしい上、リーズナブルです。

ベトナムの美味しい家庭料理の数々

見た目に違わず、素朴な家庭料理ですが、鶏の南蛮漬けのようなものがチキンライスとマッチしていて、野菜のスープの出汁も言うことなし。日本語のメニューもあり、旅行者に優しいのもポイント。アットホームな雰囲気で、華美ではない洒落た陶器にベトナムらしさを感じました。

CHI HOA VIETNAMESE CUISINE
住所:31A le Thanh Ton Street | District 1, Ho Chi Min
電話:84838273155

 

Wrap & Roll(ラップ&ロール)

Wrap&Rollの外観。市内のあちこちにあるベトナム春巻き専門店


Wrap&Roll 閉店一時間前に訪れたのでガラガラ


Wrap&Roll 定番中の定番、「GOI CUON TOM(ゴイクントム)−海老の生春巻き」


Wrap&Roll ホウレンソウを餅で巻いた揚げ餅


Wrap&Roll ホウレンソウを餅で巻いた揚げ餅は甘辛い付けだれで頂きます


Wrap&Roll 野菜と肉団子とがんもどきのフォー。絶品


Wrap&Roll 鶏肉と野菜を自分でラップする春巻

ベトナム中の生春巻きを40種類取り揃えているので、選ぶのに困りますが僕らが頂いたものは全てはズレ無しでした。ヘルシーですし、市中に展開しているので発見率も高いです。アジアにも進出しているようなので、東京にお目見えするのも時間の問題かもしれませんね。

Wrap & Roll(ラップ&ロール)
住所 97b Nguyen Trai St,Dist1,HCM City
電話番号 08-3925-3639
営業時間 10:30-22:30
休業日 テトホリデー3日間
クレジットカード OK 日本語 日本語不可、英語可 日本語 Menu あり
ホームページ www.wrap-and-roll.com/
支店:ハイバーチュン通り、ダイアモンドプラザ(フードコート内)など全部で6店舗

 

Temple Leaf Spa & Sauna / Saigon Heritage Spa

Saigon Heritage Spa エントランスでお姉さんがお出迎えしてくれます。笑


Saigon Heritage Spa 施術室までの長い廊下


Temple Leaf Spa & Sauna 上のSaigon Heritage Spaとは姉妹店。


Temple Leaf Spa & Saunaのラウンジ

 トリップアドバイザーのホーチミンシティーのウェルネスランキングで1〜4位を独占するSPA専門店グループの中で特に評判の良かった二つのSPAに行ってみました。

一つ目が Saigon Heritage Spa。低廉な価格でメニューが構成されていて、ボディマッサージをチョイス。まずオイルマッサージをベースに暖めた石で体全体をほぐします。その後、タイ古式とバリ式をミックスしたようなマッサージで締める感じ。マッサージは良いのですが、人によってはちょっと荒い印象を受けるかもしれません。価格がリーズナブルなので、初めての人にはおススメです。

二つ目は、系列店の Temple Leaf Spa。こちらも大変評判のいいSPAで、時間によっては結構待たされてしまうようです。メニューそのものはバリエーションがあり、僕は90分のフットマッサージを二日目に、ボディマッサージを三日目に受けてきました。笑 内容は、Saigon Heritage Spaと一緒ですが、施術される方のスキルが圧倒的にこちらの方が上で丁寧です。さすがにトリップアドバイザーでエクセレントマークが付いているだけの両店なので安心して入れます。二つのSPA共に、荷物はベッドの下の籠に入れるので置き引きのような心配はありません。また施術後にお茶を出してもらえるのですが、これがとても美味しくリラックスできます。おススメです。

Saigon Heritage Spa
住所: 69 Hai Ba Trung street, Ben Nghe ward, Dist 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
電話番号: (84)987.400.544

Temple Leaf Spa
住所: 74/1 Haibatrung.Dist.1, Ho Chi Minh City,Vietnam
電話番号: +84 8 6291 3656

 

 

Ho Chi Minh City  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

 

 

Ho Chi Minh City 2016 Vol.04|3A STATION

3A STATION。アトリエの入り口

オフの日の見学。アートギャラリー、デザイナー直販のショップ、アトリエ、カフェが融合した施設 3A STATION

サイゴン川添いのレタントン通りに位置し、ホーチミンの中でもクリエイティブな人達が集まって出来たような複合施設3A STATION。香港のPMQ元創方上海のM50台北のHuashan1914(華山1914文創園区)ソウルのPLATOON KUNSTHALLに該当するような施設で、駅関係者の庁舎をリノベーション&コンバージョンして創られたクリエイティブスポットです。

3A STATION。アプローチからのビュー


3A STATION。アトリエの入り口


3A STATION。mais GALLARYの壁画アート


3A STATION。最奥のアプローチ部分


3A STATION。案内サイン


3A STATION。アプローチにある壁画アート。シンボルになっています


3A STATION。訪問した日は旧正月最終日で正月飾りで彩られていました


3A STATION。スタジオ?の入り口


3A STATION。壁画アート。でかいです


3A STATION。カフェやケーキショップがあるエリア


3A STATION。カフェやケーキショップがあるエリアの最奥部分


3A STATION。Kujuz 3son Cafe。旧正月休みでここしかお店が開いていませんでした。泣


3A STATION。Kujuz 3son Cafeのインテリア。木サッシュがずらりとコラージュされています


3A STATION。Kujuz 3son Cafeのキッチン。ベトナムコーヒーが35000ドン(175円)也


3A STATION。Kujuz 3son Cafeの窓枠

あいにくの旧正月で、殆どのショップはお休み。なのでCAFEでは唯一オープンしていた Kujuz 3son Cafeに入りました。いかんせん暑くて長時間外には出られないので。ここでお茶しながら、外に出ては写真を撮っていました。笑

本来ショップがオープンしていれば、ホーチミンで話題のデザイナーが手がけた陶器「AMAI」などを物色出来たはずなのですが、ガイドに出ていたお店がクローズしていたり、ショップも入れ替わりをしているような状況なので、余り期待出来なかったかもしれません。ここ、公式サイト的なものがないので情報集めるのも一苦労でした。今後に期待したいです。

 

Ho Chi Minh City  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン研修旅行記はこちらのページでご覧ください。 

 

Ho Chi Minh City 2016 Vol.03|クチのトンネル / 統一会堂

オフの日の見学。ベトナム戦争の戦跡。クチのトンネル、統一会堂

クチのトンネル  Dia dao Cu Chi

ベトナムのホーチミン市から車で1時間半、クチ県を中心とした全長200kmの地下トンネルネットワーク。ベトナム戦争中に、南ベトナム解放民族戦線(ベトナム・コンサン=ベトコン)によってゲリラ戦の根拠地として作られ、ここよりカンボジアとの国境付近までトンネルが張り巡らされていた。戦時中、南ベトナム解放民族戦線の兵士たちは様々な工夫をして、狭いトンネル内に身を潜めて暮らしており、当時の地下生活の様子や戦争中に使われた罠の数々が、戦争史跡公園として残されています。

クチのトンネルが出来るまでの経緯、闘い、その生活を各国語に分けられた場所で10分程度のビデオを見させられます。


ビデオを見る小屋の外観。この小屋も当時の造りを再現


地下ネットワークに繋がる地上口


避難する為の入り口。小柄なベトナム人しか入れないようにギリギリのサイズで作られている


避難する為の入り口。小柄なベトナム人しか入れないようにギリギリのサイズで作られている


避難する為の入り口。小柄なベトナム人しか入れないようにギリギリのサイズで作られている


避難する為の入り口。小柄なベトナム人しか入れないようにギリギリのサイズで作られている


地下道にアクセスする為の入り口。


トーチカを兼用した地下入り口。


ベトコンの兵士の休息を再現した蝋人形


ベトコンが使用した戦車


南ベトナム政府軍、アメリカ軍に対し使用したトラップ


南ベトナム政府軍、アメリカ軍に対し使用したトラップ


南ベトナム政府軍、アメリカ軍に対し使用したトラップの数々


ベトコンの兵器工場を再現した小屋


主にアメリカ軍が落とした不発弾や残置した砲弾から火薬を抜き取り、独自の兵器を手作りでつくっていた

米軍が落とした不発弾から火薬を抜き取り、自分たちが使いなれている武器に変換したり、ヘビの毒を鈍器の先端に塗るなどした戦術がメイン。弾切れに苦労しなかったことも勝因の一つと言われています。

クチの名物で戦争当時も主食として食べられていたライスペーパー作りを再現している


ベトコン兵士の戦闘着の制作を再現している小屋


クチの戦闘指揮所。当時はこの指揮所があちこちに設置されていた


兵士の食堂と厨房がセットになった小屋


食堂小屋の内部


ベトコンの男性戦闘員、女性戦闘員を再現した蝋人形

 ベトコンの組織抵抗の拠点として構築されたクチのトンネルですが、途中トンネル内部を体験するエリアや実弾を発泡出来るエリア(オプション)があり、戦争当時ベトコンがどのようなゲリラ戦を強いていたかが良くわかる構成になっています。トンネル内部は長期戦を考慮した作りとなっていて、寝室や台所、食糧庫、戦略室に映画館までもあったそうです。最終的にアメリカ軍はクチのトンネルを攻略できずに撤退します。ベトコン側の被害は多大なものでしたが、地の利を生かしたゲリラ戦術はその後の陸上戦の戦術で世界に注目されることになります。またある学者が、「世界中の技術者を集めても、クチトンネルを作ることは不可能」といわしめたほど多様性に富んだ地下道と評価されています。

ちなみに南ベトナム解放戦線は、厳密には全員共産主義になびいていた訳ではないのでベトコンと呼ぶのは間違いだそうです。ただ、解放戦線=ベトコンと名称の方が通称のように通ってしまっているのが残念。とホーチミンから着いて来てくれたガイドのフエンさんが仰っていました。

統一会堂 Dinh Thong Nhat

統一会堂。前庭からの全景

南ベトナム政権時代の大統領官邸であり、同時にベトナム戦争終結のシンボルでもある「統一会堂」1975年4月30日、この門をベトナム解放軍の戦車が、突入無血入場して事実上ベトナム戦争は終結しました。全世界で流されたその映像や写真でこの歴史的な建物を思い浮かべられる人も多いと思います。統一会堂は南ベトナムの大統領官邸としての華やかな側面と、軍事会議室や脱出のためのヘリポートなど戦争の負の側面の両方を垣間みられる事ができます。

ゲート脇にあるスーベニアショップを兼ねた管理棟


統一会堂のエントランス。いわゆる玄関ドア的なものが無く風通しの良い造り


北ベトナムの政府軍が突入に使用した戦車が前庭の脇に展示されています


内閣閣僚が使用した会議室


来賓客間。統一会堂は東西にシンメトリー状の構成になっていてそれぞれのサッシュを開けると風が通るようになっています


来賓客間脇の廊下


慶節室は今でもサミットなどに使われているそう


エントランスから3Fまでアクセス出来る階段。チークをふんだんに使用した贅沢な造り


開口部のディティール。花崗岩の装飾とスチールサッシュの組み合わせですが、サッシュが細かく仕切られており、繊細に開け閉め出来るようになっています


2Fバルコニーから見た前庭


南ベトナム大統領が使用した国内賓客応接室


ライブラリー室


官邸のリビング


コリドー前の敷石のパターン


3Fにある、大統領の官邸。コリドーで開放的な造り

現在の建物は二代目で、1966年にベトナム人建築家ゴ・ベト・チューによる現代建築として再建されたものです。建築的にもその当時の世界的な潮流の影響も感じ、大統領の宮殿としては非常にモダンな設えだと思います。

 

 

Ho Chi Minh City  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン研修旅行記はこちらのページでご覧ください。 

 

 

Ho Chi Minh City 2016 Vol.02|Wind and Water Café / Cafe Quán Gió và nước

カフェ ジオ ヴァ ヌオックのガーデン

カフェ ジオ ヴァ ヌオック ( Wind and Water Café )

カフェ ジオ ヴァ ヌオック ( Wind and Water Café )は、ホーチミンシティーの郊外ビンズンにあるカフェ・レストラン。2006年にベトナム人建築家 Vo trong nghia(ヴォ・チョン・ギア)に依って設計、建設されたものです。日本では、ギャラリー間で開催された建築展「アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」で紹介され、バンブーのみで組上げられたフラジャイルで土着的な建築が注目を集めました。Wind and Water Café はオーナーチェンジ前の名称で、現在はジオ ヴァ ヌオックという店名で営業しています。

僕らはオフの日にガイドと車を手配していきましたが、 ホーチミンシティーから車で一時間ちょっと。現地のTVで紹介されて以来、この距離をバイクやスクーターで訪れる人も多いそうで、ちょっとしたデートスポットになっています。 元々、ここの土地オーナーから場所を借り受ける形で、ヴォ・チョン・ギアが計画を立案、建築家自らがオーナー兼デザイナーとして運営していたのですが、土地オーナーが建物を買い取る形で今に至ります。現在は、レストラン化する為にキッチンを増築して準備している最中でした。

カフェ ジオ ヴァ ヌオックのエントランス部分。右側の建物はバイクやスクーター専用の駐車場でこれもバンブーのみで組上げられています。


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのバイクやスクーター専用の駐車場。内部はこんな感じ。。


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのバイクやスクーター専用の駐車場のバンブーウオール


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのガーデン


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのガーデン


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのガーデンにある、単管と硝子で出来たシンプルな噴水


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのガーデンテラスのペア席


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン側の棟


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のストラクチャー


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟から水盤側を見る


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟から水盤面


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のバンブーの柱


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のバンブーの柱


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのキッチン棟のバンブーウオール


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のストラクチャー


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟から水盤面


カフェ ジオ ヴァ ヌオック。上の写真の反対面


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のバンブーの柱


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのウオーターガーデン棟のバンブーの柱


カフェ ジオ ヴァ ヌオックのドーム。元々バンブーのドームで覆われていたが崩れてなくなってしまった。笑

水盤に面したウオーターガーデン側は、華奢でストラクチャブルなバンブーによって組上げられており、粗く、フラジャイルな印象を持ちます。実際、エントランス脇にあったドームは、崩れてしまって(笑)今は仮設のシートで覆われていて、バーカウンターのみの凝っている状態。この辺のおおらかさもベトナムらしくて良いなと思いました。笑 ちなみに在りしのバンブードームはこんな感じです → Wind and Water Bar by Vo Trong Nghia。水盤面が視線に近い所まで上げられているので、水辺に近く臨場感があり、また噴水などによって水そのものに動きがあるので自然の中に包まれている感じを受けます。

建築の精度が粗い事もあり、土着的で人工的な作為を受けないのかも知れません。完成して10年近く建つ事もあり、周辺のランドスケープは馴染んでいて、良い意味で朽ちている部分があり、この建築のポテンシャルを感じました。

 

 

Ho Chi Minh City  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン研修旅行記はこちらのページでご覧ください。 

Ho Chi Minh City 2016 Vol.01|ホーチミンとサイゴン

視察で訪れたホーチミン・シティ

あるクライアントの現地視察とオフを利用してベトナム、ホーチミン・シティ(旧サイゴン)に行ってきました。個人的には二回目ですが、前回が約20年前(!)ですから、街の様相も変わり、洗練されている部分と旧来の姿を残している部分が折衷していて、食事の美味しさと相まって強く印象に残りました。行く前は全く期待していなかった(失礼!)のですけどね、そんな感じで、現地視察以外の(仕事の守秘上、書けないので)現地のオフ時間で廻ったお店やレストラン、見学した建築を中心に書きたいと思います。

レンタイトン通り沿いにある日本人向けの飲食店街

ホー・チ・ミンとサイゴン。ベトナム戦争が終わって、北ベトナム(社会主義国家)に統一される前まで、ホーチミンシティはサイゴンと呼ばれていました。今でも、街の中心街である1区と3区は「サイゴン」と呼ばれていて、流行の発信地として「サイゴン流」とか呼ばれているそう。笑)ホーチミンは、統一ベトナムの中心的指導者「ホー・チ・ミン」から取られています。

クリエイターのベース「STATION 3A」


ホテル コンチネンタル・サイゴン

今回はあるプロジェクトの視察が目的だったので、街を散策する時間が限られていたのですが、到着初日は、特に予定がなかったので食事をとるためにサイゴンの中心地ドンコイ通り周辺を散策しました。この辺りは洒落たお店も多く(レストランの事は後ほど)、また旧正月期間ということもあり街は活気でにぎわっていました。そして、バイク&スクーターの凄まじさに圧倒されました。笑

フランス人建築家ウジェーヌ・フェレによりオペラ・ド・サイゴン劇場として1897年に建築されたサイゴンオペラハウス


サイゴンオペラハウスの裏手、ハイバートラン通り沿いにある飲食ビル。


サイゴンオペラハウスの裏手で見つけた、小さな商店


ハイバートラン通り沿いにで見つけたカフェ


サイゴンオペラハウスの裏手にある空地とカフェ。この辺りはカフェがとても多く、遅くまで営業していました。


上の写真の別アングル。


ホーチミン人民委員会庁舎は1908年に完成した、フレンチコロニアル様式の建築。


ホーチミン人民委員会庁舎は中には入れないものの、夜のライトアップがとても美しいです。


ドンコイ通り。旧正月期間で正月を祝うライトオブジェクトが街を彩ります。


ドンコイ通り。反対側を見る。


街のあちこちで露天商のおばちゃんが色々なものを売っています


ホーチミンシティ最大のバックパッカー通り、ブイビエン通り。バイクの交通量を物ともせず、食事を楽しんでいます。笑

二日目は、主に視察中心で予定を組んでいたのですが、午前中〜16:00で視察が完了したので、そのまま街の散策へ繰り出しました。ちなみに気温30度・・

レタントン通りにあるレックスホテル


街で良く見掛けるゴミ箱。東京よりゴミ箱の数は圧倒的に多いのに、ゴミが散らかっているのが残念


ハンヒュイ通り沿いの歩道


ホテルから眺めるビテクスコ・フィナンシャルタワー


ホーチミンシティはあちこちで絶賛工事中。仮設の電線がアートになっています。笑


ホーチミンシティはあちこちで絶賛工事中。仮設の電線がアートになっています。別の事例。笑


グエンシエウ通りで見掛けた風情のあるアパートメント。1962は完成年度のようです。


グエンシエウ通りで見掛けたゴミ箱のゴミ回収車。


ミネラルウオーターの空タンクを沢山積んで疾走するおじさん。とてもシュールな光景。


グエンシエウ通りで見掛けた落書き


ランタントン通りで見掛けた、ベトナム国旗バナー


グエンシエウ通りで見掛けたフレンチコロニアル風のファサード


ランタン通りで見掛けた露天商。フォー仕込んでいます


ハイバトロン通りの路面店


ハイバトロン通りにある、アパートメント。かなりカオスです。


ハイバトロン通りにある、アパートメント。別アングル。


ハイバトロン通りで見掛けた、デジタルサイネージ。この絵面に社会主義国家である現実を突きつけられます

フランス植民地時代に建てられたものから、ベトナム戦争終結後に建てられた建物まで新旧折衷の様相を呈していますが、その建物をうまく運用しています。特にアパートやマンションの遊休地をカフェやレストランに転用していて、若年人口の多さ(ベトナムは国民の半分が30代以下)と相まって勢いを感じます。今回の行動範囲は、ドンコイ通りを中心に半径600m以内を行き来しているような感じでしたが(笑)街に密度があり、見応えがあります。

フレンチコロニアル様式をベースにホーチミンシティの気候風土にマッチさせた建築。


グエンデュ通りに並ぶカフェとレストラン


サイゴン大教会。1880年フランス植民地時代に建設されたもので、ネオ・ゴシック様式の教会


サイゴン中央郵便局。1891年に郵便・電信施設として完成。鉄骨設計はギュスターヴ・エッフェルが担当。コロニアル様式の建築です


グエンバンビン通りに新たに出来た書店街。新書旧書問わず扱っている本屋さんが軒を連ねます。


グエンバンビン通りに新たに出来た書店街にあるカフェ

 殆どのカフェにはwifiを完備しており、スマホ片手に寛いでいる若者や観光客が多く、ベトナムの人々がとても親切なこともあってストレス無く観光が楽しめます。強いて挙げれば、移動手段が徒歩かタクシーかセオム(バイクタクシー)やシクロ(自転車タクシー)に限られてしまう事、バイクの交通量が多く秩序が余りないので道を渡るのが一苦労、な事くらいでしょうか。今回は行動範囲が狭かった事もありますが、ホーチミンシティは日中が30度越えの常夏なので、距離がある時は迷わずタクシーを利用しました。初乗りが12000ドン(60円くらい)ですし。笑 ちなみにセオムやシクロは交渉制なのでなれていない方にはおススメ出来ないとの事。またタクシーもビナサンタクシー(白地)かマイリンタクシー(緑)のどちらかに乗るのが安全。これ以外だとぼったくるタクシーもあるそうです。笑

日中何もしないで休んでいる人が多いなと思ったら、暑いのでお昼時には昼寝を取る習慣がある事を翌日のガイドさん(後述)に教えてもらいました。暑いですから体力を温存させる智恵なのでしょうね。

個人的には二度目と言っても、前回が20年前ですから記憶が擦れていて断片的ですが、街の活況感はもとより、個性的で洗練されたレストランやカフェ、今時の格好をした若者、観光客の多さなどが目立ち、とても印象に残りました。街の雰囲気も上海や台北、香港やマカオやシンガポールとは異なり新旧折衷な景観のバランスが面白く、非画一的で地区によって景観の秩序が大きく変わるのが面白かったです。

 

 

Ho Chi Minh City  2016 Reported by Futoshi Hirasawa

過去のDesigncafeのデザイン研修旅行記はこちらのページでご覧ください。